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Instructions

【響子】 「このボイスドラマはフィクションだよ、お兄ちゃん」 【昌子】 「実際の人物、地名、団体、組織などとは一切関係ないですよ、お兄さん」 【響子】 「それと、このボイスドラマはアダルト作品だよ、お兄ちゃん」 【昌子】 「未成年のご購入、視聴はお控えください。また、公共の場で聞かれると相応しくない内容もありますよ、お兄さん」 【響子】 「響子とえっちな事をする内容が、いっぱい流れるからねっ」 【昌子】 「姉さんだけではなく、私も一緒ですよ、お兄さん」 【響子】 「あと、出来ればステレオで聞いてね、お兄ちゃん」 【昌子】 「姉さんと私が左右から話しかけますからね、お兄さん」 【響子】 「……………………」 【昌子】 「どうしたのですか、姉さん? いつもならここで色々と言ってますよね?」 【響子】 「あー、うん。ちょっとね、これで最後かーって思うと感慨深くてさ」 【昌子】 「ね、姉さんが難しい言葉を使ってます……もしかして偽物、でしょうか?」 【響子】 「最後の最後で偽物疑惑とか止めてくれる!? 響子だってその、少しは難しい言葉を言えるし、意味だって判るの!」 【昌子】 「ふふ、冗談ですよ、姉さん……そうですね、最後と思うと確かに感慨深い物があります。お兄さんと出会ってもう大分経ちましたが……ふふ、まさか最初の頃はこんな風になるなんて思ってなかったですし」 【響子】 「まぁねー……えへへ、ま、最後って言っても別にいつも通りだし、なんか湿っぽいからこれくらいにしとこっか!」 【昌子】 「そうですね、物憂げな姉さんの表情も素敵ですが、やっぱり姉さんは笑っている方が素敵です」 【響子】 「ありがと! それじゃ、最後だからいつもより元気よく……せーの」 *タイトルコール合せで 【響子】 「ちょっとヘンタイな双子の妹とハッピーエンドだよ、お兄ちゃん♪」 【昌子】 「ちょっとヘンタイな双子の姉とハッピーエンドですよ、お兄さん♪」 【響子】 「……んふふふ、最後の最後で大どんでん返しとか、そういうのもなくハッピーエンド! いやー、やっぱりこうじゃなくちゃね!」 【昌子】 「まぁ、大仰にしてますけど正直いつも通りなんですけどね……というか、最後の最後までぶれないのは良いことですが……」 *ここから台詞合せて、徐々にフェードアウト 【響子】 「……でも、結局昌子の変態さんは直らなかったね?」 【昌子】 「……つまり、結局姉さんは変態さんのままという事ですよね?」 【響子】 「……なんですって?」 【昌子】 「……なんて言いましたか?」 【響子】 「へーー、最後の最後だからこういうの良くないなーって思ってたのに、そういう事言うんだー。じゃあ、最後だから言っちゃうけど昌子、実はお兄ちゃんの事最初は苦手だったでしょう? 苦手な人が居ると昌子ってばいっつも響子の後ろに隠れてたもんねー、初めて会った時にあたしの後ろに隠れて、全然お兄ちゃんと喋ってなかったの今でも響子、覚えてるんだから。それに……」 【昌子】 「姉さんはいつも私の事を変態と言いますよね、別にそれは否定しませんがむしろオープンスケベなだけで姉さんだって最初から相当な物でしたからね? お兄さんが良い人だーって判ったらずーっと一緒に居て、あまつさえ私に内緒でお兄さんのベッドに忍び込んだり……あの時の事、今でもしっかり覚えてるんですからね? 私だって好意を持ってたんですから一声かけるくらいは……」 *5秒ほど間

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