Track 5

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エピローグ

;学校で。プロローグと同様に友達と昼食中、楽しそうに会話してます。 ;フェードイン 「へぇ、結局そうなったんだぁ……まぁ、そうじゃないかなぁって思ってたけど……ふふ、そりゃねぇ、あんだけみんなで言ってたのに聞かなかった訳だしさ、今更ちょっとトラブった事があったって今更って感じでしょ……そうそう、で、また少ししたら似たような感じでやるから……ん、私にお客さん? 誰……って、なんだ、兄貴か……何よ、昼食時に……はぁあああ? またああああ?」 「あのさぁ……言ったよねぇ、迷惑だからちゃんとお弁当持ったか確認くらいはしろって……それでどうして一月も経たない間にまた弁当忘れるのよ……あのさぁ、それも言ったよねぇ? あと五分早く起きれば良いんだからって……はぁ? なんで私が兄貴の事、起こさなきゃいけないのよ。目覚ましセットして、目覚ましなったら起きる! それくらい、自分でやんなさいっての」 「……はぁ……ま、どうせ今更言ってもしょうがないし、粘られてもほんっっっと、面倒だからとっとと貸すけど……マジで帰ったらすぐ返しなさいよ……もちろん、利子付けてね! はぁ? 利子どれくらいかって自分にで考えなさいよ。兄貴の誠意、って奴? 私からどうこうっていうのは言いたくないしぃ? ……ま、どうすれば私が喜ぶかくらいは判ってるだろうから、それしなさいよ」 「ふふ、判ってれば良いの……じゃ、さっさと行く! 私、見ての通り友達と昼食食べてるんだし……この前も言ったけど、適当に理由が欲しいなら購買売り切れるとかそんなんで良いから……ん、判ったらとっとと行きなさいっての」 「はぁ……ああ、ごめんごめん。本当、うちの兄貴がごめんねー……ああ、見た通りよ。そりゃ、目をそらしたくなるほど見た目が悪いって事はないんだろうけど、だらしないし、適当だし、一緒に居ると苦労とするっていうか、こんな感じになると思うんだけど」 「……そりゃねぇ、友達が道を踏み外そうっていうなら、ちゃんと止めないとって言うか……はぁ? ないない、なんで私が兄貴の事きにして……あのねぇ、そりゃ端から見ればそう見えるかも知れないけど実際は……」 ;最後の台詞冒頭から徐々にフェードアウト。普通のフェードアウトよりも時間をかけて最後の部分が消えてく感じで

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