諸注意と前回までのあらすじ
「さーて、諸注意いくぞー。ちゃんと聞けよー」
「この作品はアダルト作品です。未成年の視聴、購入はお控え下さい、と」
「次ー。この作品はボイスドラマで……えーと、だな。その……まぁ、色んなところであだるてぃっくな声が入る訳だ、うん。だから、聞く時は周囲の環境に気をつけてくれよな」
「あー、それとな。声や見た目じゃ判らないだろうけど俺は男……男だったんだよなぁ……? いや、なんつーか……女になってから結構経つから、実はこっちの方があってて男の方が……いやいや、男だよ? 男ですからね!?」
「と、とにかく! え、えっと……そういう訳だから……あのぉ……さっきから気になってたんだけど、なんで後ろから抱きついて……ひぁ、ちょ、に、匂いかぐなっ! 変態か、変態なんですか!? やーだー、はーなーれーろーーーっ!」
「ふー、はー……はー、はー……うう、いや、別に嫌いとかそういうんじゃ……だ、だってお前、なんか強引っていうか、それになんつーか、ちょっと怖いっていうか……と、とにかく! その、今は女でも元男に抱きついてくんかくんかするのは変な事だからしないように!」
「む……あ、そ、そうだった……えと、タイトルな。えーと、タイトルは……」
「女になった親友を手弱女にする方法」
「……たおやめ? たおやめ……えっとさ、読めないからこれふりがな振ってもらったんだけど、やっぱり手弱女って読めないんだが……ていうか、この手弱女って何だよ……いや、文字面的にあまり良い印象が……ちょ、笑ってごまかすな、もーっ!」
;3秒程度間
;以下は前回のあらすじです。体験版では省いて、諸注意はあらすじの有り・無しの2種をお願いします。
;基本的に早口で。巻きな感じでお願いします。
「前回までのあらすじ!」
「ある朝目が覚めたら女になってた俺! っていうか、なんで女だ、意味判らん! もちろん、元の性別は男だし、女になりたいとかそういう願望も女湯に入れるよなーとかそんな妄想以上には抱いた事は無い、健全な男子学生って奴だった!」
「なのに朝起きたら女! もう一度言うけど、意味判らん! まぁ、なっちまった物は今更否定しても仕方無いし、とりあえず戻る為に原因を考えてみるけど『朝起きる』『女だ!』って、これで女になった理由になんて判る訳ないだろうがっ!」
「しかも『親友』に相談したら女としてどーだーこーだ言って強引に抱かれるわ、一時の気の迷いだと思ったらしばらくしてもやっぱり抱かれてしかも、その……す……き……とか、言われるし……あーあーあー! と、とにかく! 女に戻るどころか、女に戻らなければ良いのにーとかいう薄情者まで現れる始末!」
「ただ、それで諦める俺じゃあない。いつかは男に、きちんと男に! その為に病院に行ってきちんと検査もして貰う事になった! あ、前回のあらすじって言ってるけど、もう時間的には前回と今回の間にあった事の話だ!」
「てーわーけーで、1週間ほど、完璧な検査をする為に入院して帰ってきた……気が付けば女になってから一月近く経っていた」