Track 6

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■06 あぁもう、ちょっと飲み過ぎちゃった……もしかしたらいつもの痴漢が出るかもしれないっていうのに、こんな状態じゃまずいわよ。 うぅん、やっぱりタクシーにしておけば良かった。 この電車ってば、どんな時間でも混んでるのね……とにかく、今日は痴漢されても捕まえる元気ないし、おとなしく座席側に立っていようっと。 座れれば一番いいんだけど……ん、んん。 え、嘘。まさか、いつもの痴漢? そうか、座席側の時はお尻を撫で回すのよね……でも、いいわ。お尻だけなら、ちょっとくすぐったいだけだし……ん、んん! まったくもう……。 だいたい、こんなにこっそりとお尻やオッパイさわって何が楽しいのかしら。 私はくすぐったいだけだし、友達がじゃれてきてると思えば嫌悪感も薄れる……も、もちろん嫌だけど! んっ、くぅ……はぁはぁ、お尻の谷間くすぐってくるの、ちょっとキツイ。 ん、んんぅ……ふぅふぅ、酔ってるせいかしら、いつもよりもゾワゾワする感じが強い……あっふ、んんぅう。 んう!? ちょっと、スカートの中に手を……んんっ、手ぇ入れちゃ駄目! 今日はストッキングもレギンスもはいてないのにっ……ンン! やだ、直接ショーツさわられてる、ぅうん! 思った以上にくすぐったいし、ゾクゾクしすぎて声出ちゃいそうだし……っく! 我慢しすぎて、耳が熱くなってるの分かる……べ、別に恥ずかしくて赤くなってるワケじゃないわよ! こ、このぉ、わざとくすぐってるんじゃないの!? いちいちショーツのラインを指で擦らなくても……んっく! んふぅ、ふぅふぅ……あ、いけない。近くの人たちにおかしな顔見られちゃう。 我慢しなくちゃ、我慢……平静を装ってればどうっていうことないわ。くすぐったさはある程度我慢できるし、こんな痴漢に屈したくなんてないし! だから、平気……平気よ、んんぅ。あっふ、んくう! こ、このぉっ……さっきからお尻の、肛門のあたりばっかり弄って! 分かってやってるんだとしたら、相当の変態だわ。肛門を弄るなんて……ンンぅ、っくう! で、でも、これ以上潜り込まれたら、とんでもないことになっちゃう……こんな奴に、私の一番大切な所さわらせるワケにはいかないんだから、もっと脚を閉じないと……んふ、うう。 あぁ、なにかしら。脚を強く締めれば締めるほど、ゾクゾクが強くなる気がする……お尻の穴さわられながら、脚をキュッと閉じるとぉ……んぅう! なに、なによぉ! 痺れちゃう! そこ女性器よ!? そんなところさわったら駄目なんだから、だからなの? こんなに痺れて……体中、頭の奥まで痺れてきてぇ! はぁはぁ、いったいなんなの? こんなの知らないぃ。んんぅう! お尻の谷間擦りすぎっ、肛門も、女性器もさわりすぎよぉ! 絶対、これ以上は許さないんだから、こんなコト許したりできない、ないのぉお! あぁ駄目、なにか駄目! 頭の奥痺れるっ、しびれが背筋を駆け上がって、体中熱くなって……どうしよう。これ、声出ちゃうかも、で、出ちゃうぅううっ……くう! がっ、我慢しなきゃ、駄目、駄目ぇええ! ンンンンンン! んう゛っ、くっ……んふぅううううう! ふっ、ふぅう、ふぅふぅ……な、なに、なんのよっ……んっく! はぁはぁ、こ、これは駄目だわ。何かおかしいっ。 はぁはぁっ、どうしよう腰が、膝もガクガクする……息が、きつい。平静なフリしてるのつらいぃ……んっく、はぁはぁ、あ、あら? 痴漢いなくなってる? もうさわられてない……。 あ、空いた? 座っちゃえ! んっ、んふぅ、ふぅふぅ、んぅ~~……そうだ、痴漢は!? 駄目だわ、顔知らないんだから、見たって分かりっこない……んもう、私の馬鹿。 あぁもう、それにしてもひどいわ。ショーツの中まで汗でぐっしょり濡れちゃってる。ヌルヌルして気持ち悪い……まるで生理の時みたいね、嫌な感じ。 それもこれも、全部あの痴漢が悪いのよ! そうだわ、あと今度からはもうちょっと服装を考えなくちゃ。いつまでも、簡単にさわらせると思ったら大間違いなんだからね! だけど、今日はなんだかフワフワする感じぃ……♪