パート1 プレイ開始のご挨拶
ごきげんいかがかしら?
ふふっ……だいぶ待たせたみたいね。
……と言っても、ペットがご主人様を待つのは当然のことよね。
嬉しいのかしら?
土下座のその姿勢でもおまえが昂ぶっているのがよく分かるわよ。
ありがたく思いなさい? ご主人様が許してあげたんですからね?
それにしても、いつもながらにすがすがしい程の土下座ね。
真っ白なブリーフ一枚に、額を床にこすりつけるようなその恰好
……まさに、私のマゾペットにふさわしい姿ね。
どうかしら? そんな恰好で待たされて、屈辱かしら?
全身をこんなに上から見下されて、辱めを受けている気持ち?
……そんなわけないわよね。お前は真性のマゾ犬なんだから。
そんな恰好をさせられて、興奮してしまうのがお前でしょ?
むしろ、そのような恰好で待たせてあげてるんだから、感謝してくれてもいいくらいね。
私を待つだけで興奮できるなんて……本当にどうしようもないマゾペットだね、お前は。
ほら、ご主人様が来てくれたのよ? 挨拶のひとつもできないの?
「今日もボクを調教しにわざわざ足をお運び、ありがとうございます」は?
……あらぁ? 声が小さくて聞き取れないわね。
まさか、ご主人様に聞き返させるなんて……良いご身分になったものね。
あと1回だけチャンスをあげる……ほら、ご主人様にご挨拶は?
……ふふっ、そうそう。やればちゃんとできるんだから……。
ご主人様に無駄な手間をかけさせないでくれる?
……まぁ、よしとしましょうか。
これからたくさん、楽しいことをするんですからね?
それじゃあご主人様への挨拶も済んだことだし、顔を上げて良いわよ?
ゆっくりと……そう……。
ほらポチ、ご覧なさい……私のプレイスーツ。
いつもお前が『大好き大好き』って言っていたボンデージよ?
お前がどうしてもとせがむから、今日はこれを選んでみたの。
どうかしら……? こんな恰好のご主人様、興奮しちゃうかしら?
ふふっ、そんなに鼻息を荒くして……もう興奮してるの?
だけど……ご主人様に興奮するなんて、良い度胸しているわね?
まさかあなた、ご主人様を性対象としているのかしら?
あら? また土下座? ということは……図星、ということかしら?
……まぁいいわ……それほどこのボンデージが魅力的ということにしてあげる。
……まったくお前は、可愛いマゾ犬だこと。
ほら、顔を上げなさい? ご主人様を下から見上げるの……。
ふふっ、そうよ……もっとご主人様を見上げなさい?
哀れんだ目で、いくらでも蔑んであげるんだから……!
今日もたっぷりお仕置きしてあげるから、好きなだけ楽しみなさい……。
さぁ、早速今日も始めていきましょうか?
……その前に、いつもの、しないといけないわね?
お前が私専用のマゾペットだという証、今日も着けてあげるわね。
ほらこれ……お前専用の首輪よ。
これがないと、お前はただの犬……ちゃんと、ご主人様の所有物であることを見えるようにしなくちゃね?
ほら、ご主人様が直々に着けてあげるわよ? 感謝の言葉は?
……ふふっ、よく言えました。それじゃあ着けてあげるわ。
……これでよし。さぁ、これで正真正銘、お前は私だけのマゾペットのポチね。
今日もたくさん……悶え死ぬ程にお仕置きしてあげるわ。