Track 3

ドライ

……君が今いる世界は、真っ白な世界。何もない世界。 いるのは、私と君だけ。そう、二人だけ。他には、何もないよ。 ここでは、君は普段人に見せられないような欲望を、出してみても、良いんだよ? 人にいえない欲望……あるんじゃない? 例えば、女の人に、思いっきり甘えながら気持ち良くしてもらいたい、とかね。 ないって? 本当に? 無理してない? 無理は体に毒だよ~? 悪い物は取り除かれる。普段、君を覆ってる理性も、ここでは悪い物になっちゃってる。 だから、素直に答えられるはずだよ。君は、女の人に甘えて、気持ち良くしてもらいたく、ないの? ……そうだよね。して欲しいよね~。うんうん、わかってたよ。 えへへ、それじゃあ思いっきり可愛がってあげるからね。 大丈夫、とっても甘やかして、とろけさせてあげるから。 そう、とろけちゃうの。気持ち良くて、何も考えられないくらい、気持ち良くなっちゃう。 もう残り少ない理性のほとんどが、「気持ち良い」しか考えられなくなっちゃうんだよ? 嬉しいでしょ? 幸せだよね。大丈夫、そうやって、君を幸せにしてあげるのも、私の役目だから。 無理せず、ゆっくりと快楽に屈していこうね。 それじゃあまず……そうだなぁ、本番前にすることって、な~んだ。 答えは……前戯でした。そう、前戯。エッチする前に、そういうこと、するよね? それを、今からしてあげるね。それも、光魔法を使いながら、斬新な奴をね。 君は、気持ち良くなったら、あんあん声を出しちゃって、良いんだよ? 前戯で気持ち良くなっちゃうのは、仕方が無いことだからね。 でしょ? えへへ、それじゃあ、始めるね。意識を集中してみて。 まずは、君のお腹に触るよ……。ゆっくり、ゆっくりなで回してあげる。 私が触れるたびに、君のお腹はぴりぴりと痺れて、気持ち良くなってくる。 肌に触られて、軽く、ゆるく、揉みし抱かれる。 撫でられる……それだけで感じちゃうくらい、敏感になってるんだよ。 お腹から、ゆっくり快楽が広がる……広がる。頭に快楽が流れてくる。 気持ち良さが、頭の方に集まってくる。気持ち良い、気持ち良い。 はぁはぁって、声が出ちゃう。まだ、お腹を触ってるだけなのに、凄く気持ち良い……。 快楽が広がる。波紋みたいに、広がる……広がる……広がる。 光の波動が、広がる。暖かな光と共に、快楽と痺れが、どんどん広がる。 気持ち良い。気持ち良い……。 撫でられるたびに、波紋のように全身に広がる。広がる……広がる。 良い表情だね~。可愛いよ。 私、男の人のそういう顔、大好き。だから、もっと感じて良いんだよ。 今は、女の子に思いっきり甘える時間。 甘えて、前戯で気持ち良くしてもらって……あわよくば、イっちゃう時間。 そう、イっちゃうの。私に体をいじられて、前戯されて、イく。 どう? 想像してみたら、とっても気持ちよさそうでしょ? 私にイかせてもらう。この、声で、言葉で、触られてるという事実で、イかされるの とっても刺激的。体を、いじられてイくなんて、早々ないよね。 だって、男の人だもん。でも、私なら、そんなことが、出来ちゃうんだよ? だから……このまま、快楽に落ちちゃおうよ。 快楽に落ちて、気持ち良くイっちゃって、だらしないお顔を、私に見せて。 ほら、お腹の次は……太ももだよ。 特に、内ももの部分を、重点的にスリスリしちゃうの。 スリスリ、スリスリ。そのたびに、波紋が広がる。ここでも広がる。 そして、頭に届く。快楽が届くたびに、気持ち良いになっちゃう。 頭の中が、気持ち良いでいっぱいになるの。 不思議と呼吸が乱れて、快楽を感じるだけになっちゃう。 気持ち良い、気持ち良い……。広がる快楽。感じる体。どんどん、敏感になっちゃうね。 内ももをスリスリされてるだけなのに、とっても興奮しちゃう。 感じちゃう。前戯で、イっちゃいそうになる……。 スリスリ。スリスリ。スリスリ。 そのたびに、快楽が頭に響く。気持ち良いに支配される。快楽に支配される。 頭が、理性が快楽のためだけに働いちゃうの。 大丈夫だよ、気持ち良いのは、怖くない。 気持ち良すぎて、訳がわからなくなっちゃうかもだけど、安心して。 私がいれば、大丈夫。私に誘導されてれば、問題ない。そうだよね? だから、もっと私に意識を明け渡して良いんだよ。 気持ち良くしてくれるのは、私。安心させてくれるのも、私。 だから、私に全てを委ねて大丈夫。わからないなら、案内してもらえば良い。 そのために、私がいる。安心して、甘えながらイけるね。 可愛らしい所、見せて欲しいなぁ……。 ね、イって。怖がらずに、イっちゃうの。頭真っ白にして、女の子に前戯されてイく。 内ももをいやらしく触られて、快楽に支配されて、イくの。 さぁ、もうイっていいよ。ほら、前戯、激しくしてあげる。 もっとスリスリしてあげるから、イってみせて。 ね、ほら、イク、イク、イク、イクイクイクイク、イっちゃう……! えへへ、可愛らしい顔してるよ。お口が開いて、とってもいやらしいお顔してる。 惚けてどうにかなっちゃったみたいだね。 でも、そんな君が一番可愛くて、私は大好き。 もっともっと、そういう顔、見せて欲しいな。 そう、もっと、もっと可愛くなるの。恥や外聞を捨てて、私に依存する。 もっと甘えた姿を、恥ずかしい姿を私に見せて欲しいなぁ。 もう後戻り出来ないくらい、甘えさせてあげるね……。