パート7 プレイ後の会話
あら、着替えが終わったのね。
ちょっとお時間いいかしら? 良かったら、こっちに来て少しお話でもしない?
ふふっ、もう今は私はご主人様じゃなくて、涼子さん、でしょ?
強制じゃないわ……あなたの気持ち次第ってわけね。
来てくれると思ったわ……それじゃあこれ、一緒に食べない?
私が作ったチーズケーキよ……お口に合うと良いんだけど。どうかしら?
なによ、意外って……まぁ、会社じゃよく言われるけどね。
だけど私も普通に女の子…なんだから……なんて、らしくないこと言ってるわね。
ほら、お一つどうぞ、コーヒーもあるから一緒にね。
……どう? 美味しい? ……ふふっ、ありがと。
今までこんなことしてなかったんだけどね……なんだか、感謝の気持ちを伝えたくって。
いつも私の従順なマゾイヌになってくれてありがとうね?
今日もたくさん楽しませてもらったわ……首輪も、散歩も、鞭も……。
でも、痛くなかったかしら? 少し力が入ってしまっていたんだけど……。
そう? 良かった……もし傷跡でも残ったらどうしようって……。
……ううん、一番心配だったのは、あなたに嫌われること……かもしれないわ。
ふふっ、おかしな話よね……あんなに強気なご主人様していたのに、本当はこんなに弱気な事考えているなんて……。
ちょっと、笑わないでよ……!
そんなに笑うなら……お仕置き、するわよ?
……うふふふふっ、なーんてね。
今はただの…一人の女よ……仕事に疲れた、哀れな女よ。
今まで仕事一筋だったから……出世だけにしか興味がない、冷血女って影で言われているのも知ってるわ。
上司も部下も、私のことを何も分かってない……まぁ、私が分からないようにしてるんだけどね。
いつからかしら……本当の自分をさらけ出すのが怖くなってしまったのよ。
殻をかぶるために仕事して、それが悪循環して……もう、どうでもよくなっちゃって。
そんなときに、この店を知ったの……いつもは私にきつく当たってくる男だけど、ここでは私の言いなりだったわね。
そういうところだから、そう言ってしまえばそうだけど…それでも私の心は満たされたわ。
これ以上素晴らしい場所はなかったの……まさに私にとっての楽園ね。
そして、一番のお気に入りはあなたよ?
私のことを誰よりも理解してくれる、頑張って私に応えてくれる従順ないい子……。
少しだけ…、もう少しだけこっちに来てくれる?
ありがとう……あなたがいるから、私頑張れるわ。
……なんて、ちょっと重い話だったかしら?
ふふっ……こんなこと話せるのも、あなただけよ?
……あら、もうこんな時間ね。
そろそろ行かなくちゃ……残ったケーキは…、そう、ゆっくり食べてね。
それじゃあまた……次も、あなたを指名させてもらうわ。
今日は楽しかったわ、ありがとう。
また一緒に楽しみましょうね……ポチ?