エピローグ
;行為後、ラブホテルにて
「……やっぱり無理。立つのも辛いわね……仕方ないでしょ、あなたが無茶苦茶したせいなんだから」
「お尻でした後、まだ休ませてって言ってるのにまたセックスして中に出して、今日は我慢してたからまだまだとか言ってフェラチオさせて精液のませて、そのあとはまたセックスして中に出して……馬並とか絶倫とか、それ以前の問題よね。どこか異常があるんじゃないかと思うわ」
「元気じゃないかって……そりゃね、最後にイった時に30分も気を失ってたからね……喋れるくらいには元気になるわよ」
「まぁ、身体を綺麗にしてくれていたのは……好感持てるけどね、そんな無茶になんだかんだと応えた私の苦労も考えて貰いたい物ね? ……ふふ、土下座なんてしなくても良いわよ? その代り……きっちり覚えておくから後日、楽しみにしてなさい?」
「まぁ、明日が休みだったのは不幸中の幸いね……とはいえ、時間的にも今日はもう帰れそうにないわね……」
「仕方ないでしょう、こればっかりは……立てないんだもの……はぁ……ほら、母さんとお父さんに連絡して、今日は泊まりだからってね」
「何でって、連絡もせずに帰らなかったら心配するでしょう? だから、きちんと連絡するの。おかしい事は言ってないと思うけど?」
「ああ、あなたが連絡するのが何で、って事ね……お尻でする時に言ったでしょう? きちんと責任取って貰うってね。」
「そういう事。責任を取るって言うのは、こういうのもするって事よ。一度言ったんだから、諦めなさい?」
「……その代り、きちんと連絡すれば今日はお泊まりよ。ええ……少し休憩してからなら、まだ大丈夫よ? 電話して、少し休憩したら続き、しましょうか?」
「……冗談のつもりだったんだけどね、さすがにもう出し尽くしたと思ったのに、まだペニスが勃起するのね」
「はいはい、判ってるわ。言ったのは私だから、きちんと責任は取るわ……それに私もね……親や周りの人を気にせずにあなたとこうするのは……憧れてたんだから、嬉しいのは本当よ」
「ん、急に抱きしめて……はいはい、愛してくれててありがとう……私も愛してるわよ? ふふ……当然でしょ……私の初めて、全部あげたんでしょうが……これでまだ私があなたを好きか疑問に思うなら、ぶっ飛ばしたいくらいよ。乙女の初めてをなんだと思ってる、ってね」
「ふふ、当然本気よ……私は自分を高く見積もるつもりもないけど、安値を付けるつもりもないからね……好きな人にあげたんだから、後悔もしてないわよ……お尻はまだ痛いけどね?」
「はいはい、ありがとう……私も好きよ……愛してる……ん、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅるぅ……ばか……続きは電話してからだって言ってるじゃない……もうちょっとだけって……そんなに焦らなくても夜は長いのに……ん、ちゅるぅ……」
「仕方ない子なんだから……まぁ、でも……いつも通りのあなたでやっぱり少し安心したわ……本当にもうちょっとだけなんだから……その後は責任、果たしなさいね……ん、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……ちゅぱ、くちゅ……ちゅる、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅるぅ……ん、ちゅるぅ……」
;キス音でフェードアウト