Track 2
んっしょ…
じゃあ、電気消しますね
ふふ、真っ暗になっちゃいました
でも、目はすぐに慣れてくると思いますよ
寝る前から部屋を暗くしていましたから、すんなりと暗闇を受け入れてくれるはずです
あまり明るすぎると寝る前から身体が興奮してしまってあまり良くないんです
明かりといえば、テレビやパソコン…携帯電話もだーめっ
ほら、ご主人様も携帯電話は向こうに置いておいてください
ちゃんと知ってるんですよ?
寝る前にご主人様、よく携帯電話でネットサーフィンしてるってこと
携帯みたいに小さい画面からの光でも身体を刺激するには十分な光量なんですから、なるべく使わないようにしてください
さてと…それじゃあ、早速お休みしましょうか?
いつも毛布を着てから、その上にお布団を掛けてましたよね
んしょ…んしょ
ご主人様に毛布をかけてと…
どうです?あったかいですか?
ふふ、ではではこのまま私がお布団としてご主人様の上に…
ふぇ?何でって…深い意味はなく、私が布団の精として当たり前の事をしようとしてるんですけど…
ふん…ふんふん
た、確かに女の子が覆いかぶさったままだと気になっちゃいますよね
んぅ…でもでも、それじゃあ、私の役目が果たせないです
え?横に添い寝…?
まぁ、それなら大丈夫…かな?
横に添い寝だとイメージ的には少し布団が横にずれた感じですが、かろうじて着れてると判断します
ほら、寝相が悪い人ってお布団から脱ぎ出たりしますよね?
そういう感じです。うん
えと、それじゃあ、隣に失礼しますね…
んしょ…
あっ…毛布着せてくれるんですか?
私はお布団なんですから、体温は高くて寒さに強いんですよ
ほら、手を触ってみて?
ね?あったかいでしょ?
だから、私の事は気にしなくて良かったのに
これじゃあ、いつものご主人様の寝る時に掛ける順番が逆になっちゃいます
ふふ、ご主人様優しい
んっ…
どうですか…?
木綿の身体あったかいです?
普通なら、こんな真冬に毛布だけ着て寝るなんて寒くて眠れないですよね
それなのに、こうしてくっついてるだけでとってもあったかい…
ご主人様、何か感じる事はありませんか?
何も無いんです…?ホントにホント?
じゃあ、もっとくっついて私のコトを思い出させてあげます
んっ…ぎゅ~~~~
んしょ…んっ…
ぎゅぅぅ~~
んっ…ぎゅ~~~~
ぎゅぅぅ~~
うふふ、本当はもう気付いてるんですよね?
木綿がご主人様のお布団だってこと
毛布を着て、私とくっついてる今の状態…
いつも寝る時に感じている安心感とまったく同じだって、ご主人様は分かってるはずです
その証拠にご主人様の身体が凄くリラックスしてますし…
どうです?
これで私が本当に布団の精だってこと、信じてくれますか?
あー…もう、照れちゃって…
信じてくれるんでしたら、ちゃんと私の目を見て言って?
「木綿は俺のお布団だ」って…うふふ♪
ほらほら、ちゃんとこっち向いて言って?
ぶー…目を瞑ったまま言われても有り難味がないんですけど
あっ、毛布被って逃げた!
まったくもう…ご主人様は本当に照れ屋さんなんだから
仕方ありませんね…
私の望みは追々、叶えるとして今はご主人様に休んで貰うことが大事です
…というわけで、身体を冷やさないようにぎゅーってくっついちゃいますね
ほら、手を握ってください?
ふふ、ご主人様の手…ちょっとひんやりしてます
身体が冷えたままだとなかなか寝付けませんし、しっかりと私の身体で温めてあげますね
手を握ったままご主人様の足に私の足も絡ませて…
んしょ、んしょ
あ…足もちょっと冷たいですね
私がお布団の時には毛布が間にありましたから、こういうの全然気付かなかったです
いつもはどうやって温まってるんですか?
ふんふん…なるほど、温かくなるまで足を動かしていると…
足の運動って結構、安眠するにはいいんですよ
正確には足首の運動なんですけど…左右に足首をゆらゆらと動かすと効果があるんです
でも、今日からは私が一緒に添い寝してあげますから、何もかも私に任せてくださいね
んっ…ぎゅ~~~
ぎゅぅぅ~
んぅ…思ったよりもご主人様の身体、冷えてる
せっかく人の身体を作ることが出来たのに、ご主人様を暖かく出来ないなんてそれこそお布団として失格です(※耳元でこしょこしょ・ここまで)
やはり、本来の役目通りご主人様に覆いかぶさるようにして…
えいっ♪
んん~…やっぱりこの感じ、いつものご主人様…
なんだか私の方も安心して落ち着けちゃうな
えへへ、覆いかぶさってるのに重たくないでしょう?
元々、木綿はお布団だから、体重はそれと変わらないんです
だから、こうやって…ぎゅ~って上から重みをかけても全然苦しくならないんですよ
んぅ、ご主人様~…
やっと目を合わせることが出来ましたね
うふふ、ぎゅぅぅ~♪
んっ…んぅ…
私、いつもこうやってご主人様の事を見てたんですよ?
今日はお疲れなのかな?とか楽しいことがあったのかな?って
今みたいに話しかけることは出来ませんから、ただじっと見ているだけしかできませんでしたけど…
え?私の楽しみですか…?
ん~、そうですね
一番の楽しみはこうやってご主人様を寝かしつける時、でしょうか
すーって眠りに就くまでの時間が私は大好きなんです
もう寝ちゃったかな…?と思ったら、寝返り打ってまだ寝れてなかったり
逆にまだ起きてるかな…?って耳を澄ませてみたら可愛い寝息が聞こえてきたり…
えへへ、ご主人様って結構寝顔可愛いんですよ?
恥ずかしいからやめろって…それはだーめっ♪
これは私だけに許される権利なの
どんなに拒否されても見ちゃうんですから
ご主人様、たまに毛布に被ったまま寝る時があって、その時は少し寂しいんですよ?
今日は寝る瞬間が見れなかったなぁ…って
で・も、今日はこうして動けるようになった訳ですし、どんなに抵抗してもバッチリ見せてもらいますからね?
ご主人様のね・が・お♪
んっ…ご主人様ぁ…大好きです
んぅ…ぎゅ~
このままずっと眠りに就くまでぎゅってしてますから、安心してくださいね?
もぞもぞ…もぞもぞ…
んっ…
んぅ…
ぎゅぅぅ~
ぎゅ~…
んぅ…ご主人様の身体気持ち良いです~♪
すりすり~…すりすり~…
え?ご主人様って呼ぶのダメ…なんですか?
だったらどんな風に呼べば…
ふんふん…ふんふん
仕方ないですね…分かりました
それじゃあ、ご主人様…じゃなかった
君の言うとおり、年上のお姉さんみたいに接してあげるね?
私の所有者である君にこんな事するのはちょっと気が引けるんだけど…
ふふ、でも不思議と似合ってる感じがするかも
まるで最初からこういう間柄だったような…
もぞもぞ…もぞもぞ…
んっ…
んぅ…
ぎゅぅぅ~
ぎゅ~…
今日もゆっくりお休みしてね…?
私がこうやって覆いかぶさったまま、眠りに就くのを見てるから
ん?まだ眠気がこない?
いつもだったら、すぐに眠そうな顔してるのに…
ちょっと位置が悪いかな?
んしょんしょ…
これくらい?
んぅ…もうちょっと上?
んっ…んぅ…
んぅ?どうかした?
何だかさっきよりも心臓の音がはっきりと聴こえてるよ…?
あっ…すっごくドキドキしてる…!
だ、大丈夫?額から汗も出てるし、もしかして風邪を引いたんじゃ…
え?そ、そうじゃない?
それじゃあ一体…
ひゃぅ!?
な、何か硬いのが下半身に当たって…
あっ…あふぅ…
これってもしかして…
やぁん…
な、何でこんな時にここおっきくしてるの~…!
え?私が悪いって…そ、そんなぁ
ただ私は君を寝かしつけようとしただけで…
うぅ…確かに私は見た目…というか中身も女の子だし、君が意識してしまうのは当然だけど…
ご、ごめんね…?
いくらお布団でもこんな風に女の子から跨るようにして抱きつかれたら、その…興奮しちゃうよね
少し考えたら分かるはずなのに、もう~…私のばかばか!
ご主人様を寝かしつけるどころか、えっちな気分にさせちゃうなんてお布団として失格だよぉ
えっと…男性って一度硬くなったら元に戻すのは大変なんだよね?
うん、やっぱりそっか…
それなら仕方ないね
お姉さん覚悟を決めちゃいましたっ
何がって、もちろん君を気持ち良く寝かしつける為に責任を取るって事
そんなに拒絶してもダメなんだからね?
それに口ではそんな事言っても、身体は正直なのはバレバレなんだから…
ほら、さっきよりもここ…こんなに大きくなってる
何もしてないのに何でなのかな~?
うふふ、それは君が少し期待してるからだよね?
木綿にこのムラムラした気持ちを解消して貰いたいって
ほら、意地張らないでちゃんと教えて?
私が責任を持って君の事気持ち良くしてあげるから…ね?
うん、よく言えました♪
それじゃあ、早速始めようか
え?お布団なのに性の知識はあるのかって?
それは君のお布団だから当然かな
だって、君との付き合いは長いし…
プライベートルームでずっと君のことを見てたんだよ?
これが意味すること、分かるよね
ふふ、そうだよ
君がこっそり見てたエッチな動画とか本とか…全部見てきたんだから
本来なら持つはずが無いディープな性の知識を持っててもおかしくないってわけ
それに私の外見や性格だって君の潜在的な欲求から生み出されたものなんだよ?
だから私に密着されてエッチな気分になっても仕方が無いことなの
それだけ木綿の事を異性としてみてしまうって事だよね
私、嬉しいな…♪