Track 11

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■11 この前のことがあったせいか、それとも私の生理が終わるのを待っているのか……いつもの痴漢はなかなか姿を現しません。 まさか、この前のことで満足してしまったのでしょうか……。 安堵とも不安とも分からぬ吐息が漏れた瞬間、私のお尻に手が触れました。 私には分かります……これはいつもの痴漢の人の手だと。 そして何故か、急に胸が高鳴り始めました……。いいえ、何故だかは分かっています。 また痴漢されるから……もしかすると、それ以上のことをされてしまうから。それがイヤだから。 でも、痴漢はすぐに私を端に連れ込みます……。 そして懐かしむようにお尻を撫で、すぐにスカートの中に手を……んん、手を入れてきます。 ナプキンが付いていないことを確認しているのでしょう、少し股間に触れて、すぐに離れ……。 安心したように胸へと手を伸ばし、ブラの中に手を入れて乳首をさすり始めます。 すぐにジンジンと痺れてくる乳首。 右胸を、左胸を交互に撫で回し、揉みしだき……あぁ、手が熱い。 いつものように熱い手で、胸やお腹、そして下腹部から股間までをまさぐり、撫で回してくる……良かった。 もしかしたらもう来ないのかと……い、いいえ! 何がいいのか分かりません。 この痴漢がまた現れて、不愉快にこそなれ安堵などするはずがありません。 無理矢理オッパイをさわられ、女性器をもてあそばれ、ペニスを押し当てられて射精までされて……ごくんっ。 あの、手に残った匂いがしばらく取れなかったことを思い出します。 あの何とも言えぬ独特な匂い……誰かに聞くこともできず、調べようもなく、ただひたすら匂いをかぎ続け……。 え? 寂しかった、なんて……何を聞いているの? 私が答えると思っているの? 寂しかっただなんて、ほんの少しでも思っていると……ごくん、え、今日は……何? 何をするって。 あ……今オチンチンを取り出した? まだオッパイもオマンコも、そんなにさわっていないのに。 もう生理は終わっているのに、まさかまた手に精液を塗りたくる気なのかしら……んん。 はぁはぁ、んんっ……オッパイ、気持ち悪い。 久しぶりに揉まれるからかしら、いつもよりもジンジンと痺れてくる気がする。 それに何故かしら、下腹部がキュンキュンしている感じ。 まだほとんどさわられていないのに……ん、んん!? 何でズリ下ろすの? いつもははいたまま、ショーツの中に手を入れてオマンコをさわるのに……いやだ、脱げちゃうじゃない……。 そう簡単にずり落ちたりはしないかな……あぁ、ブラもズリ上げて、さわりやすいようにして。 そう、久しぶりだから思い切りさわろうというのね? 下着に邪魔されたくないワケね? なんだか横着をされているようでイヤだわ。 いつもはもっと念入りにさわって……い、いいえ、脱がされるのがイヤなだけ。 痴漢されることがイヤなの。さわって欲しくなんてない……。 ん、んんっ、あら? オマンコ、もうずいぶんと湿っているみたい。 ちょっとさわられるただけで股間全体がヌルヌルしてしまっているわね……でも、これは体の反応だから仕方ないわ。