こういう愛のある目覚めもいいものですね!
第一話 ネル子とのその後
とある学校の教室、放課後、生徒は皆帰っていた、ただ一人を除いて
ネル子 「すー、すー」
放課後、HR後も机に突っ伏して眠り続けていたネル子
ネル子 「すー、すー、すー、むにゃ、むにゃ、犯人はこのなかにいます、すー、すー」
ドアが開き主人公が入ってくる
ネル子 「すー、すー、すー」
主人公 「おきろ」
ネル子 「すー、すー、むにゃ、んー、ふぁいー、犯人はー実は私です。すいませんでした。んー、すーすー」
また寝るネル子
主人公 「お・き・ろ!」
ネル子 「すー、すー、ふぁい、んー、は、ぶ、部長!?」
あわてて起きるネル子
ネル子 「ど、どうしてクラスが違うハズの部長が私の教室に、んー、は、これは夢ですね。ではおやすみなさい、すー、すー、むにゃ、むにゃ」
主人公 「・・・・・・(怒)」
机をガタガタ揺らす主人公
ネル子 「ギャー、机を揺らさないでください!あー、冗談ですからぁ。起きますからぁ!あうぅ」
ネル子 「ふぁぁー、んー、ん(背伸び)、今日もグッドスリープでした。あ、ところで部長どうして私の教室にいるんですか?」
ネル子 「は、もしやついに教室エッチイベントフラグの回収ですね!ちょっとまってください、今光の逆行から最適のスポット割り出してカンペキな構図をってにゅー、はい、はい、もう寝言は良いませんからぁ、アイアンクローはやめてくらはい」
ネル子 「うぅ、今のでバッチリ目が覚めました。わかってますって、私と部長はCERO「A」ぐらいでも販売できそうな、お友達からヌルい感じでのお付き合い中ですもんね。あれ、そういえば教室に誰もいませんね」
主人公 「じゃあ行くぞ、もう放課後」
ネル子 「あ、もしかして、私放課後まで寝過ごしていました?」
主人公 「そうそう」
ネル子 「……じゃあ、部長は部室に来ない私を心配してきてくれたんですね。あはっ、うれしいです。感動です。えい」
腕を組むネル子
ネル子 「えへへ、腕組んじゃいました。あ、部長アタフタしてます。大丈夫です、誰も見ていませんよ。こういう愛のある目覚めもいいものですね♪」
ネル子 「それじゃあ行きましょうか、私達の放課後部へ、だから逃げようとしないでください、えへへ」