Track 2

ファーストキス

;ナレーションパート ;ここからは日記記録の時の声を【日記】という形で表記します ;カチャ、とレコーダーのスイッチを入れる音 【日記】 「俺が女になって2日目」 【日記】 「今の時間は……夜の10時を回った所。まだ、今日は終わってないけど今日の分の日記を付けようと思う」 【日記】 「この記録は俺が作った後、お前に渡して内容を確認して貰う。お前と居る事が多いから、抜けが無いか。あったらお前の方で補足する。それがルールだ」 【日記】 「記録はお互いで持っておく。そして、俺に何かあった時、これを使って今までの経緯を説明する」 【日記】 「そう、この記録は決しては趣味や楽しみの為じゃなくて、何かあった時の保険だ。昨日、俺が女になってしまい、いつ戻れるか判らない。そんな状況だからこそ必要な記録なんだ……ってのが、お前の提案だったよな」 ;五秒ほど間 【日記】 「……俺の為って判ってるんだけど……やっぱり、記録しないと駄目なのかな……駄目、だよなぁ……うう、くそう」 【日記】 「……もう一度言っておくけど! これは何かあった時の為の記録であって、お前が聞いてにやにやする為とかそんなんじゃないなだからなぁ!?」 【日記】 「だから俺は今日一日あった事をちゃんと話すし、嘘も偽りも言わない。これは日記であり、記録だから……だから別にお前がどうとか、こうとかじゃなくて、その時の俺の素直な気持ちとか、そういうのだけなんだから深い意味には取るな……って、こらぁ、抱きしめンな、調子に乗るな、だから、さっきのは気の迷いだって言って……これじゃ日記付けられないだろうがぁぁああああ!!」 ;ここの台詞、ちょい遠目で 【日記】 「ちょ、ばか……どこ触って……ん、やめろって……もう、お前は馬か、ケダモノめ、ばか……ん、こらぁ……判った、後で、終わった後でなら良いから……」 【日記】 「……はぁ、はぁ……もう、記録中なんだから邪魔すんなって……良いから、ニヤニヤしてるな、こっち見るな!」 【日記】 「……たく、どうしてお前の目の前で日記つけなきゃいけないんだよ……こっちは顔から火が出そうだ……ああ、もう、うっせ! うっせー! 良いから、こっち見んなってば!」 【日記】 「……それじゃ、まずは朝の出来事から話そうと思う。昨日、女になってすぐに散々お前に好き勝手された俺は……お前にちょっとした仕返しをしてやりたかっただけなんだ」 ;十秒ほど間 ;デジタル時計のピピピ、という音。目覚ましアラームです ;アラーム音を2~3秒ほど。そこから台詞再会 「んぅ……ん……ふぁ、あ……んぁ……ふぁあああああ……うう、眠いぃぃ……」 「……朝、六時……まだ、寝たい……駄目だけど、寝たいんだってばよ…………うう、ごめんなぁ、時計……」 ;アラーム音一度消える 「んみゅぅ……すー……すー……すー……すー」 ;再度アラーム音 「んぅ……もう、寝たいんだってばぁ……判った、起きる……起きるよぉ……起きるから、静かにしようぜ……」 ;アラーム音消して 「ふぁ、あ……ん、くぅぅぅぅぅ……んぅ……朝かぁ」 「……うし、起きるか。今日もあいつの好きなようにされちゃ溜まらないからな。ふふん、アイツ、起こしに来たら俺が起きててビックリするぞぉ」 「まだ朝六時だ。時間はたっぷり余裕あるし、風呂入って、着替えて、飯食って……バッチリだ。余裕ありすぎて怖いね、ははははっ」 「よーし、んじゃ、まずは風呂だな。こんな日はゆっくりと朝風呂つかっちゃおうかな……ふふ、何だか早起きしただけなのに無敵になった気分だ」 ;ちょっと間 【日記】 「……とまぁ、そんな感じで朝から俺は浮かれてた訳だ。何しろ昨日は女になって初日。訳も判らない状態だったのに、お前ときたら胸は揉む、あそこは触る、舐める、人の脚に射精すると好き放題だし……うう、だからニヤニヤすんなぁっ!」 【日記】 「……んでまぁ、風呂に入って下着と肌着だけ着たわけよ。でも、それでもまだ朝の六時半だったかな。うちの親、仕事の時間が普通の人よりも遅いからまだ寝てたし、料理したら起こしちゃうだろ? シリアルで軽く朝飯取って、部屋でだらだら漫画読んでたんだよ」 【日記】 「……そうだよ、ああ、そーですよ。風呂入って、飯食って、気分良くて……そのまま、二度寝しちゃったんだよ。うっさい、子供とか言うな! ……か、可愛いとかはもっと言うなぁっ!!」 【日記】 「……くそ、やっぱりお前の目の前で日記つけるの、すげー照れる……良いから、見るなってば、もう……んで、目が醒めた時に最初に見えたのは……お前の顔だった」 ;ちょっと間 「すー……すー……すー……すー……んぅ……おも、いぃ……んぅ……あ、れ……んぅ……あれ……?」 「うん……おはよ……あれ……お前、なんで居るの……? まだ、七時くらいだろ……?」 「……ていうか、何で俺に乗ってるんだよ……重いだろ……どけよ、バカ……ん……」 「……ん? うん、まだ……ちょっと眠い……うっせ、お前が昨日、あんな事するから……寝る前に思い出して、中々寝付けなかったんだよ……」 「……良い匂い? そうかな……お風呂入っただけって……かぐなよ、首、くすぐったいってば……ん、ふふ……やめろって……くすくす……」 「…………ん……あれ? ていうか、あれ……ん……んんん!?」 「お、おおおおお、お前、何人の上に乗ってるんだよ!? っていうか、今何時……って、嘘、もうこんな時間!? うわ、俺二度寝してた!?」 「う、うん、ごめん……寝ぼけてた……ようやく頭動いてきた……うわ、くそー……お前を驚かしてやろうと思って早寝したのに、裏目ったぁ……」 「……ん、ふふ……こ、こらぁ! いつまで人の匂いをかいでやがる、このヘンタイ野郎が! かいでも良いなんて一言もひゃぅんっ」 「ん、く……な、にしてんだ、てめえはぁ……や、ばか、判らないならもう一度って、そういう意味じゃなくてんぅぅぅっ」 「ふぁ、ぁ……ぁ、くぅ……ばか、首舐めるの……やめろぉ……くすぐったいのに、なんか変な声出るってばぁ……ひぁん、んぅ……ふぁ、ぁぁ……っ」 「き、気持ち良くなんてなってねぇって……じゃなくて、くすぐったいんだってば……ぁ、ぁ……ん、くぅ……ふぁ、ぁぁぁ……っ」 「お、お前なぁ、本当に遠慮無いというか、中身俺なんだぞ、それなのにこんな事して……絶対後で後悔するんだからな……ていうか、させるんだからなぁ……ふゃぁん、ん……ん、ぁ……ぁ、ぁ……んぅ……っ」 「こ、こんだけ言っても止めないし……今のうちに口封じ? ……ちょ、ちょっと待って! 判った、俺は何も悪く無いけど、とりあえず俺が悪かったから、だからやめ……ふぁ、あぁ……あ、ぁ……んぅぅ……っ」 「は、は……だから、駄目だって……言ってるじゃんよぉ……首、舐めるの駄目だって……ん、ぁ……ぁ……ふぁぁ……あ、ぁ……んぅ……」 ;呼吸と漏れそうな声を押し殺す感じで 「はぁ、ん……ふぁ、はぁ……ん、くぅ……ぁ、ん……ん、んぅ……は、はぁ……ふぁ、ぁ……」 「き、気持ちよさそうな顔なんて……してない……そんな顔、してねーし! んぅ、く……や、ばか……胸、触るなぁ……ぁ、ふぁぁぁ……ん、ぁ……ふぁ……」 「お前、昨日の事で味をしめやがってぇ……んぁ、ぁ……ふぁぁぁ、あ……ん、だから、駄目だって……優しく、触るな……このままで良いかなとか、思っちゃうだろぉ……んぁ、ふぁぁ……あ、ふぁ……ふぁ……ん……」 「ん、ぁ……は、ぁ……ん……ぁ……これ、レイプと同じだからな……駄目だって言ってるのに、無理矢理してきて……ばかぁ……ん……ぁ……ふぁ……」 「ひぅ……ぁ、ぁ……だ、めだって……舐めたら、また風呂入らないといけなくなるって……ん、ぁ……っぁ……き、キスなら良い訳じゃなってのぉ……んぁ、ぁぁぁ……」 「え……だ、駄目、それは絶対駄目だって! 首にキスマークとか、シャレにならないってば! こ、この本物のドヘンタイめふにゃ……ぁ……ふぁ……話を、してる時はぁ……愛撫、やめろぉ……は、ぁ……んぁ、ぁ……」 「うう、判ったよ……キスマーク付けないなら、少しくらい自由にして良いから……くそう、脅迫じゃねえか、これ……ん、ぁ……は……ふぁぁ……んぁ、は……は……んぅ……」 「ふぇ……そんな、うっとりなんてしてねぇ……ぜ、絶対してねー! そ、そもそもそんな気持ち良くなんてなってな……ぁ、んぁ……ふぁ……ふぁぁ……ぁぁぁ……んぅぅ、くぅ……ふゃ、ぁぁぁ……」 「力、抜けてるのは……生理現象なんだよ……別にお前の愛撫が気持ち良いとか、そんなんじゃ……ねーって……は、ぁ……ん、ぁ……ふぁ……」 「うう……にやにや笑いやがってぇ……楽しそうだな、くそう……はぁ、もう……好きに、しろよ……止めてもどうせやめないんだし……ん、ぁ……ぁぁ……ふぁぁぁ……ん、くぅ……」 「……乳首、優しいのは……嫌いじゃない……聞くな、ドSめ……ん、はぁ……本当、お前……胸揉むし、首舐めるし……ドヘンタイめ……ふぁ、ぁぁ……ん、くぅ……ふぁぁぁ……んぅ……は、ぁ……」 「……顔、あんま見んなぁ……可愛いとか、バカじゃねえのか、お前はぁ……ふぇ……ちょ、ちょっと、何でいきなり顔見つめてくんだよ……あ、あの? どうして急に顎掴むんだ? これじゃ顔動かせないんですけど……?」 「……い、近い近い、顔近い! っていうか、あの、本当に顔ちか……んぅ、ちゅ……ちゅ……ちゅぅ……」 「……あ、う……お、お前、何して……いや、判ってる、されたのは俺なんだから、何をされたのかは判ってる……だ、だから何って……き、キス……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ……ちゅぅ……ちゅ……」 「ちゅぱ、ちゅぅ……んぅ、こら、だからやめ……ちゅ……ふぁ、ぁ……キスしながら……胸揉むなぁ……ぁ、ん……ふぁ、ぁぁ……ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……ふぁぁぁ……ん、ぁ……ちゅ、ちゅぅ……」 「お、お前なぁ、ちょっとは遠慮というか……少し、こっちの都合も考えて……んぅ、ちゅぅ……んぁ、ああ……ふぁぁぁぁ……ぁ、ん……ん、くぅ……ちゅ、ちゅぅ……ひた、いれるなぁ……ちゅぅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「ふぁぁぁ……あ、あああ……ん、ぁぁぁ……や、駄目だって、それ、ちょっと痛い……乳首、きゅーってするなぁ……んぁ、あああ……ん、くぅ……ふぁぁぁ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」 「ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅぅ……んふぅ、んぅぅ……ん、んん……や、駄目だって、胸、じんじんするから……あああ、んぁああ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……んぁ、あああ……っ」 「んぁ、ああ……駄目、だってぇ……本当に、そんなにしたら……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ……ひぁ、あああ……んぁ、あああ……ちゅ、ちゅぅ……んふぅ、んぅぅ……んふー、んぅ……ん、んぅぅ……」 「や、も……無理、これ……だめ……あ、あああ……んぅ、ん……ちゅ、ちゅぅ……ぺろ、ちゅ、ちゅるぅ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ、んふぅ、んんー、んぅぅぅ……んぅ、んぅ、んぅぅぅぅぅぅぅっ」 「ん、ちゅ……ぷぁ……ふぁ、は……は、は……ふぁ、は……は……はぁ……」 「……イったかなんて、知るかぁ……いちいち……聞くなぁ……ん、ちゅ……だ、だからキスやめ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅる、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅぅ……」 「うう……お、お前……手癖、本当に悪すぎ! ていうか、うぁ……もう一回風呂入って……これ、着替えないと……」 「……ち、ちげーし! お前が乗ってきて、汗かいたから着替えないといけないだけだし! ていうか、首とかお前の涎でべとべとなんだよっ!!」 「そうそう、そうだよ……たく、お前のせいでこんな風になったんだから、いい加減上から退けって……ぁ、ひゃぅ……や、ばか……そこ、触るなぁ……」 「ぅ……あ……ぬ、濡れてるとか……ぬ、濡れてねー……濡れてねーし! や、ばか……だから、触るなって……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……き、キス、するなぁ……ちゅ、ちゅるぅ……んぁ、ああ……ちゅ、ちゅぅ……」 「ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぅ……ふぁ、ぁ……ばか、本当に……もう、これ以上は駄目だっての……時間、見ろ……遅刻するだろ……べ、別に残念そうな顔なんてしてねえし! や、だから……んぅ……胸、揉むなぁ……ちゅ、ちゅぱ……ちゅぅ……もう、知らないからなぁ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……」