催眠奴隷館にようこそ
催眠パートは常に明るく楽しそうに、幸せそうに
1. 催眠奴隷館にようこそ
「あは、いらっしゃいませ、ようこそ催眠奴隷館へ」
「あは、本日の商品はわたくしみさきです」
「え? なにをおどろかれているのですか?」
「お客様がわたしをオーダーしたのですよ?」
「ですから、こうやって、お客様のオーダー通り
普段の仕事の制服で商品をご用意いたしました」
「あは、商品説明の前に、まずは催眠奴隷についてのご説明をさせて頂きます」
「もうご存じかもしれませんが、一応ご説明するルールになっておりますので」
「あは、催眠奴隷は、その名前の通り催眠にかかっております」
「もちろんわたくしみさきも、現在催眠にかかっております」
「あは、この催眠は、音に反応して催眠をかけたり解除したりすることができます」
「お客様のお手元にあるリモコンのボタンを押しますと、ぽーんという音がします」
「あは、ぽーんという音が鳴ると、かかっている催眠は解除されます」
「あは、そしてまた、ぽーんと言う音が鳴ると、再び催眠にかかるという感じです」
「あは、なんとなくおわかりになりましたでしょうか?」
「口で説明するよりも、実際にお試し頂いた方がわかりやすいと思いますので」
「よろしければそのリモコンのボタンでお試しいただけますでしょうか」
「あは」
(少し間を開ける)
(ぽーん)
「・・・え? ・・・な・・・なにここ?」
「どこなのここ?」
(少し間を開ける)
「ちょ・・・ちょっと・・・あなた・・・ここはどこですか?」
(ぽーん)
(少し間を開ける)
「あは・・・いかがですか? おわかりになりましたか?」
「それでは、商品を実際にお試し頂いて、気に入って頂けましたら
ご購入のご検討よろしくお願いいたします」
「今回はお客様のオーダーで取り寄せた商品ですがお客様がお試し頂いて、気に入らない場合は、お代のお支払いは結構です」
「あは、その際は、商品は催眠を解いて、もとの生活に戻します」
「もちろん、催眠を解いた際は、この催眠奴隷館で起こったことは全て忘れますのでご安心ください・・・あは」
「ところで、今回のオーダーは、お客様がスピード違反で取り締まりを受けた婦警とだけお伺いしましたが、わたしのこの顔で間違いありませんよね?」
(少し間を開ける)
「あ、あっていましたか」
「あは、それはよかったです・・・あは」
「え? 名前も日付も何もわからないのに、どうしてわたしが特定できたかって?」
「あは、それは企業秘密ですお客様」
「催眠奴隷館では、お客様のご依頼でしたら、
どのような内容でもお引き受けいたします」
「もちろんこのような特別オーダーでご成約となった場合は、
通常価格の10倍を頂くことになりますが・・・あは」
「え? よく婦警を催眠奴隷にできた・・・ですって?」
「あは・・・それも企業秘密ですお客様」
(ぽーん)
(少し間を開ける)
「な・・・何・・・え? わたしがここに来る前、最後に何してたかって?」
(少し間を開ける)
「仕事で上司によばれて・・・」
「交通課のわたしなんかが特別な任務に参加とかなんとか・・・」
「あれ? ・・・その後(あと)どうしたっけ・・・」
(ぽーん)
「あは、あまり詮索(せんさく)しない方がいいと思いますよー」
「お客様は希望する商品をお試し頂いて、気に入って頂いたら、ご購入頂く」
「お客様もハッピー、催眠奴隷館も商品が売れてハッピー」
「催眠奴隷もお客様のもとで飼われることができてハッピー」
「みんなハッピーじゃないですか。それ以上はなにも必要ありませんよね?」
(少し間を開ける)
「あは、では、商品のお試しタイムをはじめたいと思います」
「あ、お客様、お試しの際は衣服は脱いでおいでくださいませ」
「あは、それでは、存分にお楽しみください」
「あは」