オナニー見学編
ちょっとアナタ、ここで何してるんですか!?
アナタ……人間ですね? おおかた、森で迷子になったんでしょうけど……ここは、私たちエルフの小屋です! アナタみたいな人間が、エルフの里に近づかないよう、監視するためのね。
……勝手に他人のベッドを使うなんて、人間というのは、本当に野蛮な生き物ですね。私のベッドが獣臭くなったらどうしてくれるんですか?
まったく……まあ、夜の森で野宿しろとは言いませんよ? 人間なんて食べたら、狼たちがお腹を壊しますから。明日の日の出と一緒に出て行ってくれるなら、ここを貸すくらい構いません。
でも、アナタは床で寝てくださいっ! さっさとそのベッドから出ろって言ってるんです! ……ちょっと待ってじゃありません、ほら、毛布返して下さいっ!
……ひゃっ、ひゃわっ!? な、ななななっ、ア、アナタっ、人のベッドで何を丸出しにしてっ……!
け、汚らわしいっ! アナタはこの世界のゴミですっ、汚点ですっ、呪われるべき存在ですっ! 人間のオスが一年中発情期の、獣にも劣る野蛮な生き物だというのは本当ですねっ!
いいからさっさとベッドから降りてくださいっ! それ以上、私の毛布をケダモノ臭くしないでぇっ!
……きゃっ!? も、もうっ、こっち来ないで下さいっ! っていうか、さっさと隠して下さいっ!
え? ……べ、別に、うろたえてなんかいませんっ! な、なんですか、そんな……ケ、ケダモノの……お、ちん……ち……なんか、見たからって、別に……。
あ、赤くなんてなってませんっ!? 人間なんて私にとってはケダモノ以下の存在ですっ! ケダモノに対して『汚らわしい』以外の感想なんて持っていません!
それともなんですか? アナタはイノシシやシカの身体に欲情するんですかっ!? 私はアナタのような変態と違いますから、別にそんなモノ見たからってどうとも……。
……そ、それにしても……なんというか……か、変わった形を、しているのですね……?
話に聞いているより、ずいぶんと貧相ですが……すごい……ほんとに、上向いてる…………って! ま、まさかアナタ、私に欲情しているんですかっ!?
み、見ないで下さい、汚らわしい! 誰の許可を得て興奮してるんですか、アナタはっ! よ、よりにもよって、人間のオスが私に欲情して……お、大きくしてるなんてっ!
どうせ、頭の中では私を裸にしているのでしょう!? 鳥肌が立ちます……どんなおぞましいことを考えているのやら!
きゃっ!? や、やだっ、いまビクってなったぁ! おぞましいっ! なんなのよっ、なんでそんな場所が動くんですかぁっ!
……そんなにも、欲情しているんですか? この私に、下等な人間の分際で、いやしい人間のオスの分際で、私を孕ませたいと思っているんですか? 交尾したいと思っているんですね?
でも……できないから、一人で慰めていたんですね……? 同じ人間のメスにも、相手にされないんですか……? それは、アナタの……その、生殖器が、貧相だから、ですか?
……何を落ち込んでいるんですか? オスとしての機能が貧弱なら、繁殖の相手に選ばれないのは当然のことでしょう?
ふぅん……そう、ですか……なんだか、哀れですね……? そっか……。
こほんっ! なら、仕方ありませんね。まさか追い出すわけにも行きませんし、かといって、その歪んだ性欲を私に向けられては迷惑ですから……。
その……こ、ここっ! この線からこっちに来ないと約束するならっ……さ、させてあげても、いいですよ……その、じ、自慰くらいなら……。
わ、私は、アナタよりずぅーっと長生きしているエルフですからっ! ケダモノの排泄行為くらいで取り乱すほど、未熟ではありませんっ!
さあ、やるならさっさとやるがいいですっ! 欲望に溺れる浅ましい姿を、森の守護者たるエルフであるこの私に、無様にも晒すがいいのですっ!
わ、わわっ……ほ、ほんとに……? やだ、おちん……ちん、こすって……すご……交尾するときと、同じにするんだ……。
え……? み、見てなんかいませんっ! これは、そうっ! アナタが私に近寄ってこないか、見張ってるんです!
だいたい私は、アナタのような下賎な生き物の、お、おち……おちん…………せ、生殖器なんかにっ、興味ありませんからっ!
い、いいからさっさとやっちゃって下さいっ! おしゃべりしてる暇があったら、手を動かしなさいっ!
あ……そ、そんなに、しちゃうんですか……? わわっ、なんか、さっきよりちょっと大きく……。それに、息も荒くなって……苦しそう……。
……って! ア、アナタ、なにを興奮しているんですかっ!? これだから人間というのは油断できません! アナタは相手がメスなら、種族が違っても興奮するんですかっ!?
わ、私に見られて興奮してるんでしょう? 本当に変態なのですね……恥ずかしくないんですか? それはつまり、この私と……こ、交尾したいと思っていると、そういうこと……なんでしょう?
に、人間の分際で……私と、繁殖したいなんて……そんな……そんなっ……。っ、け、汚らわしいですっ! 想像するだけでも寒気がしますっ!
そ、そんなことになったら、絶対に嫌ですからっ、しっかりと、その……自慰で、満足するように……つまり、最後まで、その……。
……え? その、最後というのは、つまり……しゃ、しゃせ……しゃせぃ……そのっ、だから、子種を、あの……おちんち……から、ぴゅぴゅって……。
って、な、なに言わせるんですかっ、アナタはっ!?
……え、な、なに、興奮してるんですか……え? へ、ヘンなことなんて、言ってませんっ! ご、ごく当たり前のことじゃないですかっ!
だいたいアナタ、これだけ罵倒されてよく興奮していられますね!? 人間というのは本当にプライドがないんですか!? それとも……い、いわゆる……マゾとかいう、やつなんですか?
な、なんですか、その顔……図星でしたか? それって……い、苛められて、興奮するんですよね? 酷いこと言われたり、恥ずかしいことされると、欲情してしまう病気なんですよね?
だ、だから……そんなの見られて、興奮してるんですね……? そうですよね、オスとして一番惨めな姿ですものね……。
生殖のための大事な場所……メスを犯すためのシンボル……ひとり惨めに慰めてるところ……繁殖相手のはずのメスに、見られているんですもんね……。
わ、私はっ、人間のメスではなく、エルフの女ですがっ……そんなの、アナタには関係ないんですものね……。どうせ今も、私と交尾するなんて、一生叶いっこない夢を見ているんでしょう?
そ、そんな貧相なものでは、人間のメスとだって、交尾なんて一生不可能ですよ。アナタのような病気の人間は、一生童貞で、遺伝子なんて残さない方がいいんです。
アナタの子種は、そうして自分の手でむなしく搾り出すのがお似合いですよ?
不愉快なことに、エルフと人間でも子作りをすることはできるそうですが……そんなの、絶対にありえませんから。私がアナタの精液で孕むなんて、浅ましい妄想の中でも許しませんよ?
アナタのおちん……ちんはぁ、自分の手で、むなしく扱くのがお似合いなんです……お、おちんちん……しこしこって……観察されながら、家畜のように果ててしまってください……。
ああ、本当になんて汚らわしいんでしょう……こんなものを見なくちゃいけないなんて、悪夢です……こんな醜悪な……おぞましい場面を……。
だってそうでしょう? 知ってるんですよ……アナタのような小さくて皮を被ったおちんちんは……短小で、包茎……と言うんです。
オスとして、失格の……交尾する資格も無い、出来損ないのおちんちん、なんですよね……?
かわいそうですね……そんなものぶら下げてるばっかりに、自慰を見られて恥ずかしい思いをしているなんて……。
きっと、そんなだから、心も歪んでしまったんですね……気持ち悪いとかマゾとか言って、可哀想でしたね……もっと、哀れんであげなきゃダメですよね……?
おちんちんが小さかったばっかりに、心が病気になってしまった可哀想な人間です、あなたは……エルフとして、種族を超えた温かい哀れみをかけてあげますね?
……あ、あくまでも哀れみなんですよっ!?
その……人間のオスは、下着に興味があるんでしょう? いいですよ……ほら、めくって、見せてあげます……。
きゃっ!? そ、そんなに身を乗り出さないで下さいっ! そこの線から出てきたら、追い出しますからねっ!?
そ、それに、そんなに見つめないで……少しは遠慮というものを知ってください……。
……あ、すごい……そんなにいっぱい、しこしこって……興奮、しているんですか? ……ふふ、欲情していることを隠そうともしないなんて、本当にケダモノですね……。
そんな、線のぎりぎりまで身を乗り出して……そんなに見たいんですか?
……いいですよ、アナタは動かないで下さいね? ……下等なケダモノ以下の人間のオスには、より高等なエルフである私から歩み寄ってあげないといけませんからね?
……ほ、ほら……どうですか? よく見えますか? こら、だから動いちゃダメだって言ってるじゃないですか。学習しませんね。
いいですか? 私を怒らせたら、暗い森に放り出されちゃうんですよ? それも、そんなに腫れあがったおちんちん、ほったらかしにして……。
それが嫌なら、アナタは大人しくおちんちんをしごいていればいいんです。いい子にしていれば、気持ち良い思いができるんですから……飼いならされた家畜みたいに、ですけどね。
……え? で、出そうなんですか? ……家畜なんて言われて、興奮しましたか? さすが、ケダモノな上に病気な人間は違いますね。子種を吐き出せたら、なんでもいいんですか?
……あ、本当に出そうなんですか? 繁殖につながらない、惨めな行為を……誰にも受け止めてもらえない、寂しい射精を……女である私に晒してしまうんですね?
どうぞ? 見ていてあげますよ? ……いいえ、観察してあげます。
アナタのような性根の腐った人間には、なかなかめぐり合えないことでしょうから……この機会に、射精する瞬間の表情も、身体の震えも、空しく飛び散る精液も、全部観察しますね。
アナタは交配に使われる種馬のように、冷たく観察されながら漏らして下さい。……まあ、惨めさで言ったら、種馬とは比べ物にならないほどに惨めですけれど。
ふふ、この距離なら、私には届かないでしょうから……安全な場所から、誰にも届かないアナタの射精、見届けてあげますよ。
……ん? 出ますか? 本当に? 今に私の言葉、聞いていなかったんですか? 自分がどう扱われてるのか、理解できませんでした?
……理解できたうえで、それでも興奮しているんですね。いいですよ、下等な人間さん。この私に、汚らわしい子種を撒き散らすところを見せて下さい。
ほら、ほらっ……出すんですよ、種馬っ……ほらっ……!
……きゃっ、きゃああっ!? や、やだっ、うそっ!? ば、バカっ……ど、どこまで飛ばすんですかっ……!
あ、ぅっ……信じられない……顔にまで……うぅっ……同じ人間にも相手にされない、オスとして出来損ないの童貞の分際でっ、無駄な精液ここまで飛ばしてどうするんですかぁっ!
んぅっ……汚い……これが、精液……? うぅ、獣くさいっ……。
ふぇ……? やぁっ、な、なれなれしくっ、人の顔を拭かないで下さいっ!
……ぁ……い、いえ、いいですっ、もう……アナタが汚したのだから、そのまま、アナタがキレイにしてくださいっ……。
……ごめんじゃ、すみません……バカ……人の顔をこんなにして……犬みたいに、臭いでもつけてるつもりですか? 最低ですっ……ぬるぬるして、気持ち悪いんですからっ。
……で、でも一応……素直に謝れたのと、拭いてくれたのは……と、年上として、褒めて、あげます……。
……ふ、ふんっ! だからって、許したわけじゃないんですからっ! でも今日はもう、その、夜も遅いですから、いいですっ!
ほらっ、さっさとその貧相なものをしまって、床で寝てくださいっ! ……毛布? そんなものが欲しいなら、外で落ち葉にでも埋まっててくださいっ!
追い出されないだけ、私の寛大さに感謝して欲しいくらいです……まったく……。
……ちょ、ちょっと、待ってください……その、私の、マントでよければ、貸してあげます。なにもないよりは、マシでしょうから……。
う、うるさいです、バカっ! さっさと寝て下さいっ! 明日は、日の出と同時にたたき起こすんですからっ!
そしたら……近くの町まで、案内してあげますから……いつまでも森にいられたら迷惑ですしっ! 分かったらさっさと寝てくださいっ! ふんっ!