エピローグ
ん……と。
……はい先生、お待たせしました。
ふふ、今注ぎますね。
ん……。
さあ、どうぞ、先生。
熱いですから、気をつけてくださいね?
ふふふっ。
ん……。じゃあ私も失礼して……。
ん……っと。
……ふふふっ。
ん……。えーっと……それで、先生?
あの、今日は改めて、ほんとにありがとうございました。
先生のお陰で私、今日は本当に貴重な経験ができましたわ。
今まで女性ばかりお相手していたものですから、先生みたいな若い男性に施術できるのが色々新鮮で……♪
ふふふっ、いえいえ、そんな謙遜しないでください。
ほんとに先生のお陰なんですから♪
ふふ、それより先生の方は今日はリフレの良さ、分かっていただけましたか?
なかなか普段、こうしてじっくりと身体を癒す機会って、ないと思いますから。
先生も気に入ってくれてるといいんですけど。
ん……ふふふっ、ありがとうございます。
先生、ほんとにお優しいですよね。
わざわざお時間を割いてリフレを体験してくれて、その上、そんな風に褒めて貰えるなんて♪
私、ほんとに嬉しいです♪ ふふふっ。
ん……それで、あのー……先生?
その……お優しいついでに、実は……。
もう一つだけお願い、聞いて貰いたいんですけど……いいですか?
ふふ、そんな改まってするお話でもないんですけど、その……たまにでいいですからリフレ、また、体験に来ていただけませんか?
ふふふ、はい。
ほら、リフレ部の部員、私の他にもまだ何人か居ますから。
私だけ先生に施術させてもらった……なんて知られたら、怒られてしまうかもしれません。
ふふふ、私、今日一通り施術をやらせていただいて先生のこと、ほんとに信頼できて、素敵な方だなって思ったんです。
ですから先生みたいな方でしたら、他の部員の皆も歓迎してくださると思いますし、良かったらたまに部室に寄っていただいて、それからリフレの体験もして貰えたらなー、なんて思いまして。
ふふふ、はい。顧問の先生、って程じゃないですけどたまに、様子を見に来ていただけると嬉しいなー、ぐらいの感じで……♪
ふふ、先生もリフレ、気に入っていただけたみたいですし、それにお仕事で疲れ、また溜まってしまってはいけないですから。
先生にとっても悪い話ではないと思うんですけど、どうですか、先生?
また、来ていただけませんか……リフレ?
ん……ふふふっ、ありがとうございます。
私、先生なら、きっとそう言ってくださると信じてました♪
ああ、良かった。
これで私だけ先生にマッサージしてズルい、なんて言われずに済みそうです♪
ふふふっ♪
あ、勿論、先生がお望みでしたら、また私がリフレ、担当させていただきますけどね♪
なーんて……ふふふふっ♪
ん……って、あら、そんなことを言っていたら、そろそろ下校時間ですね。
まだお茶、淹れたばかりだったんですけど……。
ふぅ……楽しい時間って、すぐに過ぎてしまって、少し残念です……♪
ふふふっ。
ん……では先生、申し訳ないんですが私、部室を片づけて、帰らなければいけないので……そろそろ、失礼させていただいても……。
あっ、大丈夫です。片づけは私の方でやっておきますので、先生はこのままお戻りください。
お仕事もまだ残ってらっしゃるでしょうから。
ふふふっ。
ん……ん、っしょ。
ん……さ、お召し物をどうぞ。
ん……はーい、失礼しまーす。
ふふふっ。
ん……えー、それでは先生。今日は、ありがとうございました。
先生のお陰で、本当に有意義な時間を過ごせましたわ。ふふふっ。
本当に、お疲れさまです。
あっ……それとこれからも、どうぞよろしくお願いしますね、先生?
ふふふっ♪