Track 2

『あなた』の方が先に起きたの?/家族が居るのに無茶しないでよ

;ガチャ 「……あら、見間違えかしら。まだ朝の七時前なのにいつもは寝ているまだ寝ている弟が私の部屋に来たわ」 「きっと夢ね。まったく、起きたつもりがまだ寝ていたなんて残念な話ね。でも、早く気づけて良かったわ。一日の大半を過ごして夢だと気づいたら徒労感も酷いでしょうしね、じゃあ、お休みなさい」 「……ふふ、冗談よ。本当に寝るわけ無いでしょう? おはよう。でも、私が起こしに行くより早く起きてくるなんて本当に珍しいわね。何かあったの?」 「……トイレで目が醒めた、ね。そんな理由だとは思わなかったわ……それでそんなに威張られても、褒めるような事じゃないでしょう、それ。せいぜい、その年になっておねしょをしなくて良かったわね、としか言いようが無いわ……まるで小学生ね、これじゃ」 「残念そうにされてもね、本当に褒めるような事じゃないし……ああ、はいはい、判ったわよ、もう。本当、子供なんだから……ほら、こっち来て、隣に座りなさい」 「ん……よく起きれたわね。えらいえらい。明日からもちゃんと朝は起きるのよ? そうじゃないとその内置いて行っちゃうんだから」 「……はい、これくらいで良い? 一応、付き合ってあげたけど早起きしただけでこんな風に褒められるっていうのは逆に切なくなったり、情けなったりしないの?」 「……そう、それくらいじゃ動じないのね。相変わらずの面の皮が厚いというか、マイペースというか……まぁ、良いわ」 「……で、何よ。さっきからジロジロ見てきて……何か顔についてる?」 「……朝のパジャマ姿が珍しいから、ね。確かにあなたが起きるときには私は着替えている事が多いものね…………皮肉のつもりで言ったんだけど、やっぱり通じないのね、もう」 「良いわ。ちょっとつついて落ち込ませようと思ったけど、あなたがそれくらいで落ち込む訳が無い物ね……だから、褒めているわけじゃないわよ?」 「とりあえず、そろそろ着替えから部屋から出て行ってくれないかしら? 早起きしたんだから、あなたは先にシャワーでも浴びてきたらどう?」 「……嫌だ、って……そんなに力強く言われるのは少し予想外だったわね。とはいえ、嫌だと言われてもね。あなたの目の前で着替えろとでも言うの?」 「……こくこく頷かないでくれる? そんなの、するわけ無いじゃない。お父さんとお母さん、まだ家に居るのよ?」 「あ、こら……急に抱きしめてくるのは、どういう了見? ん、ぁ……手、どこ触ってるのよ」 「ん、ちゅ……そのままキス、ね……まったく、どうしたのよ。早起きしたせいでまだ寝ぼけているの?」 「……お目覚めのキス、ね。あなたからそんな言葉を聞くなんてね……ああ、違ったわ。聞くのは何度もあったけど、大概は私にして欲しい、というお願いだったわよね?」 「あなたが『明日は姉ちゃんにおめざのキスするから!』と意気込んだ事は何度かあるけど本当に起きる事が出来たのは最初の一回だけだったわね。それ以外は結局、私が起こすまで寝てて……顔を背けないで、ちゃんと話を聞きなさい?」 「まぁ、どういう理由かは知らないけどそれが出来るだけの時間の余裕をあなたが作れたのは褒めてあげるわ。ちゃんと起きて偉いわね……さっきも言ったけど、皮肉なんだからそんなに嬉しそうな顔しないでくれる?」 「ふぅ……別に私だってあなたとこうする事は……嫌じゃないわ。でも、TPO、時と場所と場合を考えてやって貰いたいわ」 「忘れているかもしれないけど、一応言っておくわ。私とあなたは実の姉と弟、つまり姉弟(きょうだい)よ? 別にその事を悔いるつもりも、嘆くつもりもないけど……お父さんと母さんに言うにはまだ早いという事くらいは理解しているわよね?」 「……そう。ちゃんと判っているなら良いの。つまり、こういう状況を見られる訳にはいかないの……なんでって……それで二人に警戒されたら、二人きりになりづらいじゃない……嬉しそうに抱きつく前に、話を聞いて欲しいんだけど?」 「そう……そうよ。判っているはずよね、何度も話した事だもの。なら、すぐに私を離して自分の部屋に戻って学校に行く準備でもして……ん、ちゅるぅ……ちゅ……だから、話を聞きなさいってば……」 「……抱きしめていると安心する、ね。私はあなたの安心毛布じゃないんだから、そんな事を言われてもね……別に嫌な気はしないけど、せめて私も力を抜ける状況で言って欲しい物だわ」 「さ、もう良いでしょう? これくらいにしておきなさい、あんまりしつこいと怒るわよ?」 「……え、ちょっと……ん、ちゅるぅ……ちゅ……こら、手を押さえつけて……きゃっ」 「……ベッドに押し倒して、手を押さえ込むとか、本当にどういうつもり? 今なら冗談で済ませてあげるけど……あ、んぅ……」 「脇腹、撫でるの……やめなさい……気持ち良い訳じゃないわ、ただくすぐったいんだから……ん、ふふ……馬鹿、楽しくてじゃなくて、あなたがくすぐるから笑ってしまうだけで……ん、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ……んぁ、は……ふ、は……」 「……随分、積極的ね。ただ、どういうつもりかちゃんと教えて貰おうかしら……いきなり抱きついてきたり、キスしてきたり、人を押し倒したり……事と次第によっては、本当に怒るわよ?」 「着替えを手伝う? 結構よ、別に手伝って貰わなく経って、それくらい自分でも出来るわ……あ、こら、人の話を聞きなさ……ん、ちゅ……強引に、また……本当に、やめなさ……んぅ、ん……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅぅ……」 ;次のシーンは繋いでそのまま ;基本的に声があまり大きくならないように、堪えるように 「ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、は……は、ん……ん、くぅ……は、ぁ……んぁ、はぁ……は、は……ふぁ、はぁ……ん、ちゅるぅ」 「んぁ、は……は、は……んぅぅ……ちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅぅ……ん、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……」 「ちゅぱ、くちゅ……ちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、は……は、は……ふぅ、は……はぁ、はぁ……んぁ、は……あなたねぇ……本当にやめる気無いの? 無理矢理押さえつけてキスするなんて、男として最低よ?」 「……怒ってるわよ。今すぐやめなさいと思ってるに決まってるでしょうが。ただ、言ってもあなたは止めないし、あなたが本当に強引にしてきたら……力で勝てる訳無いでしょう? 私は女で、あなたは男なんだから……ぁ、んぁ……は、ふぁ……また、手を動かして……」 「ん……止めるつもりは無いのね……諦めたわけでも、許したわけでもないわ。ただ、あなたがそのつもりならもう、好きにすれば良いじゃない……私が何を言っても止めないんだもの。何かあっても知らないとしか言いようが無いわよ……あ、んぅ……ふ、は……ぁ、は……」 「脱がすのを手伝うという割には、さっきから手が触ってるのは胸とかじゃないの……早く、脱がしなさいよ……ん、ぁ……は、ふぅ……ぁ、んぁ……ん、ふぅ……あ、あぁ……んぁ、は……こら、乳首をつままないの……ぁ、んぁ……ぁ、ふぁぁぁ……っ」 「ん、くぅ……ふぁ、は……ん、くぅぅ……んぁ、は……は、は……少しは、脱がすのを手伝うというつもりは……んぅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……んぁ、は……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅ、ちゅぅ……」 「んぁ、は……舌、入れないでよ……朝のキスでそんな深いキス、普通はしないんだから……んぁ、は……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅる、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……」 ;あんまり声は大きくせずに、噛み殺す感じで 「ん、くぅぅぅぅ……あ、んぁ……あ、ぁぁぁぁぁ……っ……だ、から……痛いって……乳首、そんなに強くしたら……今度、やり返すわよ……んぁ、は……ぁ、んぁ……は、ふぁ……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……んぁ、ぁぁぁぁ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、ぁぁああ……は、ふぁ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅ、ちゅるぅ…… 「んぁ、は……ん、ふうぅ……ぁ、くぁ……あ、ぁぁぁぁぁ……だ、から……痛いってば……言ってるのに……んぅ、は……そう、それくらいに……して……やって良いって訳じゃないわよ、ただ、痛いよりは痛くない方が良い物……んぁ、は……ちゅ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……」 「れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んぅ、ちゅるぅ……んぁ、は……ようやく、脱がすつもりになった……? はいはい、もう良いから早くしてくれる? だから、別に許した訳じゃないわよ、勘違いしないでくれる?」 「あなたをはねのける為に何かすると言っても、言葉で言っても通じない、手は押さえられてる。蹴っても良いけど、そうすると急所を蹴る事になるけど、それでも良いの? 悪いけど、蹴るなら手加減できないわよ?」 「……そういう事。怒ってるし、止めなさいと今でも思ってるけど、その代わりに急所を蹴るのはやり過ぎでしょ……だから、良いわよ、もう。いつかは言うつもりだったんだし、バレたらバレたで仕方ないでしょ……だから、許した訳じゃないんだから、嬉しそうにするのは止めなさい」 「ん、は……ふぅ、んぅ……ちゅぱ、くちゅ……手、離してよ……これじゃ、レイプみたいじゃない……もう諦めたし、叩いたりもしないから……手、離しなさい……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅぱ、ちゅ……れろ、ちゅ……んぁ、は……ふぁ、は……」 「……それで良いわ……ほら、脱がすんでしょう? 早く脱がしてよ、あんまり遅いと遅刻しちゃうでしょう……ん、そうそう……パジャマのボタンを外すくらい何だから、手間取らないでよ……」 「ん、くぅ……ふ、ふふ……こら、だから……首にキスするのは良いけど、舐めるのは止めなさい……くすぐったいでしょうが……ふふ、くすくす……だから、面白くて笑ってるんじゃなくて、あなたが笑わせてるのよ……ふふ、んぅ……んぁ、は……ふぁ、は……ふふ……」 「ん……上着のボタン、全部外せたみたいね……こら、じろじろ見ないの。別に見られるのは慣れてるけど、そんな風にあからさまに見られるとそれなりに恥ずかしいのよ? あなただってペニスをじろじろ見られたら……そうね、あなたはむしろ喜びそうね」 「どうしてノーブラなんだって……今まで散々胸触っておきながら、聞くのは今? 良いけどね……寝るときはブラなんてしないわよその方が楽だもの。した方が良いってよく聞くけど、しない方が楽で寝やすいの」 「こっちの方が良かった? まぁ、脱がされたらすぐに胸だものね。あなたがそういう即物的な方が好きなのは知って……ん、くぅ……ぁ、んぁあ……ふぁ、は……ぁ、ぁぁぁあああ……っ」 「ん、くぅ……急に、乳首を吸うんじゃないの……さっき強くしたから、舐めて直す? 本当に……本当にあなたは馬鹿じゃないのかしら……んぅ、ふぅ……ふぁ、は……ぁ、んぁ……あんまり、強く吸わないの……痛くはないけど……声、漏れるでしょうが……ふぅ、は……んぁ、は……は、ふぁ……は、はぁ……」 「んぁ、は……は、は……気持ち良いかと言われれば……それなりに、よ……胸を吸うだけでそんなに気持ち良いわけ、ないじゃない……ん、はぁ……ふぁ、は……ん、くぅ……」 ;ここからはくすぐられながらの行為となります。小さな笑い声を途中に挟んでいってください 「ふ、ふふ……だ、だから脇腹をくすぐるのはやめ……んぁ、は……ふふ、くすくす……こら、調子に乗って……本当に怒るわよ……ぁ、んぁ……ふふ、くすくす……だから、面白いんじゃなくて、くすぐられてるから笑ってるだけよ……んぁ、は……ふふ、くすくす……んぅ、んぁ……は、ふぁ……ん、ふぅ……くすくす……」 「んぁ、は……ん、赤ちゃんみたいね、本当……くすくす……んぁ、は……ふぁ、は……そうやって乳首を吸ってるのを見ると、子供というよりは本当に赤ちゃんみたいね……褒めてないわよ……まぁ、可愛らしいという点では似たような物かも知れないけどね……んぁ、は……ふぁ、は……くすくす……んぅ、ふぁ……ふふ……くすくす……」 「は、ふぁ……んぁ、は……は、ん……んぁ、は……はぁ、ふぁ……ふふ、そうね……あなたの事、可愛いと思ってるわよ? たまに殴りたくなるくらい小憎たらしい事もあるけどね、なんだかんだで素直だし……変な悪意は無いのは判ってるから……たまに熱意とか想いが空回りする事も多いけどね……今みたいにね……んぁ、は……ふぁ、は……ぁ、んぁ……くすくす……」 「ん、調子に乗らないの……褒めた訳じゃないんだから。今のも半分は皮肉よ……まぁ、あなたには通じないんでしょうけどね……んぁ、は……あ、こら、下も脱がして何するつもり……あ、ぁぁぁ……んぁ、ふぁぁ……あ、あああ……ん、ふふ……くすくす……ちょ、ちょっと、やめ……んぁ、ああああ……っ」 「ふぁ、は……あ、あああ……ショーツの上から、触ってきて……うるさい、濡れてるとかいちいち言う男は最低よ……こうするのは嫌じゃないって何度も言ってるでしょう……TPOを考えなさいと言ってるだけよ……あ、あああ……馬鹿、指……いきなり中に……んぁ、は……あ、ぁぁぁ……んぁ、あああ……ん、ふふ……くすくす……」 「くすぐりながら、愛撫するの止めなさいよ……途中で笑っちゃって……なんだか変な感じでしょ……あ、ああ……んぁ、ふぁ……ふふ、んぁ、あああ……くすくす……んぁ、あああ……馬鹿、だから中で指、あんまり動かさないで……んぁ、あああ……ふぁ、はぁ……あ、あああ……んぁ、あああ……んぅ、ふぅ……くすくす、ふぁ……は、ふぁ……」 「ひぁ、ああああ……んぁ、は……馬鹿、クリトリスそんなに弄るんじゃないの……本当に感じてくるでしょうが……んぁ、ふぁ……あ、あああ……んぁ、ひぁ……ん、ふふ……くすぐるの、止めなさいってば……あ、んぁ……は、ふぁあ……あ、あああ……んぁ、は……」 ;途中から口に手を当てて、声を出来るだけ小さくしようとする 「ひぅ……馬鹿、強い……乳首、強く吸い過ぎ、だから……あ、ああああ……やだ、声漏れちゃう……ん、くぅ……んぅ、ふぅ……ふぅ、んぅぅ……ん、んぁあああ……あ、あああ……んぁ、あああ……ふぁ、は……んぁ、んぅぅぅぅ……っ」 「なんで口に手をって……声、漏れたら……こんな声漏れたら……本当に、バレちゃうでしょうが……駄目に決まってるでしょ、本当にバレたら……あなたと二人きりになれなくなるじゃないの……あ、あああ……馬鹿、なんで強くするのよ、んぁ、あああああ……声、声漏れちゃう……駄目、やめなさい、本当に……っ」 「んぁ、あああ……ふぁ、ああああ……あ、あああ、んぁ、あああああ……だから、だめ……本当に、駄目なのに……なんで、言う事聞いてくれないのよ、馬鹿……あ、ああああ……ん、くぅ……ふぁ、は……あ、ぁぁぁぁぁ……んぁ、は……ふぁ、あああ……あ、あああ……」 ;最後、軽くイキ 「や、イっちゃう……声、出ちゃう……だから、もうやめ……ん、くぅ……んぅ、んんぅぅぅ……んふぅ、んぅ……んぅ、ん……んぅ、んぅぅぅぅぅぅ……っ」 ;イって少し呼吸を荒げる。台詞部分も少しゆっくりした感じで 「ん……は、ふぁ……ふぁ、は……は、は……本当に、止めないし……なんで、こういう事するのよ……あなた、バレても良いと本当に思ってるの……? 私と一緒に居られなくなるかも知れないのに……一時の快楽のために、この先の事なんてどうでも良いなんて思ったの……?」 「……悲しい顔になってるなんて、当たり前でしょ……あなたにとって、私と一緒の時間というのはその程度の価値しかないの……もしそうなら、あなたとの付き合いもこれからは考えて……ん、何? 言いたいことがあるなら、言いなさい。聞いてあげるから」 「………………はぁ? お父さんと母さん、もう出てるの? なんで? 仕事の前に朝ご飯を食べに行ったから? どうしてあなた、そんなの知ってるのよ……トイレに行った時、聞いた、ね……」 「……………それを先に言いなさいよっ! そうと知ってれば……こんな気持ちにならなかったのに……うるさい、あなたは……あなたって人は本当に……もう良いわ。ほら……お目覚めのキスでしょう……お目覚めのキスはもっと優しくするものよ」 「……ん、ちゅ……ええ、おはよう」