アダルトパート-焦らし
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【05.アダルトパート-焦らし】
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でも、その前に……。
息が上がって、少し喉乾いてるんじゃないですか。
喉、うるおしましょう。
そのまま寝てていいですよ。
飲ませてあげる。
そう、口移しで。
口、開けてて。
んー……
冷たい液体と、あたたかな舌が口の中に滑り込んでくる。
口の中が、うるおいで満たされる。
ふふ、上手です。
もう一口。
また、口開けててくださいね。
んー……
液体と唾液が混ざり合ったものを飲み込む。
かあっとした熱さが、喉元を通り過ぎていく。
おいしい? おいしいですよね。
だって……あなたの大好きなお酒だから。
もっと飲みたい……でしょ。
ほら、口を開けて、もう一口。
アルコールの熱さを感じて、あなたの中でさらに快感が高まる。
どくん、どくん、と体の中で鼓動が波打つ。
鼓動とともに、じわ、じわと、あなたの体全体が熱くなってくる。
舌も口の中も、熱いですね。
キスしてるだけで、もうとろけそう。
ちょっとこぼれちゃった。
耳の方まで、濡れちゃいましたね。
頬を、舌でつーっ……と、耳の方へ。
ほら、こーこ。
耳たぶ
外側のふちも
耳の中は、大丈夫ですか……
ふふっ、耳も感じちゃうんですね。
かーわいい……。
じゃあもっと……耳を味わっちゃおうかな。
息を吹きかけられたり
キスされたり
甘噛みされたり
耳の穴を舐められたり
ぞくぞく、しますね。
耳舐められて、ささやかれて、
くすぐったいようなぞわぞわとした感覚が沸き起こる。
耳を責められるだけで、ドキドキしちゃいますね。
さっき私が飲ませてあげたお酒、ちょっとだけ媚薬を仕込んだんです。
……だから。
こーやって、ささやかれてるだけで、下半身がうずき始める。
こーやって…… 耳を舐められる音で、
おちんちんやお尻の穴をなめられている感覚を、あなたは思い出してしまう。
触られてもいないのに、びくん、びくん、とおちんちんが跳ねてしまう。
おちんちん、こんなにがちがちになっちゃって。
体も、ひくひく震えてますよ。
カウントダウンで、一度いってしまいましょうか。
5から数が減るたび、あなたの体は高まっていく。
ぎゅん、とおちんちんの方へと、意識と、精液が向かう。
0になったら、おちんちんを縛っているボウタイをほどいてあげます。
そうしたら……あなたのお望み通り、気持ちよく射精できますよ。
5、
4、
3、
……ストップ。
っふふ、ほどいてもらえると思いました?
焦らしてゴメンなさい。
あなたが悶えてる姿、かわいいから、つい。
じゃ、もう一度。
5、
4、
3、
2、
1
……なーんてね。
ふふっ、まだ、ほどいてあげない。
言ったでしょ。
我慢した分、いつもよりも深い絶頂を味わうことができる、って。
だから、まーだ、だーめ。
私がゼロ、って言うまで、ボウタイはほどいてあげません。
ボウタイがほどけなければ、あなたはイケないし、射精できないの。
いきたいのにいけなくて、我慢させられて。
耳だけ責められて……もどかしいですね。
焦らされて、焦らされて……いく寸前の状態が続いて。
……おかしくなりそうですね。
でも、あなたはじらされるのが好き……そうでしょ。
だって今、すっごくいやらしいカッコしてますよ。
おちんちん縛られて、限界まで勃起させられて、先っぽから蜜がとろとろ、とろとろ。
女の子みたいに、びしょびしょ。
すっごーく……いやらしくて……たまらないです。
私、あなたに、すごく興奮してる……。