Track 3

学校のトイレで悪戯される

*日記パート 「……やべ、思い出したらすげー恥ずかしくなってきた……俺、何であんな風になっちまったんだろ……」 「……そもそも、お前が悪いんだよな、うん。いきなりあんな悪戯してくるし……」 「それに「女顔だ」とか「こんなに見た目が可愛いんだから男の子の訳が無いとか」普段さんざからかうじゃないか。俺のコンプレックスなんだぞ、それ?」 「それなのにさ、女顔の事でからかってくるし、お前が女ならなー、なんてバカみたいな事言うし」 「……確かに元々、俺は男にしては小さかったし、女顔だったのは認めるけどさ。うー、何だろう……ムカムカしてきたぞ」 「……とりあえず、全部お前が悪いんだ、判ってるのか、バカ。そういう事にしておけ」 「……そうだよ、それに学校に行ったら行ったでまた、変な事するし……いや、今日バレなかったのはお前のおかげだって判ってるけどさ」 「でも……その、やっぱりアレはやり過ぎって言うか……凄く恥ずかしかったんだからな、くそう」 *ちょっと間を置いて シーン切り替え 学園 *ガヤ音などが最初にあると 「……バレて……ないな、うん……ふぅ……緊張したぁ」 「……そりゃ、緊張するっての。ていうか、女になりました-、なんてどうやって説明すんだよ」 「……んー、そうだなぁ……確かにいつまでも隠しておける物じゃないってのは判ってるけどさ……でも、今日起きてなってた、って事は明日の朝には戻ってるかもしれないじゃん?」 「まぁ、いつまでも隠し通せる気はしないし……早く元に戻れると良いんだけど……はぁ、どうだろうなぁ……」 「……そもそもバレ無い方がおかしいって? ……言うなよ、気づいてたのに言わないでおいたんだからさ……」 「ああ、もう! だから、女顔なのは生まれつきなんだから仕方ねえだろっ! 俺だって好きで女顔な訳じゃないし、背が小さい訳じゃないんだぞ!?」 「あ……あ、あはははー、いや、何でもないんだ。ごめんごめん、気にすんな」 「……お前のせいで無駄に注目されちまったじゃねえか……恨むからな、ちくしょう」 「……でも、そんなに俺って女顔なのかなぁ……朝、鏡見たけど、普段とは全然違ったのに……」 「え……んー、ちょっと髪が伸びてたし、ほら、輪郭線が丸くなってるだろ? うん、なんていうか、女の子っぽい丸みってあるじゃん。あんな感じになってる」 「……おい、お前も気づかなかったのかよ……気づいたの、俺だけ……? 本当にそんなに……女っぽいのか、俺……」 「……うっさい、今更冗談だって言われても慰めになるか……やっぱりお前は俺の敵だ、バカ野郎」 「……ふん、味方が朝からあんな事するもんか。胸揉むのに夢中になりやがって……エロ助が」 「あ……いや、そりゃ……確かに……俺も気持ち良かったけど……ぁー、うー……もう言うな、バカ」 「……はぁ、たく……とりあえず……便所、行ってくるわ。朝からなんだかんだで行けてなかったし」 「遅刻するって? は、判ってるよ。だから都合が良いんだろ? この状態だから、個室使うしかないし、人は少ない方が良いに決まってるじゃん」 「そういう事。俺だって少しは考えてるんだよ。それじゃ、行ってくるな」 「…………おい、何でついてくるんだ?」 「……心配だからって……はぁ、ま、好きにしろよ。ん? 別に嫌とかは無いって。だって、個室に入るんだし、お前に見せる訳でも無し」 「あーあー、聞こえない聞こえない。お前の言葉は信じない事にしたんだ、またおかしい場所は無いかって新説顔して、エロい事するつもりなのは重々承知なんだからなっ」 「……ていうか、あまり廊下でそういう会話するの止めようぜ。周りの目が痛い……うう、くそう」 「……お前は本当、へーちゃらのへーだよな……意味判らないって? 大丈夫、俺もだよ、適当に言っただけだし」 「ま、いいや。んじゃ、俺は中に入るから。お前は外で見張りな」 「ははは、中に入りたい? ぶっ飛ばすぞ、こんちくしょう」 「……良し、それで良いんだ。んじゃ、待ってろ。ああ、面倒だったら先に教室戻って良いからな」 「……ふぅ……悪い奴じゃないんだけど、心配性なんだよなぁ、アイツ」 「……しかし、ズボンとパンツを脱いで改めて見てみると……ジュニアが居ないってこんなに喪失感がある物なんだなぁ」 「なんていうか、心にポッカリと穴が空いたような感じだ……いや、言ってもしょうがないのは判ってるけどさ……」 「……はぁ、いいや。とりあえず、とっととションベン済ませよ」 「………………(10~20秒程度吐息)」 「ん、あれ……ん、んぅ……あ、れ……?」 「……出ないし……え、えっと……こう、下っ腹に力を入れて……だよな……?」 「ん、んぅ……ん、くぅ……ふっ……んぅぅぅぅ……っ」 「……で、出ない……ど、どうして……?」 「……女は出し方が違うのか? いや、でもションベンの出し方なんて調べても判らないよな……」 「や、ヤバイ……なんか、焦ると余計に……ん、んぅ……ん、くぅ……っ」 「……だ、駄目だ……ど、どうしよう……もしかして……尿詰まり状態なのか……?」 「そ、そうだ、こういう時こそ先生の出番だ。グーグル先生に聞いてみれば、大体のことは解決するからなっ」 「携帯電話で検索……出てこねえ……当たり前か、そりゃ出ないよな……」 「……どうしよう、やっぱり病院とか行った方が良いのかな……そうだよな、女になったなんてアホみたいな状況だし、学校に来てる場合じゃないんだよな」 *ノック音 「え……あ、ああ、お前か……え、えーと……ちょっとトラブルで……うん、その……小便が出ない」 「ば、バカっ! お前、こっちは凄く恥ずかしいんだぞ!? あ、あのなぁ、少しは俺の恥ずかしさも理解しろよ……」 「……男とか女とか関係無いし。普通に下(しも)の話は恥ずかしいんだよ、バカ」 「……あのさ、お前……女がどうやったら小便するかって知ってる……わけ、ないよなぁ」 「……え、し、知ってる!? マジで? な、何でお前、そんな事しってるんだよ……」 「ぁ、う……教えてやるって言われても……べ、別に口とかメールで教えてくれれば……そ、そりゃ、上手く出来るか判らないけど、でも……」 「……男らしくない……だと? むか……判ったよ、んじゃ、教えて貰おうじゃねえか……ほら、鍵あけたから入ってこいよ」 *ガチャリと扉を開く音 「ふ、ふん……なんだよ、トイレなんだからそりゃ下は脱ぐに決まってるだろ……驚くなよ、こっちも変に意識するだろうが……」 「そ、それで……どうやって小便するんだよ……あいたっ、な、なんでいきなり叩くんだよっ」 「小便って言うなって……うう、これ、ちょっとした言語規制だぞ……判ったよ、なんて言えば良いんだよ……おしっこぉ?」 「……判ったよ、ああ、もう、判った。お前の特殊な性癖はよーーーーく、判ったから……何でも良いから、とりあえずどうやって小便するのか教えてくれよ」 「まずはトイレに腰掛ける、と……いや、そんなん知ってるから……バカにしてるのか?」 「……反省すれば良いんだ、うん。んで、どうするんだよ?」 「ん、下っ腹に力を入れて……いや、それは試したんだけど……それが駄目なら違う方法がある?」 「んと……え……こ、ここ弄るのか……? え、いや……だって……な、何で……?」 「刺激されたら出やすくなるって……ま、まぁ、確かにそうなのかもしれないけど……わ、判ったよ……やるから、その……あんま、見んな……後ろ向いてろっ」 「え、えっと……ここを指で……ん、く……んぅ……んぅぅ……っ」 「ん、は……ふぁぁぁぁぁ……ぁ、くぅ……ん、ぅ……はぁ……バカ、気持ち良くなんか……無いっての……んぅ……」 「ふぁ、は……あ、ふぁ……ん、ぁ……ふぁぁぁ……あ、ああ……んぁ、あ……んく、んぅぅ……」 「んぁ、あ……こら、この嘘つき……むずむずするけど……でないぞ……んぅ……」 「触り方が温いって……これ以上強く触ったら痛くなるっての……んぁ、あ……あ、くぅ……んぁ、あ……ぁぁ……」 「ふぁ、は……あ、くぅ……ん、んぅぅ……んぁ、あ……ふぁ、はぁ……ぁ、んぅ……」 「んぅ……やっぱり……ムズムズするだけだって……こんなので本当に出るのかよ……」 「ぁ……な、なんで急に振り向くんだよっ! え……手伝ってやる……? い、いや、良い! そんなの、さすがにひぅぅっ」 「や、め……ちょ、指……おま、ノータイムで触りに来るなんて……ん、ぁ……ふぁ、あ……」 「や、やめ……んぅ、ぁ……ふぁ、あああ……あ、くぅ……うぁ、うぅ……ん、んぅぅぅ……っ」 「だ、だから、ムズムズするだけなんだって……幾ら触られたって、駄目な物は駄目なんだよ……ぁ、くぅ……ん、は……ふぁ、はぁ」 「はぁ、はぁ……ようやく判ったか……うん、判れば良いんだ、判れば……って、おい。何で後ろから抱きかかえるんだよ……?」 「和式だから出にくいんだって……い、いや、確かにそうかも知れないけど……ちょ、な、何だよ、この体勢は!?」 「赤ちゃんのしょんべ……おしっこじゃないんだから……やり手水(やりちょうず)って言うのか、へー、それは知らなかった……って、だから、そうじゃなくて、何でこうして……ひぅっ」 「あ、ふぁ……また、触って……だ、だから無駄だって……ん、くぅ……ふぁ、ぁ……あ、ふぁぁぁ……んぁ、あ……あ、あああ……っ」 「あんまり声出すなって……お前だって、チンポ触れれば少しくらいは声出るだろうが……ひぁ、ああ……つよ、強いって……ん、んぅぅぅっ」 「ひぅ、んぅぅう……ちょ、本当に強い……強い、から……あ、ふぁ……あ、あああ……んぁ、あああ……っ」 「わ、判った……判ったから、俺が……悪かったから、もう言わないから……ん、ぁ……ふぁ、ああ……んぁ、ああ……ん、くぅ……ふぁぁぁ……っ」 「んぁ、あ……お、お前……好き勝手しやがって……ジンジンして、身体に響いて小便漏れるかと思ったじゃねえかよ……」 「……え……あ、確かに……出そうになったけど……ちょ、ちょっと待て、落ち着け、良いか、強くて刺激が強かったから、あんまりそこを激しくふぁぁぁぁっ」 「あ、あああ、もう、話を聞けよぉ……ひぁ、あああ……た、確かにしたいけど……だけど、刺激が強すぎるんだって……ふぁ、あああ……んぁ、あああ……あ、ふぁああああ……っ」 「ひぁ、あああ……声、小さくしろって言われたって、無理だって……こんなに強く触られて、声抑えられる訳、ないだろぉ……ふぁ、あああ、んぁああっ」 「こ、根性が足りないって……こんなの、根性で抑えられる訳ないだろぉ……ひぁ、あああ……ん、くぅ……ふぁ、あああ……あ、くぅ……うぅぅぅ……っ」 「お、お前……絶対恨むからな……後で絶対仕返ししてやる……ぁ、くぅ……ふぁ、あああ……あ、ああああ……ひぁ、あああ……っ」 「ご、ごめん、嘘、そんなの全然考えてない、考えてないからもっと弱く……あ、ああああ……ひぁ、あああ……あ、あ……ふぁ、あああ……っ」 「な……か、感じてなんか無い……そんな事、あるわけ……ひぁ、指……ど、どこ触って……だから、場所を聞いてるんじゃなくて……濡れてるとか言うなぁっ」 「んぁ、あああ……や、駄目……本当に、そっちは……あ、あああ……やだ、入り口ぐにぐにすんなぁ……あ、ああ……んぁ、ああ……ひぁ、あああ……っ」 「ふぁ、あああ……んぁ、あああ……ヤバイって……力、入らない……それ、されると身体力入らない……抱きしめろって意味じゃねえよぉ、もうっ!」 「お前、本当に好き勝手に解釈して……ひぁ、あああ……ん、くぅ……あ、ふぁ……や、駄目……なんか、来る……やだ、身体の奥から来てる……あ、あああっ」 「駄目……だめ、だって、これ、絶対駄目だって、これ来たら、絶対駄目になるから、あ、あああ、ひぁ、あああ、んぁああああっ」 「だから止めて、おしっことかもう良いから、そんなのよりも駄目だって、これ、駄目……ひぁ、あああ、あ、あああ……あああああああ……っ」 「だ、駄目……もう止まらない……来てる……なんか、身体の奥から来てる……駄目……あ、あああ……あ、あああ、あああああああああっ」 「ぁ……ふぁ、あ……あ、ああ……ぁ……ぁぁ……イったのか……これが……イったって事……?」 「……確認されても判らないって……でも……頭がボーッとする……なんか……よく判らない……」 *水流音(可能なら) 「ぁ……出てる……おしっこ……ちゃんと……出てる……うん、判ってる……言われなくたって……見えてるって……」 「……ていうか、見るなよ……お前、本格的に変態だぞ……ん、ぁ……ふぁ、はぁ……んぅ……」 「……うん、スッキリ……した……スッキリしたけど……うう、気持ち良かったかなんて知るか……ていうか、そんな事聞くんじゃねえよ」 「……うぅ、くそう……笑いやがって……お前、絶対Sだ……しかもただのSじゃない。ドSだ……へんたいめ……へんたいやろうだ……」 「……だ、駄目……手、離すな……恥ずかしいよ、恥ずかしいに決まってるだろうが、一々確認すんな、ばかっ!」 「そりゃ、お前に何されるか判らないのもあるけど……仕方ないだろ……腰抜けて立てそうにないんだよ……だから、もうちょい……このままちゃんと支えてろ」 「……お前のせいなんだから、文句言うな、バカ……しばらく黙ってろ、見るな、聞くな……ちょっとくらい、落ち着く時間をくれ……バカ」 *10秒程度空白