Track 2

ストーリー導入

左:それでは、お次に、ロボットになってみたい方いらっしゃいませんか? 右: 左: 右:先程の洗濯機とはうって変わって、もっと実用的な事が出来ますよ 左:こういう時に、遠慮しちゃだめですからね! 右: 左: 右:掛かりたい方は、大きく、手を上げてください! 左:はい、そこの方! 右:        そうそう―― ☆前述指示此処まで  以下、左は前述指示継続、右は下記指示 ♪右で近づく足音→肩触られる音 左: 右:あなたですよ! 左:それでは、こちらのステージにお越しください 右: ☆右 囁き(notスピーカー) 左: 右:一緒に来てください? ☆右 スピーカー音切替 左: 右:皆さん、この勇敢な青年に大きな拍手を! ☆半径5m範囲全方向から音が聞こえる感じ ♪拍手歓声 ブランクなし ◆予備導入 ブランクなし ☆右から左に移動 左:立候補して頂いてありがとうございます 右: ☆左から右に移動 左: 右:先程の洗濯機の青年は如何でしたか? ☆左右 通常バイノーラル 左:私達の言葉で  あんな風に 右:      声で 左:   腕も  首も 右:身体も  腰も  頭だって 左:グルグル    グルグル      回して 右:    グルグル    無心になって    左:彼の家の洗濯機は   スイッチを入れたら 右:         縦型で 左:     洗濯物も 右:注水されて    水も 左:洗剤だって 右:     泡と一緒に 左:    グルグルかき混ぜられる 右:グルグル    かき混ぜられるタイプの 左:         彼の中にある洗濯機 右:ものなんでしょうね 左:         彼の頭の中 右:彼の想像する洗濯機     彼の意識の中 左: 右:に有る物が投影されているのが良く分かりましたね 左:頭の中に 右:    意識の中にあるからこそ 左:彼が体現してくれたように 右:            現象として 左:反応が引き出される 右:反応が引き出される 左:さて、今回私達は    ロボットにすると言いました 右:        あなたをロボットにする 左:          ロボットになりたいと名乗りを上げた 右:そして、あなたは自らロボットになりたい 左:わけですが              思い浮かべましたか? 右:     ロボットと聞いてどんなものを 左: 右:ほら、最近のロボットと言えば―― 左:店頭に案内係りとして置いてある、アレとか―― 右: 左: 右:人工知能が搭載されてる女の子――とか 左:色々ありますが、すべてに共通するのは 右: 左:電気信号によって動いていると言うことですよね 右:電気信号によって 左:       頭の中だって電気信号によって 右:そして、私達の頭の中 左:動作していると言っても 右:           過言ではありません 左:人の場合、命令を出しているのは本人ですが 右: 左: 右:ロボットの場合、プログラミングされた 左: 右:司令によって動作しているのは 左:ご存知ですよね? 右:        あなたがロボットになれば 左:あなたの行動や 右:       あなたの感覚 左:全て、私達が決めて 右:         あなたに指示を出せるというのも 左:理解出来ますよね? 右: 左: 右:会場のどなたかに指示をお願いしても良いのですが―― 左:それは後程のお楽しみと言うことにしておきましょう 右: