Track 4
【響子】
「えっと、後片付けはこんな感じかな? もうゴミ落ちてないよね? 昌子、そっちは大丈夫?」
【昌子】
「空き缶、プラスチックパック、箸、スプーン、爪楊枝、全て分別済みです。後は会場のゴミ捨て場に捨てるだけです」
【響子】
「うん、バッチリだね! お兄ちゃんの方は? ……うん、なら大丈夫だねっ!」
【昌子】
「セックスの後片付けも難なく終わりましたし……お兄さんがティッシュやタオルを持ってきてくれていたおかげです。本当にありがとうございます」
【響子】
「響子達だけだと、ちょっとしか持ってなかったから足らなかったもんね……あ、あはは……想定されてたとするとその、えと……ちょ、調子に乗ったというか、今日はお祭りで気分が昂ぶってたから!」
【昌子】
「いわゆるハイテンション、という奴ですね……普段よりも積極的な事をしてしまいまし……姉さん、驚きの結果です。実は普段とあまり変わりませんっ!」
【響子】
「うう……や、やっぱり……で、でもでも、お祭り楽しかったし、花火綺麗だったし、その、お、お兄ちゃんも楽しかった……よね……?」
【昌子】
「……そ、その……つい我慢出来ずに色々としてしまいましたが、決してお兄さんを困らせたかった訳では無く、その……身体が求めてしまって……あ……手を……」
【響子】
「お兄ちゃん……えへへ、そうだよね。せっかくのお祭りだもん、手を繋いで、3人仲良くで帰らないとねっ!」
【昌子】
「そうですね、来年も再来年も……3人仲良く一緒に来たいです……」
;合わせで
【響子】
「だから、またお祭りに来ようね、お兄ちゃん♪」
【昌子】
「だから、またお祭りに来ましょうね、お兄さん♪」
;5秒程度間