Track 2

導入

それじゃあお兄ちゃん。 今お布団の中で横になってるけど、リラックス出来てるかな? 多分、さっきまでの話を聞いて少し意識が冴えてるかもしれないね? それじゃあ、改めてリラックスするところから始めようね。 まず、ゆっくりと体の力を抜きながら瞼を閉じて。 足の指先から、徐々に上に向かって力を抜いていく。 太ももから体に。体から指先に。どんどん力を抜いていく。 布団に、自分の体を委ねていく。ゆっくり、ゆっくり委ねていく。 そのままゆっくりしながら、深呼吸。 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『そう、その調子~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『肩の力を抜いて~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『頭の力も抜いていこう~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『心を落ち着かせて~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『瞼を閉じて~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『深呼吸~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『体をリラックス~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『心もリラックス~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『眠いけど~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『眠たくない~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『そんな気持ちに~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『なれるでしょう~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『もう一度~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『深呼吸~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『リラックス~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『繰り返すと~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『なんだか~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『とっても~』 吸って……吐いて。 《次の吸って、とほぼ同時。(吸っての方がやや先)で別音声を差し込む》 『気持ちいぃ~!』(感極まった感じで) 私は、お兄ちゃんとエッチなことがしたい。 お兄ちゃんは、私とエッチなことがしたい。 これは、その為の準備なの。 心を落ち着けながら、私の声を聞いて。 お兄ちゃんは、今ベッドにいる。 もしそこが森の中の湖だったらどうなるだろう? プカプカ、プカプカってお兄ちゃんが湖の水面に浮いている。 水の感触が体を包んで、木漏れ日のイメージをしながら目を開けて。 木の間から漏れる日差しがポカポカと温かい。そんな想像をしながら目を閉じて。 木々に止まる小鳥達の泣き声を思い浮かべながらもう一度目を開けて。 最後に目を閉じて、お兄ちゃんが湖の上に浮かんでいるのを想像して。 お兄ちゃんは今から意識という名の湖の中に沈む。 お兄ちゃんはどんどん沈んでいく。どのくらい沈んで言ったか、0から30で数えていくね? あ、面倒だから、メートルは入れないからね? 1メートル~とか言いづらいもん。 数字だけ言っていくからちゃんと聞いててね? 0,1,2,3,4,5 数を数えれば数えるほど、お兄ちゃんの意識は沈んでいく。力が抜けていく。 6,7,8,9,10 あれれ? まだ沈んでいくの? 周りがどんどん暗くなっていくよ? 11、12、13、14、15 意識がどんどん遠のいていく。でも、それは途切れること無く続いていく。 16、17、18、19、20 沈んでいく恐怖と委ねる快楽で脳がビリビリと痺れてくる。 21、22、23、24,25 あれれ? お兄ちゃんの息が、少しずつ荒くなっていく。 体も、火照って熱くなってくる。 熱くなればなるほど、私とのエッチが気持ち良くなるよ? お兄ちゃんは、気持ち良くなりたいもんね? 26、27、28、29、30 ほら、お兄ちゃんのオチンチンが熱を持ち出す。 お兄ちゃんの理性が、本能を抑えきれなくなった証拠。私を犯したいってビクビク唸ってる。 ううん、違うね。お兄ちゃんには理性という壁が無くなっているの。 31、33、36、40、45 あれ? お兄ちゃん? まだ沈んでいくの? もうカウントは30まで行ったよ? 56、63、71、80、90……! お兄ちゃんの意識がまだまだ落ちていく、こんなの止められない。 まだまだ、意識の底には先がある。 その最深部に、お兄ちゃんが向かってる。 しかも、もの凄い勢いで! 100、200、1000、5000、10000、100000………!! もう数えきれない、数にならないほど、お兄ちゃんはどんどん落ちていく。 深い、深い場所に落ちていく。気持ち良い場所に、落ちていく。 私の声すらも、少しの間、聞こえなくなってしまう。 (30秒放置) どう? お兄ちゃん。 お兄ちゃんは、気持良くなりたいから私の声を聞いてくれているんだよね? お兄ちゃんは、エッチになりたいから私の声を聞いてくれているんだよね? お兄ちゃんは、私とセックスしたいから声を聞いてくれているんだよね? お兄ちゃんは、私を犯したいから声を聞いてくれているんだよね? お兄ちゃんは、意識を沈めたいから私の声を聞いてくれている。 お兄ちゃんは、私に全てを委ねようとする気持ちもあるし。 でも、本当にこれでいいのか不安に思ったりもするし。 催眠に掛かりたいという気持ちもある。 (すっとんきょうな声で)あれっ、そうだったっけ? お兄ちゃんって気持ち良くなりたいんだっけ? お兄ちゃんってエッチになりたくないんだっけ? お兄ちゃんは、私とセックスしたくないんだっけ? お兄ちゃんって、別に私を犯したくないよね? だから、お兄ちゃんは別に催眠に掛からなくてもいいんだっけ? 私はね、お兄ちゃんとエッチな事がしたい。 私に、お兄ちゃんの欲望をぶち撒けて欲しい。 イメージして。ベッドで横になっている私を。 妹を、背徳感でドキドキしながら犯す姿を。 そんな私を、有無を言わさず襲って本能のまま犯し尽くす自分の姿を。 恥ずかしいことじゃない。悪いことじゃない。 理性を取り払ったお兄ちゃん。恥ずかしがる私を攻めて犯していくお兄ちゃん。 でも、そんなお兄ちゃんが好きで好きで、無理矢理されてるのに、私は甘い声を上げる。 私は変態。酷いことされてるはずなのに、喜んでいる私は変態。 お兄ちゃんも変態。無理矢理してると分かってるのに私を汚す。 私達は、お互いに変態同士。恥じらう必要なんて何も無い。 …………それが、お兄ちゃんが今一番したいこと。 それが、今お兄ちゃんが一番の望むこと。 その為に、お兄ちゃんは催眠に掛る。 深い、深い、どうにもならない深さにまで、催眠に落ちていく。 暫く、私の声が聞こえなくなる程に。 (30秒放置)