Track 2

02. リラックスするのが大事

(たま):お客さん、来ているものはここに お客さん、下着はここ お客さん、タオルこれ お客さん、いってらっしゃい (ねこや):失礼いたします あのー・・・どうかされましたか? どうぞ湯船に お湯加減はいかがですか? はあ、左様ですか それではかけ湯をいたしますねー あぁ・・・ん・・・ あのぉ・・・お客さん?どうかされました? あぁ・・・いえ、なんだか首をかしげているように見えましたので え、えぇ、当店は耳かき店です これ?これですか? あ、あぁ、たしかマニュアルによると耳かきの前にお客さんには十分リラックスしていただくのが第一とあります なので、耳かきの前にお風呂に入っていただき、リラックスしていただきたいなと 注文が多くて申し訳ございません お風呂ってリラックスしますよね? はっ、もしかして・・・?気持ちよくありません? あ、ふふふっ、そうですよね 人間は毎日お風呂には入るぐらい、お風呂が大好きですものね (たま):ねこやさん、これを (ねこや):ああ、そうそう、これね これは、肩こりに聞くらしいという あぁ・・・たしか名前はボブだか、なんだかの入浴剤です シュワシュワしますよ (たま):あと、これを入れまーす (ねこや):これはたしか、お湯がぬるぬるして、お肌すべすべになるとか 体によさそうなものを全部入れればきっとすごくリラックスするはずです さあ、お客さん リラックスしてください (たま):んー、リラックスしてますかね? (ねこや):しっ・・・今お客さんが目を閉じてリラックスをしている最中です いいですか? ここは私たちも静かにして、そして私たちもリラックスすることによりお客さんもリラックスするのです さあ、深呼吸をしますよ すー・・・はー・・・ (たま):すー・・・はー・・・ (ねこや):すー・・・はー・・・ (たま):すー・・・はー・・・ (ねこや):かけ湯いたしますね (たま):私もしますー (ねこや):ん・・・ (たま):ん・・・ (水音30秒) (ねこや):あらあらあら、そろそろ時間ですね (たま):これ以上湯船につかってるとのぼせるみたいですよ? どうぞお客さん、私どもは両手で目を覆っておりますので、湯船からお立ち上がりください (たま):おやー?おやおや?ねこやさん、指の隙間から覗いてますねぇ? (ねこや):しーっ!そういうたまちゃんも、指の隙間から覗いているじゃないですか (水音、立ち上がる音) あっ・・・ (たま):おぉー・・・ (ねこや):おおー・・・ なかなか目の保養になりましたね (たま):えぇ、とっても (ねこや):では、お客さん、こちらに (たま):お客さん、タオルはこちらにご用意しておりますー お客さん、お着替えはこちらですー お客さん、お体はしっかりと拭いてくださいねー? (ねこや):それでは、隣の部屋に移動してくださいませ (たま):ませー