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■いもうと09『感覚を共有し合う双子のいもうと』 ■01 はぁ、はぁ、はぁっ、あっふ……うぅ、股間がムズムズするぅ、うう……はぁはぁ、はぁん、んんっ、あぁもう、またこんなぁ……んっく、んはぁはぁ、ど、どうしよう、どうしたら? んっ、んはぁはぁ、どうもこうも、ない……どうしようもない、あぁ、はぁはぁ、また……んんっ、またなの? またしてるっていうの? はぁはぁ、はぁ、あ、あンの馬鹿兄貴ぃいい。 あっふ、はふっ、はふぅ、うぅう~~、股間がムズムズして、ジンジンして……はぁはぁ、おかしなことになっちゃうじゃないのよぉ、はぁはぁ、よ、余計なコト覚えちゃってぇっ! 双子だというとよく話題に上るのが、お互いの気持ちが分かり合えるのか? とか、テレパシーみたいなことができるのか? なんていう馬鹿げた妄想……だけど、それも仕方ない。 どちらかが怪我をしたらもう1人の方も同じ箇所が痛む、ということは妄想ではなく確かにあったことだし、テレパシーなんてファンタジーはないけど考えや行動がシンクロすることはよくあったし。 でもそれは子供の頃の話で、必ずしも双子でなくったって年の近い兄妹なら起こりえることだと思う。 実際、私たちは双子といっても二卵性で、一卵性に比べれば妄想を誘うような神秘性には薄い。 薄い、はずだった……最近までは! 2ヶ月くらい前からかしら、たまに股間がムズムズするようになったのは……最初は変な座り方でもして痺れたのかと思ったんだけど……。 そうじゃないコトに気付いたのは1ヶ月くらい前。 ムズムズが、気持ちいいコトだと分かってしまった時から……だけどおかしいでしょう? 私は何もしていないのに! もちろん性的な興奮だってしてないし、自分で股間をいじるだなんてするはずがない。 だけど、女性器が気持ちいいっていうコトは分かった。 性的な快楽が湧き上がってるって分かった。 何もしてないのにそんなことが起こるワケがない……そして、私は気付いた。 兄の部屋から漏れ聞こえる卑猥な声を……兄貴の喘ぎ声を! そこにはもちろん彼女なんていない……。 あの兄貴に彼女なんて出来るワケがない……だとしたら、その喘ぎ声の原因はひとつ。 お、お、オナニーだわ! その声が途切れる瞬間が一番気持ちいいのは、そこでオナニーが終わってるから! 射精……兄貴がオナニーで射精! それが私の股間のムズムズの最高潮の時……私も、悔しいけど私も気持ち良くなっちゃう時。 私の女性器ってば、兄貴の射精とシンクロしてる! はぁ、はぁはぁ、はぁっ、あふ、ううう! 今日はまた、一段と長いぃ、はぁはぁ、ごくん……さっさと射精しちゃいなさいよぉ、はぁはぁ、アンタが終わらないと、私までずっと……。 んんっ、ずっとこのまんまで、あっふ、あ、あ、あ、来る、来ちゃう……あぁもう、射精しそうになるのも分かるようになってきちゃったじゃないのよぉ、あっ、出ちゃう、出ちゃああ。 あっふぅうううううう! あっ、あっ、あぁ、はぁはぁ、はぁ~~……で、出たぁ、やっと射精してくれたぁ、はぁはぁ、あぁ、気持ち良かっ……じゃなくて! 違くて! あぁもう! あンの馬鹿兄貴ぃ、最近は毎日のようにオナっちゃって! オナられると、私までこんなになっちゃうし、その間なんにもできなくなっちゃうし! いい加減やめさせないと……って。 アンタがオナると私まで気持ち良くなっちゃうんだからやめてよね……なんて口に出して言えるワケないしぃいいい! あーもー、どーしたらいーのよ~~! ……ほんとにもう、うぅ。 あぁもう、愛液凄い……拭かなくちゃ、こんなに濡れてたらあとで匂っちゃう……ん、んん。 拭かなくちゃ、拭くだけ、拭くだけ……私が感じ始めちゃったら、絶対、兄貴にも伝わって。 はぁ、はぁ、シンクロして、私がオナニーしてることバレちゃうからぁ、はぁはぁ……うぅ、なんでこんなしょーもないコトがシンクロするようになっちゃったのよぉ~、兄貴の馬鹿ぁ~。

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