第11話 そしてはじめてへ!
第11話 そしてはじめてへ!
フー子 「あ、起きたか。もうすぐ日が暮れるぞ・・・おかげで本棚にあった『犯人は姉だ!』の原作ラノベ
1巻を読破してしまったぞ・・・次こそはおねぇちゃんプレイ完璧だ!」
主人公 「は、はは・・・(俺はとんでもないものをカノジョにしたのかもしれない・・・)」
フー子 「・・・まぁ、あれだ。私も反省しているんだぞ。ここ最近、キスとか・・・その、イチャイチャしたり
してばかりでキサマも悶々としていたのだろ?・・・だからあんなその自慰を・・・」
主人公 「・・・もう殺してくれ(半泣き)」
フー子 「わかった!忘れる!忘れるから泣くな!・・・私も意地をはらずにキサマの性欲を処理してやれば
よかった・・・まだまだ私もカノジョとして修行不足だな」
主人公 「・・・別にそういうわけでは」
フー子 「・・・というわけで、えっち禁止令は今日で撤回だ。キサマがしたくなったらいつでも・・・えっち・・・
していいぞ・・・」
主人公 「あ、あぁ・・・ありがとう?なのか」
フー子 「ふふっ、とは言っても、これだけ徹底的に搾り取ったんだ・・・足腰がまともに立たないだろ?・・・
今日のところはおあずけだな。ということは・・・今度会うときが・・・初体験・・・か・・・は、はは・・・そう思うと緊張するな・・」
主人公 「まぁ先のことは先のことで今日のとこは・・・帰るかフー子」
フー子 「あ、あぁ、そうだな。先のことは先のことだな。うん、帰ろう」
帰る二人 ここから徐々にフェードアウト
フー子 「ほら・・・立てるか?え?足元ちょっとフラつく?では、このマケイシュラを杖にして歩くといい・・・ん!なんで遠慮するんだ?あー、待て、先にいくな!あ、そうだ、帰りに電気屋よっていかないか?実は噂に聞いたのだが、キサマのゲーム機の関連機器に録画機能があるものがあるらしくてな・・・そうそうTORUZEだ!それさえ手に入れればアニメが観放題・・・」