放課後に身体検査と騙される
*日記パート
「……何だろうなぁ、今日は一日ドタバタしてたからその場じゃあまり考えなかったんだけど……思い返してみると、お前、随分俺に悪戯してね?」
「朝は胸弄られたし、トイレじゃ……手マンだろ、あれ……お前との友情を疑う俺が居るんだけど……判ってると思うけど、俺は男なんだぞ?」
「直接聞いたらまたいぢめられそうだから日記で聞くけどさ……なんつうか、俺が女になっても抵抗ないって言うか、むしろ楽しんでるところあるよな?」
「いや、前から女顔でからかってきたり、さっきも書いたけど俺が女だったら良かったのにとか冗談言う奴だったけど……」
「……まさか、この性転換って、お前の仕業じゃないよな? お前の妄想力が高まって、それで俺に影響を出したとか……」
「……いや、悪い。さすがに言いがかりだって判ってる。うん、まぁ……悪戯するのは止めて欲しいけど、正直色々と助かったてるのも間違い無いし」
「他の連中が感づきそうになった時に誤魔化してくれたり、何かと気を使ってくれてるのも判ってる。別に本気で怒ってる訳でも無いからマジにとるなよ?」
「……ただ、やっぱり俺が女になったの楽しんでるよな? じゃないと、アレばかりは説明出来ないっていうか……お前の口車に乗った俺も俺もだけど、学校から帰ってきて、うちでしたのって……絶対確信犯だよな?」
*間を少し。シーン切り替え。親友自宅自室
「ふぅ……ようやく帰って来れた……つ、疲れた……普段の倍以上疲れた……」
「……ぁー、うん。お前もお疲れ……今日は本当に疲れた……朝から性的悪戯を繰り返されたからなっ!」
「『チガウヨ-、ソンナコトナイヨー』なんて外国人風に誤魔化しても無駄だ。お前なー、ちょっとは自重しろよ」
「朝胸揉んできたり、トイレじゃ……あんな事してくるし……ええい、言わせんな、恥ずかしいっ!」
「あ゛あ゛? 恥ずかしいに決まってるだろうが! ていうか、お前こそ少しは恥じらいっつーか、そういうのを持てよっ!」
「そりゃ、お前とは付き合い長いし、初めてAV見たのもお前の誘いだったさ。エロ本も小学生の時に2人で隠し場所見つけて、それで見たけど……」
「だからって、別にジュニアを見せ合ったり、触ったりとかはしてねーだろうがっ! ていうか、考えさせんな、マジ鳥肌立つからっ!」
「おーなーじーなーのー! 俺からすれば、同じだっての! 良いか、いくら肉体的に女になったって、中身は俺、つまり男のまま、判るか? ドゥーユーアンダスタン?」
「つまり、えーと、んーと……そうそう、いわゆる性同一性障害みたいなもんなんだ。だから、男にされたら気持ち悪いんだよ」
「……え、いや……ちょ、ちょっと待てよ、そんなマジで落ち込むなって……いや、悪かったよ、俺が言いすぎたって」
「え……ま、まぁ、そりゃちょっとは気持ち良かったし……ま、まぁ、言うほど嫌って訳でも無いけど……ん?」
「……演技か? 落ち込んだのも、今の言葉を言わせる為の演技か? ショージキに言え、ん?」
「……はははは、ワロス……絶対許さないから、お前……」
「うっさい、俺は今お前との友情を本格的にどうしようか考え中なんだ、放っておけ……」
「……お返しに身体を見てやるから許せ? ……いや、それってお返しじゃないよな? 俺の話聞いてた?」
「いや、そりゃ見られて恥ずかしいし……確かに……まぁ、他の部分でも変な場所無いか確認しないといけないけど……ヤダ」
「いーやーだ、お前、悪戯してくるもん。絶対、何かまたしてくる……しないなんて言っても信じられるかっ」
「どうして信じないって……今日一日、お前がしてきた事を考えてみれば判るよな? 割とすぐに判ってくれるはずだよな?」
「……俺だけ見られてるのが原因だろって? あははー、うん、確かになー。お前の裸は見てないのに、俺だけ見られるのは不平等だよな-、って違うわっ!」
「ていうか、別にお前の裸なんて見たくないし……いや、だから脱ぐなっ! 見たくないって、ちょ、ちょっと、人の話を……」
「お、お前……だから何でノータイムで行動するんだよ……少しはこっちの言う事聞けって……って、だからパンツをあわわわわわ!?」
「ほ、本当に全部脱ぐし……へ、変態だ、絶対お前、変態だ……う……しかも負けた……いや、今は勝負にならないんだけどさ……」
「……これで平等って……お前、平等って言葉の意味、判ってるか……え……朝とトイレの時のお返しに触って良い?」
「……あはははは、ワロス。握りつぶされたいのか、あ゛あ゛? 調子にのんなっ!」
「はぁ……もう良いから。判ったから……なんか、お前と意地の張り合いしてて意味無いってよく判った……とりあえず、服着ろよ」
「……いや、もう本当に良いですから。着て下さい、見せつけないでくださいっ!」
「……え……俺が脱いだんだから、お前も脱いでちゃんと見せろ? ……ど、どどどどどうしてだよ!?」
「い、いや、確かに見えない場所の確認とか、そういう話はしたよ!? したけど、ちょ、こらぁっ、手を押さえつけるなっ」
「や、ちょ……ま、待てって、無理矢理でもって……ちょ、待てって! マジか、マジなのか、ていうか、マジだな、チクショウ!」
「ん、こら、はなせぇ……ん、ぐぅ……くそ、力勝負なんて狡いぞ、チクショウめっ!」
「や、ちょっと……だ、駄目だって、せめてシャツのボタンはちゃんと外して……って、ああ、もう、判った、判ったから、自分で脱ぐから!!」
「……何が判ってくれたか、だよ……お前、端から見たら今の完全にレイプだぞ、このレイパーめ……ああ、もう、判ってるよ。男に二言はねぇ、脱ぐよ……だから、ジロジロ見んな。向こう見てろっ!」
「べ、別に恥ずかしがってるとか怖じ気づいてるとか……ああ、もう! 良いから、こっち見るな、目から指突っ込んで脳みそぐちゃぐちゃにすっぞ!」
「……良し、それで良いんだ。たく、最初から言う事聞いておけってんだ」
「……ふぅ、本当に……仕方ないか……ん……」
「(……朝からドタバタしてたからあんまりゆっくりして見る機会無かったけど……本当に女になってるなー)」
「(胸とか出てるし……うわ、腰もくびれてる……うわー、さすがに男の時はくびれって言うほどはなかったからなぁ……)」
「(……なんつうか、細くなったはずなのに丸みがあるし……変な感じだ……現実感が微妙に無いよなぁ……)」
「(……まぁ、仕方ないか。女になった、なんて言われてもすぐにピンとは来ないし……自分でもまだ信じられないんだもんな……)」
「……ほら、脱いだぞ。もう良いから、こっち見ろ」
「……なんだよ、固まって……てっきり何か言ってくるのかと思ったけど……ふふん、俺に見とれてやがるな?」
「……バレたからって胸とか……股の部分とかまじまじ見るな。さすがに少しは隠そうとしやがれ、ヘンタイめ……」
「んー、別に恥ずかしいのは変わらねーよ、ただ、開き直っただけだって」
「仕方ねーだろ、少しくらいは開き直らないと……お前と裸で向き合うなんて、素面で出来るかっての……まぁ、恥ずかしがっても仕方ないしな」
「すぐに直らないようなら、いつかはきちんと言わないといけないだろうし……どうせ、誰かに見せる事になるんだろうしな……医者とか、親とかだよ。何でいきなり俺が彼氏作るとか考えるんだ、お前は」
「だから、まぁ……それ考えたら、お前に見せるくらいどーって事ないからな。一応……今はちょっと疑ってるが……まぁ、でも……付き合いの長い親友だろ?」
「そういう事。お前に見せる方が……ま、まだ気楽かもな。冗談で茶化したり、エロい悪戯してくるけど……もしかして、俺、今身の危険か?」
「そ、そうだよな、うん。冗談だよな……いや、悪い悪い、ちょっと疑った……うん、良し」
「んじゃ、その……俺の身体、変なところ無いか見てくれるか? その……自分じゃやっぱり後ろとか見えないし、俺も女の身体の知識なんてあんまり無いし」
「ぅ……い、いきなり肩を掴むな、ビックリするだろ……う、うん……そうだな、身長はやっぱりちょっと縮んでるよな……前よりもお前がデカく見えるし」
「髪は……やっぱりちょっと伸びてるよな? うん、元々ちょっと長めだったけど、ちょっと短めの女の子くらいになってるし……」
「……何でみんな気づかないかなぁ、本当に……いや、バレた方が面倒だったのは間違い無いんだけど、だけど……んー……ま、いいや」
「ん……だから、肩ガッシリ掴むなって……うん、ちょっと肩幅が小さくなったと思う、制服着た時、いつもよりだぶだぶな感じがしたし……元から小さいとか言うな、まだ成長できると思って大きめの制服買ったんだよ……だから、笑うなぁっ」
「たく、真面目にやれって……いや、だからって胸をジロジロ見て良い訳じゃないからな? ていうか、そこは問題無いって!」
「いや、下から覗き込むように見るな、ヘンタイっぽさに磨きがかかるから……ん、んん!? ど、どうした、急に大きな声出して、何かあったか?」
「……下乳にほくろがありましたか、そうですか……あのなぁ、真面目にやれよ、本当に……」
「良いから、ほら……前は良いんだよ、そこから下は自分で見えるし……問題は後ろだよ、後ろ」
「背中は見て貰ったけど、それよりしたは見て貰ってないし……どうだ、何か変なところ、あるか?」
「……ああ、尻が割れてるとか言ったらぶん殴るからな? 尻は元々二つに分れてるんだよ」
「良し、そうだよ。真面目にやりゃ、出来んじゃん……ん、とりあえず自分で触ってみた感じ、変なところ無いし……問題無いかな?」
「……こら、だから急に触るな。見えないから、余計にビックリするだろ……ん、足撫でるなっての」
「はぁ、たく……とりあえず、見た目は大丈夫みたいだし……しょうべ……おしっこも出るし……待て、それ以上言うな」
「何を言うか何て判ってるっての、大きい方だろ? 出るよ、多分。ていうか、出なくてもお前に頼るつもりはない!」
「あからさまに残念そうにしてるなよ、さすがにどん引きだから……当たり前だろうが、穴が繋がってるかなんて自分でも確認出来るし、最初のおしっこの時みたいに妙に詰まった感じがするなら下剤でも浣腸でも使って出せば良いだけなんだから」
「……え、いや……まぁ、確かにその……あそこは見えないし、見てないけど……いや、待て、お前には便所でちょっと見せたと思うけど」
「……ああ、そうですか。よく見えてませんでしたか……いや、でも……さすがにそこを見せるのは……ああ、もう、判ったよっ! 男に二言はねえっ!」
「ん……ほら、これで見えるか? ていうか、お前だってここ、見た事あるのかよ……って、待てえっ!」
「い、今気づいたんだけど……何でお前、大きくしてるんだよ……いや、正常だって言われても! むしろ怖いから、ていうか、すげー怖いから!!」
「ま、まぁ……確かに俺だって目の前で女が裸でいれば身体がかってに反応する事もあると思う……うん、そうだな、確かに俺は男だけど、外面は女だし、お前が反応するのは仕方ない……のか?」
「な、なぁ……なんか、上手く言いくるめられている気がするんだけど……気のせいか?」
「そ、そうか……そうだな、うん。確かに別にエロい気分になってなくても勃つ事ってあるし……そう言われると納得……出来るかなぁ……?」
「わ、判ってるって、別に時間稼ぎじゃねーし! ただ、ビックリしたから思わず突っ込んだだけだし!」
「そ、それじゃ……その、足広げるから……ちゃんと、見ろよ……ん、ほら……」
「ん…………………ど、どうかな……何か……変なところ、あるか?」
「………………お、おい、聞いてるのか……おい、おいってば!」
「ああ、じゃねえよ……だから、その……変なところ……あるか?」
「そ、そっか……大丈夫……なんだな? うん、そっか……なら、大丈夫なんだし、もう良いよな、うんっ」
「え……な、中まで見せろぉっ!? ば、バカじゃねーの!? お前、本当にバカじゃねーの!?」
「だ、だって……中まで見なくたって、別にそこまで見る必要なんて無いじゃんっ!」
「ぇ……ぁ、う……そ、そうだけど……確かにハッキリ違いがあったらマズイかもしれないけど……そもそもお前、女の性器って見た事あるのかよ……」
「……モザイク無しなんて、今じゃちょっと頑張れば手に入るんだな……うう、判ったよ……見せるから……」
「……ん、ほ、ら……これで……良いか?」
「え……ひぅっ……ちょ、ちょっと……何して……え、な、何もしてない……?」
「だ、だって今、なんか急に……ふぁぁ……う、くぅ……わ、判った……息だ、呼吸で送られてくる息で……んぅぅ……っ」
「お、お前、もう呼吸するなぁっ! ていうか、顔が近いんだよ、今更だけど、何で息が吹きかかるような距離で見てるんだよ!?」
「ん、ぁ……た、確かにちゃんと見ないとってのは判るけど……でも……ん、くぅ……ふぁ……ぁ、ん……っ」
「あ、脚閉じるなって……別に好きで閉じてるんじゃなくて、身体が勝手に……ひぁ、あ……だ、だから息……やめろよぉ……」
「ん、くぅ……ふぁ、は……ぁ、あ……ば、バカ、見るだけだって言ったろ!? ていうか、何顔近づけて……ひぁ、あ……ぁぁぁぁ……っ」
「ちょ、待って……おま、何して……いや、だから舐めてるのは判ってる、判ってるけど……ふぁ、あ……あ、ああああ……っ」
「や、め……ばか、また力入らなくなる……謝るくらいなら最初からするな、ばかぁっ!」
「ひぁ、ああ……脚の付け根、舐めるなぁ……やめ、本当に……立ってられなくなるって……とりあえず、一度やめよ、な?」
「ぁ……あ、あああ……や、め……駄目だって、本当に……腰、抜ける……え……ふぁ、ああ……あ、あああああぁぁぁ……っ」
「ば、ばかぁ……何自分の顔に座らせてるんだよぉ……ひぅ、や、だめ……舌、中に入れちゃ……あ、ふぁ……ふぁ、あああ……っ」
「やめ……本当に……駄目、だって……トイレの時みたいになるから、駄目だって……んぁ、あああ……ぁ、くぅ……ふぁ、あああああ……っ」
「ひぁ、あああ……また……また、ビリビリしてる……どこ、吸って……あ、ああああ……んぁ、あああああああっ」
「だ、駄目だって、本当に……お前、止めないと、本当に……怒るからなぁ……ぁ、ひぁ、ああ……うぁ、あ……くぁ、あ……あ、ああああ……っ」
「ん、んぅ……くぅ、ふぁ……あ、くぅ……ふぁ、あああ……あ、は……んぁ、は……ふぁ、ふぁぁぁぁ……っ」
「あ、は……駄目……また、変になる……トイレの時みたいに……それ、変になる……あ、くぅ……ふぁ、あ、ああ……んぁ、あああああああ……っ」
「あ、ふぁ……ん、は……はぁ、はぁ……お、まえなぁ……だから、駄目だって……言ったのに……」
「……ん、ぁ……うん、座る……はぁ、ん……ん、はぁ……」
「……このヘンタイ、お前なんてもう信じない……やっぱり性的な悪戯しやがって……お前なんてもう頼らない」
「うう、今更ご機嫌を取ろうとするな……抱きしめんな、この……はーなーせー!」
「う……くぅ……力が入らないからって好き勝手にしやがって……この、クソバカが……ヘンタイ、男色家、バカ、バカバーカっ」
「……ふん、反省してるか? ……うん、まぁ……気持ちはわからなく無いし……今回だけは多めに見てやる」
「だけど、次にこんなことしたら……判ってるんだろうな、ん?」
「……良し、それで良いんだ……ちゃんと謝れ、バカ……」
「……はぁ、でも……本当に疲れた……ん……ていうか、今気づいたんだけど……なんか、脚が濡れてる……なんだこれ?」
「……なんか、嗅ぎ慣れたというか、身に覚えのある感じ……って、これ……お、まえ……な、何人の身体に射精してるんだよ!」
「ついじゃねえよ! ていうか、お前、人が見てないと思って俺でオナりやがったな!?」
「判るけど! いや、確かに男って言うのは即物的だから目の前に女の身体があって、しかも自分がしたことで身悶えたら我慢出来なくなるのは判るけど!!」
「うっせー、バカ、バーカ、バカバカバーカ、バカバーカ! 近寄るな、ヘンタイ、やめ、抱きしめて懐柔しようとするなぁっ!」
「うう……手籠めにされてる気がする……やっぱり騙されてる気がする……ああ、もう……泣くなよ、しかも人の胸で……ていうか、泣き真似だったら今のうちに言えば許してやるけど?」
「……ふふ、やっぱり泣き声か……許すわけねえだろ、このヘンタイ野郎が、死ね、死んでしまえ、バーカバーカ!!」
*空白 十秒程度