ストーリー導入
左:それでは、お次に、ロボットになってみたい方いらっしゃいませんか?
右:
左:
右:先程の洗濯機とはうって変わって、もっと実用的な事が出来ますよ
左:こういう時に、遠慮しちゃだめですからね!
右:
左:
右:掛かりたい方は、大きく、手を上げてください!
左:はい、そこの方!
右: そうそう――
☆前述指示此処まで
以下、左は前述指示継続、右は下記指示
♪右で近づく足音→肩触られる音
左:
右:あなたですよ!
左:それでは、こちらのステージにお越しください
右:
☆右 囁き(notスピーカー)
左:
右:一緒に来てください?
☆右 スピーカー音切替
左:
右:皆さん、この勇敢な青年に大きな拍手を!
☆半径5m範囲全方向から音が聞こえる感じ
♪拍手歓声
ブランクなし
◆予備導入
ブランクなし
☆右から左に移動
左:立候補して頂いてありがとうございます
右:
☆左から右に移動
左:
右:先程の洗濯機の青年は如何でしたか?
☆左右 通常バイノーラル
左:私達の言葉で あんな風に
右: 声で
左: 腕も 首も
右:身体も 腰も 頭だって
左:グルグル グルグル 回して
右: グルグル 無心になって
左:彼の家の洗濯機は スイッチを入れたら
右: 縦型で
左: 洗濯物も
右:注水されて 水も
左:洗剤だって
右: 泡と一緒に
左: グルグルかき混ぜられる
右:グルグル かき混ぜられるタイプの
左: 彼の中にある洗濯機
右:ものなんでしょうね
左: 彼の頭の中
右:彼の想像する洗濯機 彼の意識の中
左:
右:に有る物が投影されているのが良く分かりましたね
左:頭の中に
右: 意識の中にあるからこそ
左:彼が体現してくれたように
右: 現象として
左:反応が引き出される
右:反応が引き出される
左:さて、今回私達は ロボットにすると言いました
右: あなたをロボットにする
左: ロボットになりたいと名乗りを上げた
右:そして、あなたは自らロボットになりたい
左:わけですが 思い浮かべましたか?
右: ロボットと聞いてどんなものを
左:
右:ほら、最近のロボットと言えば――
左:店頭に案内係りとして置いてある、アレとか――
右:
左:
右:人工知能が搭載されてる女の子――とか
左:色々ありますが、すべてに共通するのは
右:
左:電気信号によって動いていると言うことですよね
右:電気信号によって
左: 頭の中だって電気信号によって
右:そして、私達の頭の中
左:動作していると言っても
右: 過言ではありません
左:人の場合、命令を出しているのは本人ですが
右:
左:
右:ロボットの場合、プログラミングされた
左:
右:司令によって動作しているのは
左:ご存知ですよね?
右: あなたがロボットになれば
左:あなたの行動や
右: あなたの感覚
左:全て、私達が決めて
右: あなたに指示を出せるというのも
左:理解出来ますよね?
右:
左:
右:会場のどなたかに指示をお願いしても良いのですが――
左:それは後程のお楽しみと言うことにしておきましょう
右: