03 二人でお耳綿棒
リーナ(右・通常):
え~と、綿棒はこれね。
先生、準備はよくて?
リーク(左・通常):
まずは、リーナからどうぞ。
お手並み拝見よ。
リーナ(右・通常):
あは、それは緊張するわね。
それじゃあ、先生。
(接近しながら)
行きますわよ。
(SE:綿棒・右)
リーナ(右・接近):
いかが?先生。
綿棒でお耳の中のお掃除。
気持ちいいでしょう?
いいんですのよ。
リラックスして楽しんでね。
(SE:綿棒・右)
リーク(左・通常):
さあ、次はリークの番ね。
(接近しながら)
先生、失礼しますわね。
(SE:綿棒・左)
リーク(左・接近):
私も上手でしょ?
くすくす。
いっぱい綿棒でお耳をお掃除して差し上げますわ。
(SE:綿棒・左)
リーナ(右・接近):
あらあら。
先生ったら、本当に気持ち良さそう。
リーク(左・接近):
先生は、こういうのがお好きなんですね。
リーナ(右・接近):
それじゃあ、二人同時にして上げましょうよ。
リーク(左・接近):
それはいいわね、リーナ。
それじゃあ、先生。
両耳同時に行きますわよ。
(SE:綿棒・左右)
リーナ(右・接近):
どうかしら、先生。
気持ちいいかしら。
リーク(左・接近):
くすくす。
気持ち良さそうよ、リーナ。
お気に召して下さったようで、とても嬉しいわ。
(SE:綿棒・左右)
リーナ(右・接近):
くすくす。
私達、普段はお互いのお耳をお掃除しあってるの。
だから、お耳のお掃除は得意なのよ。
リーク(左・接近):
そうよ。
リークはリーナの小さな耳の中を、綿棒で優しく擦り上げるの。
そうしたら、リーナがとても気持ち良さそうな吐息を漏らすのよ。
くすくす。
リーナは敏感さんだから。
リーナ(右・接近):
や、やだ、リークったら。
リークだって、リーナがお耳を綿棒でいじったら、『気持ちいい』って言って、お顔を真っ赤にしてたくせに。
リーク(左・接近):
・・・あら?
先生ったらどうされたの?
リーナ(右・接近):
もしかして、変なこと想像されたのかしら?
二人同時(接近):
くすくす。
(綿棒の手を止めて)
リーナ(右・接近):
ねえ、先生。
先生も私達の穴に綿棒を入れてみたい?
リーク(左・接近):
私達のピンク色の、小さな、小さな穴に・・・。
綿棒、入れたり出したりしたい?
二人同時(接近):
くすくす。
(綿棒再開)
(SE:綿棒・左右)
リーナ(右・接近):
先生ったら、大人なのにウブなのね。
リーク(左・接近):
本当、耳たぶまで赤くなってる。
二人同時(接近):
くすくす。
(SE:綿棒・左右)
リーナ(右・接近):
くす。
すっかりリラックスされたみたいですね、先生。
私達、仲良くなれたかしら。
リーク(左・接近):
ねえ、リーナ。
仲良くなるには、ドキドキが必要だって本で読んでことがあるわ。
リーナ(右・接近):
そうね、リーク。
じゃあ、次は先生にドキドキしてもらいましょう。
二人同時(接近):
くすくすくすくす。