Track 9

Next Track Back

感情変化-b《SとM/アンカリング-a》

助手: 術師:さてと…私はそろそろお暇致します 助手:あ、もう帰っちゃうんですか? 術師: 助手: 術師:はい、後はお二人で存分にお楽しみください 助手: 術師:…といってもこれだけだとなんだか拙いので… 助手: 術師:面白い事を置き土産に置いていきますね 助手:面白い事? 術師:     そう、面白い事 助手: 術師:催眠術を限界まで楽しんでいただく置き土産 助手: 術師:折角なので、彼女さんもまた目を閉じて聞いてください 助手: 術師:これまで催眠術を掛けてきましたがトランス状態とは 助手: 術師:どんな感じだったでしょうか? 助手:なんだか気持ちよかったです 術師: 助手: 術師:あまり催眠術感を前面に押し出さなかったですが 助手: 術師:トランス状態にはなれたと思います 助手:これがトランス状態なんですね 術師: 助手: 術師:トランス状態になると身体はどうなっていましたか? 助手:トランス状態になると身体は心地よかった? 術師: 助手:        ゆったりしました 術師:どう感じました? 助手:             穏やかでした 術師:心はどうなるんでしたっけ? 助手:        色んな意味で気持ちよかったです 術師:どうなりました? 助手: 術師:あぁ、思い出そうとすると 助手: 術師:性的興奮も一緒について回っちゃってますかね? 助手:水を飲んだせいでしょうか? 術師: 助手: 術師:そうですね。そのままでいいので…更にもう一つプレゼントです 助手: 術師:あなたはSだったということを先ほど思い出しましたよね 助手: 術師:そう、S。究極のドS。そんなあなたの彼女はドMでしたよね 助手: 術師:その関係を出来れば継続したいと思うのは至極全うなことです 助手:         (♪~コール継続) 術師:この電話のコール音       このコール音を聞くと 助手: 術師:彼氏さんは更にドSに…彼女さんは更にドMに 助手: 術師:心のメーターが変わっていきます 助手: 術師:そう、このコール音です。聞けば聞くほど心のメーターが 助手: 術師:変化していくのを実感できると思います 助手: 術師:3つ数えてこのコール音を聞くとあなた方の心のメーターは動き出す 助手:         (コール音停止) 術師:1つ 2つ 3つ (指パッチン) 助手: 術師:ふふ、最後くらいはちゃんと催眠術師らしいことが 助手: 術師:出来ましたかね。 助手: 術師:お代は結構なので…素敵な時間を…失礼しました 助手:ありがとうございましたー 術師: ♪~扉の閉まる音 助手:ふふ…術師さん帰っちゃったね 術師: 助手:はぁ…ちょっと疲れちゃったから横になろうか 術師: ♪~布団の音 助手:ふふ、なんか、二人で寝っ転がってると色んな事を感じるよね 術師: 助手:例えば、体温。私の温もりが分かる? 術師: 助手:肘に当たる弾力。何に当たってるんだろうね? 術師: 助手:絡まる足。太ももの裏って得に暖かいんだよね 術師: 助手:私の吐息。首筋に掛かるとくすぐったいんだっけ? 術師: 助手:じゃぁ、こっちの方がいい?(囁き) 術師: 助手:どっちにしろゾクって…しちゃったね 術師: 助手:ところで、私の手は何処に当たってるかな?ふふ 術師: 助手:ねぇ、したくなっちゃった? 術師: ♪~電話コール音 助手:あぁ…もう…良い所だったのに…誰からだろう… 術師: 助手:さっきの催眠術師さんだ…さっきの…さっき… 術師: 助手:コール音…コール…ふふ 術師: 助手:これ…ちょっと出ないでおこうか… 術師: 助手:だって、コール音聞き続けてると、私達の心…変わるんでしょ? 術師: 助手:ふふ、ねぇ…したい…したいの…私からじゃなくて 術師: 助手:あなたから…求めてほしい 術師:       助手:私を…       いじめてほしいの… 術師:   (コール音停止) 助手:あなたはどう思ってるの?ドS…私のご主人様なんだから… 術師: 助手:私の事…滅茶苦茶にしたい…? 術師: 助手:滅茶苦茶にしたいって思ってくれてますか? 術師: 助手:      ふぁああ、ご主人様、私を…私を…ああ 術師:(コール音) 助手:こんな状態ですけど…電話…出てもいいですか? 術師: 助手:どえむな私を…ご主人様以外に聞かせても…あぁ 術師: 助手:どえむな所を聞いてもらっても…いいですか? 術師: 助手:…あ、ありがとうございます…ご主人様… 術師: 《以下術師は電話越し音》 助手:も…もしもし…はい…スピーカーにします… 術師: 助手:もしもし… 術師:     ふふ…一回で出てくれないと思ったら 助手: 術師:声に熱が帯びてるってことは…お楽しみ頂けてるみたいですね 助手:ふぁあ…すみません… 術師:          ドMな彼女さんは、さぞやご主人様に 助手:               それが…ご主人様が… 術師:可愛がって頂いてることでしょう 助手:      意地悪するんです… 術師:ご主人様が?         あらー素敵なメス豚さんなのに 助手: 術師:可愛がってあげてないんですかー? 助手: 術師:いけませんねー…焦らして楽しむのもいいですけど… 助手: 術師:関心は持ってあげてくださいー 助手: 術師:久々にドSの本領を発揮しろって言っても 助手: 術師:ちょっと困っちゃいましたかね? 助手: 術師:助け舟…出して差し上げます 助手:    ドMな私  はコール音が聞こえる度に 術師:きっと、ドSなあなたはコール音が聞こえる度に 助手:なんだか「ご主人様」と呼びたくなって 術師:「服従心」が芽生えていったと思います 助手:    私 が「ご主人様」 術師:そう彼女さんが「ご主人様」と呼ぶことで 助手:             私の心も満たして下さい 術師:あなたの心が満たされていく 助手:「ご主人様」            「ご主人様」 術師:     そう、彼女はあなたのペット 助手:          「ご主人様」 術師:と呼びかける彼女の瞳      潤んだ瞳に見つめられて 助手: 術師:いじめてあげたいと思うのは当然ですよね 助手:                        「ご主人様」 術師:ほら、少しずつ、ドSの愉しみを取り戻しましたか?「ご主人様」 助手:早く…           術師:   笑(♪~電話の途切れる音)

Next Track Back