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第2話 新たな一歩な帰り道

第2話 新たな一歩な帰り道 一緒に歩いている主人公とフー子 人目を気にして普通に下校 アニメにおけるCパートの存在意義について熱く談義中 フー子 「それでな、私はやはりアニメはCパートがあるほうが盛り上がると思うんだ、次回予告とは また違った高揚感を与えてくれる・・・キサマはどうだ?・・・たまにがいい・・・確かにここ一番での演出としても効果的ではあるな・・・あ」 フー子 「よ、よし!ちょっと止まれ・・・そろそろいいな」 主人公 「???」 フー子 「ふむふむ、学校からも距離は十分だ・・・周りに人影は・・・ないな・・・よ、よし!では・・・ て、手をつながないか?」 フー子 「べ、別に私がすごく繋ぎたいという訳ではなくて、なんというかキサマの手が手持ち無沙汰だろ? まぁカノジョとしてはそこは察してやろうというわけで・・・(チラッ)」 主人公 「あー、はいはい(うん、こういうの求めてたな俺)」 手を繋ぐ主人公 フー子 「・・・あっ・・・ふふっ、キサマも私と手を繋ぎたかったんだな。では少しの間だが帰り道が別になる までこのままだ!」 再び歩き出す二人 しかしどう接していいかわからない フー子 「・・・・・・」 主人公 「・・・・・・」 フー子 「・・・・・・」 主人公 「・・・・・・」 フー子 「・・・な、何か話せ・・・気まずいではないか」 主人公 「そんなことを申しましても」 フー子 「むーっ、こういう時は男がリードするものだろう、まったく・・・そういえば前に手を繋いだ時は 雨降っていたな」 主人公 「ありましたなーそういうのも」 フー子 「ふむ、あの時は雨の冷たさで暖かさが印象に残っているのだが・・・こうしてまた手を繋いでみる とキサマの手は私のより大きいな・・・」 主人公 「まー、男の子ですから・・・なんかフー子の手も改めて握っているとすべすべして柔らかいな」 フー子 「ふふっ、え、私の手もすべすべしてやわらかい・・・ば、馬鹿者、急に恥ずかしいこと言うな!・・・ でもキサマに褒められるのはうれしいな・・・」 主人公 「そっか・・・・・・」 フー子 「・・・・・・」 主人公 「・・・・・・」 フー子 「・・・・・・な、何か言え・・・ううっ・・・付き合うというは存外難しいものだ・・・あっ、キサマは駅の ほうだからここ・・・右か・・・今日はここまでのようだな」 主人公 「あ、あぁ」 フー子 「ふふっ、まぁ付き合って初日だ、こんなものだろう。・・・なぁ、ちょっとほっぺのとこ ゴミついてるぞ・・・とってやるから動くなよ・・・ちゅ・・・ウソだ」 フー子 「・・・勘違いするなよ・・・私は楽しかったからな!」 フー子主人公のほっぺにキス 主人公 「あ、あぁ・・・俺もだよ」 フー子 「では、また明日、私達の放課後部で・・・」