1.インタビュー編
はい♪きょうは、インタビューよろしくお願いします!
あ、もう始まってるんですか?えーと、何から言えばいいですか?名前から?
はい。黒川瑞樹です。8月15日生まれ。趣味はー、アウトドア全般で、そうですね。休みの日はたまに釣りとか山登りに行ったりしてます。
たまに汗をかくと、気持ちいいですよ♪どうですか、今度一緒に?
……あれ?あの。なんでチンコ出してるんですか?まあいいや。
えーと、好きな食べ物ですか。そうですねー。けっこう意外っていわれるんですけど、あまり甘いものとかは好きじゃなくて。お菓子とかでも、チョコレートとかよりは、うーん、スナック系?で、スナックよりも…、もっとこう、ナッツとか、チー……ズ入りのカマボコとか。おつまみ系?が好きなんですよねー。
……え、チンポですか?いえ、別に好きじゃないです。しまってください。
えーと、なんでおつまみかっていうとー、子供の頃はよく親の晩酌に付き合ってまして。まあ私は子供ですから、お酒のかわりにジュースかお茶でしたけど。でも、そういう時に食べるおつまみって、なんていうか、大人の味?するじゃないですか。え、しない?いや、するんですよ!するんですー。
そんな感じで、小さい頃からおつまみ食べてるうちに、いつの間にか、おつまみ系大好きになっちゃったんですよねー。
でも最近ちょっと困ってることがあってー。ほら、当時は小さい女の子でしたから。そんな子がおつまみ食べてても、まわりの大人はみんな「ほほえましいわねー♪」って言ってくれてたんですよ。当時は。
でも、今の私が同じことすると、「オジサン臭いからやめなさい!」って言ってくるんですよ?ひどいと思いません!?しかもそれ、同じ人ですよ。同じ人。今まで「ほほえましいねー」って褒めてくれてた人から、ある日突然オジサン臭いって言われる気持ち、わかります?
……いや、まあ、実際、ちょっと自分でもわかる部分ありますけどね?若い女の子がスルメとか鮭とばとかしゃぶってる姿って、あまり人には見せられないなー、って。だからまあ、最近は人に見られないように、一人でこっそり食べるようにしてるんですよ。
でも、家で一人でスルメとかしゃぶってると、やっぱ自分でもオジサンっぽいなコレって思っちゃうんですよねー。これでお酒まで飲んでたら、もう言い訳できないなーって。
……え?あ、はい。チンポはしゃぶりませんから。しまってください。
スルメ臭くておいしいよ?って、ちょ、やめてくださいそういうの。ホンットやめてください。おこりますよ?
えーと、なんでしたっけ。あ、そうそう。甘いもの、苦手なんですよわたし。
だから、彼氏に「ケーキ買ってきたよー^^」なんて言って持ってこられると、内心エッ、ってなっちゃいますね。エッ、って。
いや、いい人なんですよ?いい人なんですけどね。とにかく律義というか、ことあるごとに甘いもの買ってきてくれたり、食べに連れて行ってくれたりするんですよねー。
……え、なんですか。いやちょっとこっちこないでください。チンポのオゴリとかいりませんから。いただきませんから。遠慮させていただきます。……いや、遠慮はいらないからとか言われても、いりますから、遠慮。遠慮いりますから。チンポと遠慮、どっちがいるかと聞かれたら悩むことなく遠慮の方を選びますから、わたし。だからあっち行ってください。あっち。遠慮はこっちで、チンポはあっちです。……まったくもう。
……はぁ。
……えー、と。なんでしたっけ?
ああ、そうなんですよ。甘いものが苦手だって言えれば楽なんですけど、なんか……、そのー。
あの人ったら、私がスイーツ食べてるところをしあわせそーぅに見つめてくるんですよねぇ。だからこっちも、なんか……ついつい付き合っちゃうって言うか。いや、食べれないわけじゃないですからね?普通に美味しくいただけますよ?そんな、甘いもの食べたらオエってなるとか、そういう意味の苦手じゃないんで。ただ、好きか嫌いかと言われると、嫌い…とまではいわないけど、好きでもないというか。もらい物だったら美味しく頂くけど、自分で買ってまで……食べようとは、思わないかなー、って感じ?なんですよー。それでー、チン……んっ?
いや、チンポとかそういう話してないですよねいま!?甘いものの話してましたよね!?
チンポ関係ないですよね!チンポと甘いもの、関係ないですよね!?
こっちのチンポは甘いぞ、ってアンタそれ病院行きなさいよ糖尿だから!!糖尿じゃなかったら別の病気だから、どっちにしろ病院行きなさいよ!診てもらいなさいよチンポと頭を!おもに頭を!
…はぁ、…はぁ……、えーとぉ?なんでしたっけぇ!?
(※『チンポの話でしょ?』)
……いやだからチンポ関係ないでしょさっきからもぉー!なんなの?なんなのコレ、なんなの!?
さっきからなんなんですか!チンポ出したりチンポ見せ付けたりチンポ近づけたり!
私チンポの話とかしました?してませんよねぇ!?私ひとことでもチンポとか言いました!?言ってませんよねぇ!?それなのに、なんですかあなたは!口を開けばチンポチンポチンポチンポ!チンポの話しかできないんですか!?このチンポ人間!いいからチンポしまってください!その、チンポ!しまえっ!!
…はぁ、…はぁ……、あー、いいですよもう。勝手に話しますから。
えーとぉー?なんでしたっけー?んん~~~、甘いもの。の話でしたよね。チンポ。いやチンポ関係ないですから。関係ありませんから。人が思い出そうとしてる時にチンポとか言わないでください。チンポじゃなくて甘いものの話です。
そう、彼氏。と甘いもの。そう、彼氏とつきあって一緒にスイーツ食べてるうちに、ですね。
なんていうか……、なんだか言い出しづらくなっちゃったんですよ。ホントは甘いもの苦手だ、って。
だって、結構、もう……結構長い間付き合っちゃってますからね。それなのに、いまさら甘いもの苦手ですー、なんて言ったら、「じゃあ、今まで一緒に食べたスイーツは、ホントは嫌だったのにずっと我慢して食べてたんだ?ふーん」ってなるじゃないですかー。そういうことに、なっちゃうじゃないですか。なりますよね?
別に、それで怒ったりするような人じゃあ、ないと思うんですけどぉー、それでもなんか……言い出しにくいのって、あるじゃないですか。ありません?そういうこと。
……ってなんでチンポシゴいてるんですか。……いや、なんで笑顔なんですか。なんで、満面の笑みでチンポシゴいてるんですかあなた!
今の話に、別にチンポシゴきたくなるようなポイントありませんよね!?どこで興奮したんですかいったい!
………ぁぁー、いや、いいです。いいですよもう。勝手にチンポシゴいててください。知りませんよもう。
…でー、まあ。我慢して……いや、我慢してって、いう…わけでもないんですけどー。
うん、我慢してるわけ、では、ないんですよ。おいしいし。
結構ですねー、買ってきてくれるお菓子には、こだわりあるんですよ?あの人。
並ばないと買えないような有名なお店のスイーツを買ってきてくることもあればー、あまり知られてない穴場のお店に、食べに連れてってくれることもありますし。
わたし、甘いものめっちゃ好きな友達いるんですけどー、その子も知らないような、珍しいお店に連れてってくれることもあってー、次の日、話すとすっごい羨ましがられるんですよ。アンタいい彼氏持ったよー!って言われて。えへへ。
いやまあ、愛されてるなぁー、とは自分でも思いますけどねー。私も私で、一緒に食べてる時のあの人の顔見るの好きだし。うーん、そう考えると、なんだかこのままでもいいかなー、って、ん?…ん?
……いやなんでチンポシゴく手早くなってるんですか。愛を感じた、って、そっちに愛送ってませんから私。全部彼氏向きですから私の愛は。勝手に回収しないでください私の愛。回収した他人の愛をチンポシゴくエネルギーに変換しないでください。まったくもう。いりませんからそんなエコ。こんなありがたくないリサイクル活動初めて見ましたよ私。愛は地球を救うって、救われてるのあなたのチンポだけじゃないですか。言っときますけどね。あなたがエコだエコだと言いながらチンポシゴいたところで、地球は何ひとつ救われてませんからね?そもそも、チンポシゴきながら地球を救う!とか言われても、困りますよ地球も。いいですか?たとえばですよ?仮にあなたが事故にあったとして、事故現場に駆けつけた救急隊員がめっちゃチンポシゴいてたら、何事かと思うじゃないですか。チンポシゴきながら「助けに来たぞ!」とか言われても、なんていうか……困りますよね?困りますよ。だから、チンポシゴきながら地球を救うとか言うのやめてください。困りますから。地球さん、いまひどく困ってますから。多分。
……ね?そういうことですよ。わかりました?……いや。ちょっと。なんでチンポシゴく手さらに早くなってんですか。早い!早いですよチンポシゴくの早い!はや、キモッ!早いっていうかキモい!やめてくださいもぉ。チンポシゴく男性の姿を視界に入れながら喋る身にもなってください。気が散るっていうレベルじゃないですよ?もー。……
……はぁー。まったくっ……で、なんの話でしたっけぇ?なんかもう、あらかた喋ったような気がしますけど。
チンポについて話して…、って馬鹿ですかあなた。どこの世界にチンポについて熱く語る女性がいるんですか。
普通の女性はチンポの話とかしません。まっったく、チンポ、なんていう言葉を口に出す女の子とかいませんよ?
えーと、とりあえずチンポ以外の話をしますね。チンポ以外で、うーん。
ズリセンの話?って、同じじゃないですか。馬鹿じゃないですかあなた。
どんなズリセンが好き?ってそもそもズリセン自体好きじゃありません。
ズリセン鑑賞が趣味とかいう女性がいたらここに連れてきてくださいよ。いや連れてこられても困りますけど。絶対話はずまない自信あるんで。
だいたい、女の子にズリセンの話とかするの、セクハラですよ?訴えられますよ?
いや、なんでちょっと意外みたいな顔してるんですか。当たり前じゃないですか!
女の子にズリセンの話をふって訴えられない世界なんてあるわけないでしょ!?
だいたい、あなた。 さっきから私の前でズリセンこいてますよね?
女の子の前でズリセンこくのも、れっきとしたマナー違反なんですよ?知らないんですか?
いいですか?女の子はですね、目の前でズリセンこかれると、不快な気持ちになるんです。
私だってこんなこと言いたくはないですけどね。断り無しに女の子の目の前でズリセンコキ始めるとか、
あなたみたいな人がいるから、いつまでたっても女性にとって生きづらい世の中になってるんですよ!
……ちょ、ちょっと。……ちょっと!なんで今の話聞いてシゴく手をさらに早めてるんですか!普通はズリセンやめるとこでしょ?
…ああもう。さっさと終わらせてくださいこのインタビュー。聞きたいことは全部聞いたでしょう?
え?好きなスポーツ?しません。見ません。はい、おーしーまいっ。
ホントはチンポ欲しいでしょう?って、セクハラーっ!!
呼びますよ!?警察呼びますからねここに。本気になったら呼びますよ私!刑事事件にしますからね!
だからさっさと終わらせてください、ってズリセン!だから、ズリセンやめなさいっ!女の子の!目の前で!チンポシゴくんじゃ、ありませーん!
なんでダメなのって、不快なんですよ!気持ち悪いんです!何度も言わせないでください!さっき言いませんでした!?言いましたよね私!
必死にチンポシゴいてる姿が気持ち悪いし、我慢汁が溜まったチンポから、ヌチュヌチュ音がするのも不快です!あと、息がだんだん荒くなってきてるのもキモい!たまに漏れる「あっ♪」とか「あん♪」っていう、ちょっと高いあえぎ声も不愉快極まりないです!
わかりますぅ!?目の前の女性がこれだけ不快な気持ちを抱いているのに、なんでズリセン続けられるんですか、あなたは!? 最低ですよあなた!最低です!
…………うわっ。最低とか言われて、……最低。……………………最低って言葉に合わせてチンポシゴくスピード上げないでください!なんなんですかあなたは!もうーっ!最低です!ああまた、やだっ!サイテーっ!
……え?イク?イクってなんですか?イキそうってことですか?射精しそうってことですか?精子がびゅるびゅる出そうってことですか?
なんで私にそんなこと伝えるんですか!射精しそうとか、別にそんなこと知りたくありませんよ女の子は!!
好きでもない男のチンポが射精準備状態に入ってるとか、それ、女の子にとってまったく価値のない情報ですよ!?
私、何もできませんよ?だってアナタのチンポシゴいてるの、私の手じゃないんですからね!
あなたのチンポをシゴいてる手は、あなたの手ですよね?つまり、あなたのチンポのコントロールはあなたが握っているわけですよね?
だったら、あなたのチンポが射精しそう、なんていう情報は、あなたが自分一人で処理するべき情報じゃないですか。
あなたのチンポと全く関係のない私に、あなたのチンポの情報を渡されたからといって、わたしには何もできませんよ?何ひとつ出来ることありませんよ私!?
なんで伝えたんですか私に。あなたのチンポがイキそうなんていう、私にとって心底価値のない、全く持ってどうでもいい情報を、なぜ、私に伝えたんですか。
……は?ティッシュ?
あ、あなた。あなた、ティッシュも無しにズリセンコイてたんですか!?
あっ……きれたぁ。あなた、それはマナー違反とかいう以前の問題ですよ?
ポケットティッシュも持たずに外でズリセンこきはじめるとか、何考えてるんですかホント。
しかもそれを射精しそうになってから気づくとか、あなた…、もう。はぁ……。
ほんっっっっっっっとうに救いようのない馬鹿ですね。最っ低のクズです。ゴミです。うんこです。
は?ティッシュう?……ありますけどぉーーーーー。
ティッシュ持ってないのにズリセンコイたのはあなたの責任じゃないですかぁー。
そんなアナタのために、なんで私が自分のティッシュ出さなくちゃならないんですか?意味わかりません。
そのまま床にブチ撒ければいいんですよ。それでそのあと、這いつくばって自分の舌で舐め取ればいいじゃないですか。
それか、あなたが着てるその服で拭くかですよ。ズリセン始めたのはあなたなんですから。責任とって最後まで後始末してください。
………
……は?ちょっ、なにコッチきてるんですか!ちかっ、キモっ!キモい!
いや、ちょっと、やめ!やめてっ!服にチンポの匂いついたらどうすんですか!マジで警察呼びますよ!!
イヤ、もぅくさい!チンポくさい!くさいしキモいし、もう最低!あっち!あっちいってください!
だから、目の前でシゴくなって、言ってるでしょう!?ちょっと、人の目の前でチンポシゴくとか、きゃあ!しずく!我慢汁、飛んでるからぁ!やーだ、服にかかったあー!やだっ、ちょっとホント最悪!最悪だわこの人!ホント、やだ!もうやだーもうー。
え、出る?出るって、え!ちょっとヤダ!アンタホント何考えてんの馬鹿じゃないの!!ザーメン女の子にぶっかけるとかアンタホント頭おかし、(※射精音※) 、ぎゃー!やぁー!やだ、やだぁーっ!ちょっと、やっ、ぎゃーーっ!!かかっ、かかってるから!かかってるからあ!!やだっ、やっ、やめろ!!あんたホンッ………………とふざけんなよ!?ふざけんなって、おま、すわっ、すわれ、すわ……座れェ!!
…………
………頭おかしいでしょアンタ。何これ。……なにこれ。ねえ。どうすんのこれ。
どうすんのこの服。ねえ。あんたのザーメンかかったんだけど。どうすんの。これ。
いや弁償って、当たり前でしょお!?弁償すんのは当たり前でしょう!?当たり前の話でしょう、ねえ!?
そうじゃなくて、これどうすんのって話!代わりの服ないんだけどわたし!どうやって家まで帰れってのよ!ねえ!
舐めとりますって、おまふざけんなよ?マジふざけんなよ?
いいから代わりの服!もってこい!!……(※蹴り音※)、お前の服じゃねぇよ買ってこいっつってんだよ!!
恥ずかしい…って、そういう問題?ねえ、そういう問題?女の子の服にザーメンぶっかけといてさァ、代わりの服買うの恥ずかしいとか、そういう問題??
いいからさっさと買って来い!ほら、さっさと行く!!行け!!!
……あー、もうさいっっっっあく。この服お気に入りだったのにー。
うえっ!髪にまでザーメンついてるぅ。やだぁー。
うわっ。くっさ。ザーメンくっさあ。気持ち悪―い。
ああもう。これだから人前でズリセンこく人と一緒に仕事するのはイヤなのよ。
次にインタビュー受ける時は、インタビュアーがズリセンこく人かどうかしっかり確かめないと。
ああー、もう。……くっっっさぁー。
おしまい。