手でくすぐり
…くくく♪
どうした若造?そんな風に固まってしまって♪
かかってこないのか?ん?
それとも…動けないのかえ?
ひょっひょっひょ♪
かなしばりの術をかけられたことに気づきすらしないとは♪
何ともマヌケな奴じゃのう♪
ほれ、顔以外体が全く動かせないじゃろ?
ワシ程の妖怪になればこれくらいの妖術、朝飯前なのじゃ♪
これでもうワシが術を解かない限り自由には動けぬ。
勝負アリじゃ♪観念せい♪
くくく…さあ、情けない敗者をどうしてくれようか♪
このまま心臓をえぐり出してやってもよいのじゃが…♪
そうさのう…ワシに挑んでくる人間など久しぶりじゃ。
少々殺す前に虐めてやるとするかの♪
ほれ、畳の上に寝転ぶのじゃ♪ど~ん♪
特注の畳だからいい寝心地じゃろ♪
せっかく痛覚も残しておいてやったんじゃ、背中で楽しむがよい♪
そして、このままお主の腰の上に…よっこいせっと♪
ふふん♪倒すべき相手に逆に押し倒され、
こうして尻に敷かれてしまうとは…惨めな男よのう♪
ん?何じゃ?体重が想像より軽くて驚いた?
ほほう、嬉しいことを言ってくれるではないか♪
まあ軽いのも当然なんじゃけどな。
何を隠そう、これはワシ本来の姿ではない。
本当はもうちょっとグラマラスな大人体型なのじゃ。…本当じゃぞ?
だが常に本来の姿でいると少々疲れるのでな、
普段は妖力の無駄な消費を抑えられるよう
こうして低燃費な少女の外見を形造っておるというわけじゃ。
もちろん外見だけではないぞ♪
このツルツルな卵肌、あどけない声色、
か細く簡単に折れてしまいそうなほどしなやかで小さな手足…
今のワシは、外見中身共に立派な人間の美少女じゃ♪
…そんないたいけな少女の手でこれから命を奪われるのじゃ♪
考えただけでもゾクゾクとせんか?ん?
くくく♪よいぞ、その恐怖した表情とおびえた声♪
顔だけは動くようにしておいてやった甲斐があるわい♪
最も今更命乞いなどしても遅いがのう♪
人間の分際でこの妖狐様にたてついたこと…死ぬほど後悔するのじゃ♪
さて…それではいただくとするぞ♪
邪魔な衣服を脱がせて~と……ふう♪
これで上半身は丸裸じゃ♪狙いもつけやすい…くく♪
さあ…お主の心臓は…胸のこのあたりじゃな?
そう怖がらんでもよい♪痛くないようにしてやるから安心せい♪
そいじゃ、いくぞ?右手をお主の胸に当てて…くく…せ~の♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
ひっひっひ♪なんじゃ、そのマヌケ面は♪急にくすぐられて驚いたか?
くくく…久しぶりに人間を好き放題にできるのじゃ♪
すぐに殺してしまってはつまらなかろう?
こうしてたっぷりワシの手で…
こちょこちょこちょこちょ♪
体を弄んでから殺してやるからのう♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
ほれほれ、動けないところをくすぐられる気分はどうじゃ♪
とてつもなく苦しいじゃろう♪
胸をワシの小さな指で、
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
くく♪ワシは昔から人間をくすぐって虐めるのが好きでな♪
相手がこの小さな手によって涙しながら笑い悶える姿に
何とも嗜虐心をそそられてしまうのじゃ♪
ほれほれ、お主も笑え♪笑って苦しむ顔をワシに見せるのじゃ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
こちょこちょ♪こちょこちょ♪
む?お主、もしや笑うのを我慢しとるのか?
ふむ…妖怪にくすぐられて笑い声をあげるなど、
退魔士としてのプライドが許さん、というわけか。
意外に骨のある奴のようじゃな♪
じゃが…ワシのくすぐり術の前ではそんなもん無駄じゃ♪
ほうれ、お次は両手を腋の下に添えて…
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
ふふ、くすぐりの急所といえばやはりここじゃ♪
ワシのカワイイ手でたっぷりかき回してやるからな♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
少し窪んでおるところに指を突っ込んで~♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
どうじゃ♪指が小さい分、
こうやって細かいところまでかき回してやれるのじゃぞ♪
こちょこちょこちょこちょ♪、
こちょこちょこちょこちょ♪
うりうり♪笑ってしまえ~♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
ひょひょひょ♪ついに吹き出しおったな♪
まあ人間にしては長持ちした方じゃな♪褒めてやろう♪
ほれほれ褒美じゃ♪
腋の下で好きなだけ笑い乱れるがよい♪
5本の指を全部使って~♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
おうおう♪すごい笑い声じゃのう♪
さっきまでの我慢強さはどこへ行ったのじゃ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こういうくすぐり方もあるぞ?
くぼみのとこに人差し指の爪を立ててじゃな…
カリカリ♪カリカリ♪
カリカリ♪カリカリ♪
ふふん♪これも中々刺激的じゃろう♪
カリカリ♪カリカリ♪
カリカリ♪カリカリ♪
鋭い爪で獲物を捕らえるように、素早く~♪
カリカリカリカリ♪
カリカリカリカリ♪
カリカリカリカリ♪
カリカリカリカリ♪
カリカリ…からの~♪指で、
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
ふう♪腋の下はこんなもんじゃな♪
ひひひ♪お主中々よい声で鳴くではないか♪
苦しそうなところが実にワシ好みじゃ♪
ん~?もうやめて、じゃと?
何を言っとる♪もっとも~っと笑ってもらうまでは許さんからな♪
ほれ、腋の下の次は…脇腹なんかどうじゃ?
こちょこちょ~っと…
おお?今の表情…見逃さんかったぞ♪
お主さては…脇腹が弱点じゃな?
隠さずともワシにはバレバレじゃ♪
こうすれば…
こちょこちょこちょ♪
ひひひ♪いい反応♪一目瞭然じゃな♪
ほれほれ、そうとわかればもっとしてやるからの♪
遠慮せず笑い狂うのじゃ♪
こちょこちょこちょこちょ♪
おっと、少しくすぐり方も変えてやろう♪
こうして、指先を広く使って撫でるようにじゃな…
こちょこちょこちょこちょ~♪
ひひひ♪これもくすぐったかろう?
脇腹を手前から奥へ、じっくりなぶってやるぞ~
こちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
くくく♪なんじゃなんじゃ♪そんなに悶えおって♪
そんなにワシの両手がよいのか♪
ほれ、どこが一番くすぐったいんじゃ?
脇腹と言っても範囲が広いからのう♪
どこが嫌かハッキリ言うてみるのじゃ♪
腰の辺りか?
こちょこちょ~こちょこちょ~♪
違うか?ならへその横らへんはどうじゃ~?
こちょこちょ~こちょこちょ~♪
それとも肋骨の辺かのう?
こちょこちょ~こちょこちょ~♪
ほれ、全体を指先で
つつつ~♪つつつ~♪
腰から腋の下まで、つつつつ~♪
ひひ♪さあ、白状してみい♪
今なぞられてる中で、どこをくすぐらないで欲しいんじゃ?
つつつ~♪つつつ~♪
つつつ~♪つつつ~♪
つつつ~♪つつつ~♪
つつつ~♪つつつ~♪
つつつ~つつつ~つつつつ~♪
ほう♪そこのあたりか♪
なるほどなるほど♪よく言えたのう♪
褒美にそこを…たっぷりこちょばしてやるからのう♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょ~♪
ひょひょひょ♪
やめろと言われて素直にやめてやるほど、妖怪は甘くないのじゃ♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
ほれほれ、ここか~?ここがええのんか~?
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
うりうり♪腋の下と脇腹、両手で同時攻撃じゃ♪
こちょこちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょこちょ♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
こちょこちょこちょこちょこちょ~♪
ひひ~♪あ~楽しいのう~♪
やっぱり人間をくすぐって弄ぶのは最高じゃ♪
お主もそう思うじゃろ?ん?
ほう…もういっそ殺して…か♪
さっきまでと比べて随分と弱気になったもんじゃ♪
くく…生憎じゃが、すぐに殺してやるわけにはいかぬ♪
なんせ最大のお楽しみをまだいただいてないからのう♪
おや、何のことかわからんか?鈍い奴め♪
妖怪が人間から搾りとるものといえば決まって…ふむ。
そうじゃな、腹も減ってきたし…
そろそろ美味しくいただくことにしちゃおうかの♪
なあに、何をかはすぐにわかる♪
お主は大人しくそこで悶えておれ♪ひっひっひ♪