エピローグ
えへへっ♪ 一緒に入るお風呂、楽しいね、お兄さん♪
今までは、お兄さん、病気が治るとすぐ返っちゃったから……一緒に入れて、嬉しい♪
お兄さんの胸、とっても広くて……寄りかかかると、安心する♪
……ねえ、お兄さん。
あのね、シホ、わがままいっていい……?
シホ、お兄さんとこれから……できれば、いつも会いたいな……それも、病気のこと、関係なしに……ずっと会ってたい……銭湯だけじゃなくて、外でも……。いっぱいおしゃべりして、いっぱいチューして欲しい……
だめ、かなぁ……?
……いい?
やったぁっ! すごく嬉しいよ、お兄さんっ!
えへへっ、あのね、シホ、最近携帯電話買ってもらったんだ! だから、お兄さんの番号、教えて? えへへっ!
すっごく嬉しい。えへへーっ。
ん……シホ……なんだかまた、変になっちゃった……♪
お兄さんとこれからずっと会えるのが嬉しくて、胸が、ドキドキしてる……顔も、とっても熱い……
……お兄さん。やっぱりこれも、病気なの?
やっぱり……。だけど、おちんぽやおまんことは、違う病気なの……?
それって、どんな病気……?
“恋の病”……? そんな病気なんだ……
ねえ、それって、どうやったら治るの?
治らない? そ、そうなの!? それじゃ、お兄さんと、ずっとドキドキしながら過ごさなきゃいけないの!?
一生をかけて、治していかなきゃいけないの!?
うう、大変なんだね……分かった、シホ、頑張るよ。
それじゃ、お兄さん。
この、“恋の病”が治るまで……
一生、シホのそばにいてね♪