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ただいま~……わぁ! ラブ、今日もいい子にしてた? あはは、はいはい。 寂しかったね。 私もラブといられなくて寂しかったよ~。 ん~っちゅ♪ あっ……あぁん。 元気過ぎだってば。 着替えちゃうから、ちょっと待っててね~……っあ。 あんっ、こらもうっ。 抱き付いてたら着替えられないでしょ? 私が着替えられないと、一緒に散歩にも行けな……あっ、ひゃあ! あぁもーっ、元気良すぎるってば! わかった、わかったからね? 先に着替えさせてよ。 そしたら、二人でお出かけしようね~……はーい、おりこうさん。 今のうちにっと……んしょ。 ん、んん……そうだ。 ねぇラブ? 今日学校でクラスメイトの子とお喋りしちゃったんだ~。 しかも、お昼に一緒にお弁当食べながら……ねぇ凄くない? えぇ、ちゃんと喋れたかって? もちろんだよ。 私だってお喋りくらいできるんだから……ラブとだって、こうしてちゃんと喋れてるでしょ? ……そ、そりゃ、もう何年も一緒にいるラブと、新しい学校じゃ違うけど。 でもほら、クラスの子たちだってみんな新しい環境なんだから、私だけが特別じゃないって言うか……ふふっ。 私、頑張ってたくさん友達作るね。 ……だけど、私の一番はラブだから♪ さーて、それじゃお散歩行こうかっ……わ! あ、あはは。 はいはい、お待たせっ。 今日も元気いっぱいで、私も嬉しいよ。 あなたが元気でいてくれることが、私の元気の源なんだから。 ふ~……ただいまぁ。 あぁもう、ラブったら。 元気すぎるのも困りものね……私はあなたと違ってあんなにいっぱい走ったら疲れちゃうのよ? だからって手を放すワケにはいかないし。 それに……んもうっ、可愛い女の子を見るとすぐに近寄っていくし~。 ラブもお年頃なのはわかるけど、私にはまだ早いって言うか、目の毒なんだからっ……まぁでも、しょうがないか。 ラブもそろそろお嫁さんが欲しい年頃だもんね。 青年男子として、可愛い子を見かけたらすぐにアプローチって言うのは、むしろ健全なことなのかも……うぅ、だからって今日のは駄目。 あんな小さな子にまでアプローチするなんて、どう考えても駄目なのよ? だって体の大きさが違いすぎるし……そ、それに、うぅ……うーん、あんな小さな子でも大丈夫なのかな? ううん、やっぱり駄目。 ラブにはちゃんといいお嫁さんを見つけてあげないと! 少なくとも私以上の子じゃないと、うちのラブとの交際を認めるわけにはいかないわ! ……って。 私以上って何よ、私以上って、あはは。 私が認められる相手っていうことね? そうでしょ? ラブには、ちゃーんとお似合いの相手を見つけてあげるから、もうちょっとだけ待っててね。 ふ~~……お嫁さんかぁ。 恋の季節よね……私も、あの学校で恋人を作ることになるのかな。 ううん、まずはそれ以前の問題よね。 恋人よりも、ちゃんと友達が作れるかどうかの方が問題。 そのためには、もっと積極的に行かないといけないって、わかってはいるんだけど……うん。 ラブみたいに積極的なアプローチができるようにならないとね。 ……はーい、参考にしまーす。 んふふっ、参考って言っても、素敵な男の子を見つけたら駆け寄ってじゃれつくなんて真似、私にはできないんだけどね……はぁ~、ラブとならいくらでもじゃれ合えるし、それに、んん。 こうしていくらでも抱きつけるのにね……んん、いい匂い。 私、ラブ以上に好きになれる人なんてできるのかな? そうだよね、友達でも恋人でもいいけど、ラブよりもって……うーん。 無理じゃない? あはは、無理っぽ~い。 は~、そんなこと思ってるから駄目なのかな……ねぇラブ? 私に友達……恋人ができたりしたら、イヤ? んっ、んん、そう、そうよねっ。 ラブと一緒にいる時間が減っちゃうことになるんだもんね。 それは私もイヤだなぁ……あぁ、いつでもどこでも、ラブと一緒にいたいな。 もっともっと、近くにいたい……近くに感じたい。 学校の時間離れてるのも寂しくて、友達のことより恋人のことより、ラブのこと考えてるよ……ラブはどう? 昼間、一人でお留守番してる時……寂しいに決まってるよね。 ごめんね? は~……いっそのこと、ラブと恋人になれたらいいのになぁ。 学校なんて行かずに、いつも二人で一緒にいられればずっと嬉しいままなのに。 ねぇラブ~♪ んふふ、んん、ん……んん。 ん? ……んあ!? あぁもうっ、ラブったらまだココこんなにしてたの? いけない子ねぇ……さっき会った可愛い子ちゃんのコト思い出してるんでしょ? まったくもう……もう……。 うーん、これは本当に早くお嫁さんを見つけてあげないと駄目かも……でも、お嫁さんかぁ。 ラブのお嫁さん……うぅん。 なんだか、しっくりこない感じ。 私がずっと側にいたのに、ねぇ。 ラブが私以外の女の子となんて……私以外の? むぅう……どうしようラブ。 私、なんだか許せないかも。 あっ、そっか。 ラブだってそうだよね? 私に恋人なんて……親しい人なんて。 うん、わかった。 やっぱり私、ラブより大事な相手は作らないことにするね。 そしたらラブも、私のことが一番大事でしょ? あ、あはは♪ そうだよね、私ずっとラブと一緒にいる!

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