第1話 告白そのあとに
第1話 告白そのあとに 風紀活動後ダッシュで主人公のところに走ってくるフー子 ドアが開く フー子 「はぁ・・・はぁ・・・風紀・・・活動・・・終わったぞ・・・」 主人公 「ふ、フー子?ど、どうした・・・!そんなに息を切らせて」 フー子 「はぁ・・・はぁ・・・一秒でも早く・・・キサマに会いたかった・・・だから・・・はぁ・・・放課後部まで走って きた・・・あ、水・・・すまん・・・ごくっ・・・ごくっ・・・ぷはぁー」 フー子 「・・・ふぅ・・・落ち着いた・・・むっ、なんだキサマ、私を唖然とした顔で見て?」 主人公 「い、いや、そんなに急いでどうしたのかなって」 フー子 「へ、なんでそんな急いでいるかって・・・そ、それは・・・さっき約束しただろ、今日は一緒に帰ろう って・・・」 主人公 「あ、あぁ、そうだな」 フー子 「そうだなって、むーっ、仮にも私はキサマのか、カノジョなんだぞ!・・・さっき付き合った ばかりだが・・・(ボソ)」 主人公 「ごめん、ごめん」 フー子 「ごめん、ごめんって、絶対悪いと思ってないだろ。はぁ・・・キサマは私の彼氏になっても 全然変わらんのだな・・・」 フー子 「なんだかこれでは一人で舞い上がってしまった私がバカみたいじゃないか(ボソ)」 主人公 「ん?なんだって?・・・冗談だ、俺も楽しみにしていたよ」 フー子 「なんでもない!・・・もういい、さっさと帰・・・え、冗談・・・楽しみしていた・・・」 主人公のちょっとイジワルな冗談にムッとしつつも顔がにやけるの抑えられないフー子 フー子 「ふ、ふふふっ、そ、そうに決まっていると私も思っていたんだ!まったく仕方のない奴だ。 まぁキサマから交際を申し込んだとはいえ了承した私にも責任はある訳だし、まぁ、こうして風紀活動から急いで戻ってきてやったんだ。感謝しろよ・・・べ、別に私はゆっくりでもよかったんだからな」 主人公 「あ、あぁ、ありがとなフー子(相変わらずわっかりやすい・・・かわいいけど)」 フー子 「うん、では一緒に帰るとしよう。い、一応私も楽しみにしていたんだぞ」 フー子 「ほ、ほら!・・・早くキサマも支度をしろ・・・あまり遅いと置いていってしまうぞ~ (軽くイジワル返しのつもり)」 主人公、かばんをフー子に渡す フー子 「え・・・かばん部室に忘れてる・・・すまん」