2.食レポ編
【2.食レポ編】
わあー、おいしそーう♪
いいんですか?食べちゃって。では遠慮なく♪いただきまーす♪
……あの。……あの。ちょっと。
申し訳ないんですが、人が食べてる横でズリセンコクの、ちょっとやめてもらっていいですか。
いや、なんでって、おかしいでしょ。あなた、ズリセンコイてる人の横で、もの食べる気になれます?
いいからいいからって、よくないんですよ私にとっては。
いいからって言うならそっちのズリセンがいいからって話になりません?ねえ。
食べっ……食べますけどねえ?食べますけどぉ……。はむ。
ん、んん~~~♪んんん♪やっぱりおいし、ちょっとお!!
なんで人が食べてる時に鼻先にチンポ出してくるんですかっ!!
食事してる人の前でチンポ出すとかおかしいって言ってるでしょお!?
チンポの香りが料理の香りに打ち勝っちゃうじゃないですか!!
チンポの香り嗅ぎながら食事したい人とかいませんからね!?
食事の時は、チンポをしまう!って、人として最低限のマナーじゃないんですか!?ねえ!?
……はあ…はあ…。あなたホントあたまおっかしいですよまったく……はぁ。………はむっ。んん~♪この舌の上でとろけル、チンポぉ!!だからチンポ!やめて!しまって!しかも今度はシゴきながらきてるし!!手が顔にあたりそうで危ないし!
なに?なにが目的なの!?ひとが食事してる横でチンポシゴいてなにが目的なの!?は、イク?イクってあなた、(※射精音※)、あっ!あっ、ちょっと!ちょっ、料理!料理!あんた、な、えええーーーっ!?
え……え、なに?え?…………え、どゆこと?え?
…なんで、え?……なんで料理にザーメンかけたの?
………は?え、食べろって………ふざけんなよ。お前が食えよ。
ハハハじゃないでしょ。ねえ。アンタがかけたんでしょ、コレ。ザーメン。ねえ。
じゃあアンタが食べなさいよ。ほら。……だからなに笑ってんの。ねえ。
わたし、おかしいこと言ってる?なにか私、おかしいこと言ってる?ねえ。
……なに。食べられないの。自分が食べられないものが、なんで私に食べられると思ったの?なんで?ねえ。
……ごめんなさいとか、そういう話じゃないから。いいから。食べて。食べなさい。
これ。あなたがザーメンかけたんでしょ?ねえ。じゃあ、あなたが食べないとだめでしょ。違う?
いや、だからっ。ごめんなさいとか反省してますとか、そういう話じゃないの。
もうね。私もなんでザーメンかけたかとか、そんなことは聞かない。聞かない。
もう、そういう話しても無駄だって、私気づいたから。アンタにそういう話は、しない。
でもね、これ見て。これ。あんたがザーメンかけた料理。これ。
食べ物にこういうことするのはね、わたし、許せないから。
冗談でもね。やっていいことと悪いこと、あるから。
……はぁ。ああ、もういいよ。もういい。もういい。わかった。諦めた。
…なにホッとした顔してんの。わかったってのは、アンタが自分から食べる気がないのがわかったって意味。
だから、ほら。……はい。あーん。
…あーん。……口あけろ。あけろって言ってんのよ。……あけろ!!
…うん♪はーい♪どうぞー♪
どう?おいしい?おいしいよねー♪おいしいと思ったから、ザーメンかけたんだもんねー♪
まだまだたくさんあるからねー♪はい、あーん♪……あーん。…あー、ん!
…はーい、おいしいおいしい♪いいこいいこ♪
言っとくけど、これ全部食べるまで帰らないからね今日は。怒ってるからね私。
だから♪はい、あーん♪お・く・ち・あ・け・て♪
おいしいねー♪おいしいおいしいだねー♪ザーメンの味とお料理の味が混じって、えもしれぬ味わいだねー♪
はい、あーん♪……んー?なんで飲み込んでないのー?
飲み込めよ。おいしいんでしょ?ザーメンかけたら、おいしいんでしょ?ねえ。
しっかり噛んで飲み込みなさいよ。ほら。もぐもぐして。
もぐもぐしないなら、アゴ引っつかんで無理矢理もぐもぐさせるけど、いいの?舌噛むよたぶん。
はい、もぐ、もぐ。もぐ、もぐ。はーい、おりこうおりこう。
ん?水?いいよいいよー。お水ねー。
はいはい、ちょっとまってねー。お料理の上にかかったザーメンをスプーンですくって、お水にいれて、まーぜ、まーぜ。はい、どうぞ。
……なに。どしたの?
ザーメン入れると、おいしいんでしょ?ねえ。ザーメンは魔法の調味料なんでしょ?ねえ。
さ、遠慮しないで。ぐいっと。ザーメン入りのお水を、ぐぐぐいっと。遠慮せずに、どうぞー。
わぁー、いい飲みっぷり。じゃあ、残りのお料理も食べちゃいましょうねー。まだ、たーくさんのこってるからねー。
ほら。もたもたしてると日が暮れちゃうよ?ほぉーら。あーーー、ん………♪
あはー♪素直になったねー♪どーお?お口の中がさっぱりしたところに、新鮮なザーメンの風味が飛び込んできて、最悪でしょ♪
ほら、噛め。咀嚼しろ。もーぐ、もーぐ、もーぐ♪、もーぐ、もーぐ、もーぐ♪
ごっくん♪…ごっ、くん。…飲み込みなさいよ。
あのねぇ。さっきみたいに口いっぱいになるまで溜めるから、飲み込めなくなるんだよ?
一口ずつ飲み込めば平気なの。だから、はい。ごっ、くん。
……スーッ、フーッ。
わかった。じゃあ、さーんにーいいーち、でゴックンしましょ。
飲み込むタイミング、つかめないんでしょ?だから、タイミングはかってあげるから。
はい、いくよー。さーん、にーい、いーち、
ごっ・くん♪
はい、よーくできましたー♪はいはい、つぎいくよー。はい、あー、ん♪
はい、もぐ、もぐ、もぐ♪
はい、さー、ん♪にー、い♪いー、ち♪
ごっ・くん♪
やればできるじゃなーい♪うわっ、オエってなった。ちょっとー、吐かないでよ?こんなトコで。
吐き出したらそれも全部食わせるからねアンタに。わかった?
いい?大丈夫?いや、無理とか、そんな言葉聞きたくないから。いくよ?はーい、あー、ん♪
はーい、もぐ、もぐ、もぐ♪
んー?お口がうごいてないぞー?
はい、もーぐ、もーぐ、もーぐ♪
うん、大丈夫だねー。じゃあ、さーん♪にーい♪いーち♪
ごっ・くん♪
はーい、つぎつぎー。もう少しだからがんばってー。私も暇じゃないからねー。さっさと全部食べちゃってー。
はい、あーん。……あーんって。あーん。あーんだっての。怒るよ?
…はいオッケー。もぐもぐ開始―。
………………え?なに、もぐもぐ言ってほしいの?もぐもぐ言われないと物も噛めないの?あんた子供?
はいはい。もーぐもーぐもーぐ。
…もーぐもーぐもーぐ。
はい、のみこんでー。さーん、にーい、いーち。ごっくーん。
あー、もうこんな時間。誰のせい?ねえ、誰のせいだと思う?これ。
いいよもう。これ、食べちゃって、これ。さっさと。これくらいなら一口でいけるでしょ。
お皿にたまったザーメンソースも、ちゃーんとすくって、上にかけてー。っと。
ソースの一滴でも無駄にしたら、もったいないからねー。しっかり回収、回収……。
……はぁい。のうこぉ~うなザーメンソースのかかった最後の一口、め・し・あ・が・れ♪
ん~~?なあに~~?体がぷるぷるしてるよー?どうしたの~?
一番おいしいとこだから、期待してるんでしょー。わかるー♪(^^)
じゃあー、いちばぁんおいしいところをぉ~、あ~~~~、んっ♪
あはははは♪食べちゃった食べちゃった♪ザーメン料理食べちゃった♪
ザーメンソースっていうかさ、ザーメン多すぎてほとんどザーメンそのままだったよねそれ(笑)
えー、どうしたのどうしたのー?なんか体ぷるぷる震えて面白いんだけどぉ(笑)
今までのザーメンちびっとしかかかってなかった、ザーメン風味の料理とは違ってー、ぷるぷるでネットネトのザーメンソースが直接、大量に口の中に入ってきたんだよー?うれしいでしょー。おいしいでしょー♪
じゃあじゃあー、もぐもぐ、しよっかぁ♪
えー、なんでイヤイヤするのー?イヤじゃないよねー?おいしいもんねー♪
じゃあ、いくよー♪はーい、もーぐ、もーぐ、もーぐ♪
うんうん♪ひと噛みするごとに、お口の中でザーメンの香りがひろがっていくねー♪
じゃあ、もういっかいもぐもぐしてみよっかー♪
えー♪なんでビックリした顔するのー?おいしいものは、ゆっくりじっくり味あわなきゃだめだよー?
はーい、もーぐもーぐもーぐ。
ぷりっぷりのザーメンを噛みつぶすようにー、もーぐ、もーぐ、もーぐ♪
くちじゅうの粘膜をザーメンでコーティングするようにー、もーぐ、もーぐ、もーぐ♪
唇の裏にもー、歯茎の奥にもぉー、ザーメンをすみずみまで行き渡らせるようにー、もーぐ、もーぐ、もーぐ♪
うーん♪おいしい、おいしい♪ザーメン、とってもおいしいねー♪
あ、そろそろ限界かな?何回かオエってなってるもんねー。
じゃあ、飲みこもっかぁ♪残念だけどー、ザーメンソースともお別れだよー。
はぁい。さぁー、ん。にぃー、い。いー、ちっ♪
ごっ・くん♪
…………うん♪
あい、おつかれっっっしたー。お先に失礼させていただきまーす。
これに懲りたらもう食べ物にザーメンかけたりしちゃ駄目ですよー?
食べ物にザーメンかけられてもヘラヘラ笑って食べる女の子とか、マンガの中にしかいませんからねー。
では、失礼します!にどと、よばないで、ください、ねっ!! (※バタン※)
おわり。