導入、深化
えっ?またかけて欲しいの?
そんなに私の催眠術気持ちよかった?
べっべつにあなたに褒められてもうれしくないんだからねっ!
あなたは黙って深く深くかかってくれればいいの!
ほら、じゃぁそこに横になって。
私がゆっくり、あなたの大好きな催眠状態へ連れて行ってあげる。
それじゃ、目を閉じて。
あなたの、好きなタイミングで・・・あなたが一番気持ち言いと感じる深い呼吸をしてね・・・
最初は意識的に・・・呼吸を続けているとだんだん呼吸が楽になっていくよ・・・
あなたと一緒に海に行ったときのことを覚えてる?
金色の太陽の光がとってもあったかくて・・・
さわやかな風が私たちの体にあたって気持ちよかったね・・・
足元の砂はさらさらして・・・足を踏み入れると体重で沈んでいっちゃったね・・・
静かに海に入ってみると・・・太陽の光で海がぬるくなってて・・・・
そこにぷかぷか体を浮かべてみると・・・・ふわふわ~って体が波に揺れたね・・・・
波が優しくおしたり・・・・ひいたりするのにあわせて・・・・
体も一緒に動いて・・・でにそれが逆に気持ちよくて・・・
ふわふわ~ってしておもしろかったね・・・
あ、催眠術のお話だったね・・・ごめんごめん・・・
催眠状態って気持ちいいよね・・・
頭がほわーんとして・・・・・
私が・・・・あなたにかけてもらったときは・・・
すごくぼーっとしちゃって・・・・何も考えられなくなっちゃった・・・・
口が・・・・だらーんと空いているのに何も分からなくて・・・
よだれも・・・少し・・たれていたのかな・・・でも・・・ただ・・気持ちよくて・・・・
あのあとなにをされたかよく覚えてないけど・・・・・それはお互い様だね・・・
冬・・とっても寒い日に・・・仕事から疲れて帰ってきて・・・
お風呂に・・・ざぶーんって入ると・・・体がしびれたような感じがして・・・
最初は冷たく感じるんだけど・・・・・だんだんと体中があったかくなっていって・・・・
いつまでもその気持ちよさにつかっていたくなっちゃうね・・・・
他にも・・・朝起きたら頭がぼーっとして働かないの・・・でもお布団のあったかさだけは
感じて・・・でもうとうとしているあの感じ・・・・
今・・・あなたは・・・あなたの呼吸がとても楽になっている事に気づきます・・・
一呼吸ごとに・・・深い深い催眠状態へと入っていってしまうの・・・・
先ほどの海を想像してみましょう・・・・
あなたは・・・とてもきもちのいい海の上に・・・ぷかぷかと浮いています・・・
風が気持ちよくて・・・鳥の声がきれいな空から聞こえたり・・・太陽の光があたたかい・・・
そこにいるだけで催眠状態になってしまいそうなくらい・・・
私が・・・今から100から逆に数を数えていきます・・・・
数えていくに連れて・・・あなたの体は重くなって・・・ふか~い海の中に沈んでいきます・・・
私が傍についているので海の中でもふか~い呼吸が出来ます・・・心配しなくていいよ・
むしろ・・・いつもより・・・気持ちい~い呼吸が出来るかもしれませんね・・・・
100・・・・・99・・・・海の中に沈んでいきます・・・・98・・・・97・・・・
96・・・・・95・・・・太陽の光がぼやけて見える・・・・94・・・・93・・・
92・・・・・91・・・・90・・・・・水面が・・・ゆらゆらと揺れている・・・・
89・・・・88・・87・・86・・・・85・・鳥の鳴き声や・・・・風の音が・・・・消えていく・・・
・・・84・・・83・・・・82・・・・81・・・・80・・・・傍にいる私の声だけが聞こえる・・・・
79・・・・・78・・・・77・・・・76・・・・75・・・・水の中だからいつもよりも響いて聞こえる・・・・
74・・・・73・・・・ゆっくりと沈んでいく・・・・72・・・71・・・70・・・
心の力も抜けていく・・・・・69・・・・68・・・・67・・・・66・・・・65・・・・
私がいるから呼吸がきもちいい・・・・64・・・・63・・・・・62・・・・61・・・・
あなたの体は重くなり続けていく・・・・60・・・・59・・58・・57・・・・
もう・・・太陽の光はあなたに届かない・・・・・56・・・55・・・・54・・・・53・・・
手足も沈んでいく・・・・52・・・・・51・・・・50・・・・・あなたはとても深いところまでやってきました・・・
でも・・・まだまだ沈んでいきます・・・・意識が沈んでいきます・・・体も沈んでいきます・・・
49・・・・・48・・・・・47・・・・・46・・・・45・・・・頭もしずむ・・・ただ・・沈む・・
44・・・・・43・・・・42・・・・41・・・・40・・・何も考えられないまま・・・沈んでいく・・・
39・・・・38・・・・・37・・・・36・・・・35・・・・深い場所へと沈んでいく・・・
34・・・・・33・・・・・32・・・・31・・・30・・・海の中で・・・気持ちよさだけを感じながら・・・
心がやすらいでいく・・・29・・・・・・28・・・・27・・・・26・・・・25・・・あなたの体の重さがスピードに乗って勢いよく落ちていきます・・・・
24・・・・・23・・・・・22・・・・21・・・・20・・・・私しか頼れるものはありません・・・
19・・・・18・・・17・・・16・・・・15・・・ずっと傍いるから・・・安心して堕ちていって・・・・
14・・・13・・・・12・・・・11・・・10・・・もうすぐ・・・あなたの一番深いところにつきます・・・
9・・・・8・・・・7・・・・どこにおちているかわからない・・・・・6・・・・5・・・・・4・・ただ深いところに行くだけ・・
3・・・・2・・・・私の声が・・・・ゆらゆらと水を通して・・・あなたに伝わる・・・1・・・・さぁ・・・到着です・・
0・・・
あなたの堕ちていく心は・・・・到着と同時にゆっくり止まりました・・・
もう・・・何も考えれない・・・・・とても深い場所・・・あなたの深い場所・・・
とても気持ちがよくて・・・・・体の力が完全に抜けて・・・私の声に包まれている・・・・
一番深いところだから・・・とても体が温かい・・・・・
あなたは・・・・こんな催眠状態が好きですね?
そして今は呼吸がとっても楽でしょう?
・・・だから今あなたはとても深い催眠状態です・・・
私が・・・1から・・・10まで・・・数えていくと・・・あなたの体はだんだんと浮いてきて・・
あなたは目を覚まします・・・・
でも・・・私が・・・・「眠れ」というと・・・あなたはまた・・・・この深いところへとやってきます・・
これを繰り返せば繰り返すほど・・・あなたの心は暗示にかかりやすくなって・・・・私の言うことを実行しやすくなる・・・
1・・2・・・・3・・4・・・5・・・6・・・7・・・8・・9・・10!
目が開きます・・・・体はうごかさないまま・・・何度か瞬きしてください・・・
「眠れ」
すーっと深くさっきのところへと落ちていく・・・・
もし目が開いていても・・・・目のちからが抜けるから・・・勝手に目は閉じてしまう・・・
ゆっくりと・・・しかし確実に・・・あなたは深く入っていく・・・・
私の声が・・・水の振動で・・ゆらゆらと聞こえる・・・
私が・・・1から3まで数えるとあなたは目を覚まします・・・・
さっきよりもすばやく目を覚ますことが出来ますが・・・さっきよりも・・・無意識では深いところにいます・・・
1・・・・2・・・・3!
めがひらきます・・・・自分で考えることが出来るのに・・私の言葉は・・・・あなたの心に直接響きます・・・・
「眠れ」
すーっと・・・さっきよりももっとはやく・・・深いところへと戻っていきます・・・
私の言う言葉どおりに従い・・・・・深く入っていく・・・
1・・・・2・・・3!
また目が開く・・・・さっきよりももっと早く・・・でも私には従う・・・
「眠れ」
目が閉じて・・・すーっと深く深く・・・入っていく・・・・
とても落ち着いていて・・・気持ちいい状態です・・・・
1・・・・2・・・3!
目が開きます・・・とてもさわやかな気分です・・・
「眠れ」
体の力が一瞬にして抜け・・・深く入っていく・・・
瞬間催眠って気持ちいいね・・・
1・・・2・・・・3!
今から・・・私が・・・暗示キーワードをを言いますが・・・
それをあなたは・・・できるだけおちないように・・・耐えてください・・・・
一つ一つの言葉に・・・頭が揺さぶられて・・・深く入ってしまいそうになりますが・・・
出来るだけ耐えてください・・・・もし・・・自分の限界が来てしまったなら・・・
あなたは・・・催眠状態に入ってしまうと思います・・・・
そのときは・・・・耐えていた分の衝撃が・・・・あなたの催眠状態に拍車をかけ・・・・深く落ちていきます・・・・
しっかりと目を開けておきましょう・・・・
一瞬でも気を抜くと・・・・目が閉じてしまい・・・深く入ってしまいます・・・
一度動き出した歯車は止まりません・・・
そうなると私が何も言わなくても・・・あなたは深く入っていってしまうので・・・・気をつけましょう・・
もし耐え切っても・・・それはあなたが・・・目を開けたまま催眠状態にはいれたということ・・・
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
まだ耐えてください・・・目は閉じない・・・
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
頭が真っ白になっていく・・・・
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
ぼーっとしてくる・・・・
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
がんばって・・・・まだ耐える・・・
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
私の言葉が・・・頭に響いて・・・力が・・・抜けてくる・・・
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
「眠れ」
上のまぶたが下のまぶたとくっつきそう・・・
「眠れ」
「眠れ」
目の力が抜ける・・・
「眠れ」
「眠れ」
どこを見ているか分からない・・・状況を認識できない・・・
「眠れ」
「眠れ」
もう・・・我慢しなくていいよ・・・
「眠れ」