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■01 はっ、はっ、は……せんぱ~い! ふぅっ、先輩っ、今日も一日お疲れ様でした。 はぁ、はぁ、それでは、一緒に部活動に参りましょ~う。 はぁ、それとも帰りましょうか。 あはは、走ってきたから疲れちゃいました。 今日はもう帰って、途中、先輩とお茶しながらゆっくり語り合うのがよろしいかと……あれ、駄目ですか? ちぇ~、しょうがないなぁ。 いえいえ、いいですよ。 部活動に参加するのも学生の努めですから……それに、これがなければ先輩とも出会っていなかったでしょうし、って。 う、うわっ、怖っ! そんなことがあり得たなんて! でも、そもそも同じ学校でなければ会えませんでしたし、同じ地方に住んでいなければ……日本に住んでいなければ! ……あれ、大げさですかね。 そんなことないですか? えへへ。 私、先輩に出会えてとっても幸せです。 その上こうして、お、お付き合いできてるなんて……幸せすぎて、どうにかなっちゃうかも。 もしくは、どうにかされちゃいたいかも? どうにかって、どういうコトか、知りたくありませんか? 知りたいですよね……ふふっ、嬉しい。 先輩には、もっともっと私のこと知ってもらいたいです。 いろんなことを。 そのためにも部活行きましょ。 そして2人で新たな技を開発するのです! ……え、ワザってなんだって……ん~~、なんでしょう? あはは、テキトー言っただけなので分かりません。 でもでも、先輩には超必殺技がありますよね。 え、何それって……それは、私を籠絡する技ですよ……とっても情熱的なあの告白、私、一言一句忘れたりしません……んふ♪ あんな言われ方したら瞬殺です。 あっという間に籠絡されて、先輩の腕の中に収まりまくりですよ……ほら、こんな風に! えへへっ、先輩の腕ゲット~~、抱きつきまくり! あれあれ? 何を恥ずかしがってるんですか。 自他共に認める恋人同士なんですから、腕を組むくらい当たり前じゃないですか……え? 冷やかされてるって……はい、そうですね? いいじゃないですか。 やっかまれるのは幸せなカップルの証ですよ。 羨ましがってるだけです。 むしろ見せつけてあげましょう。 堂々としてれば、ああいう人たちも何も言わなくなりますよ。 ん~~っ、終わった~~。 今日も1日楽しかったですねぇ。 これはやっぱり、先輩と一緒に部活動を楽しんでいるからでしょう……なので、授業中は結構寂しいのです、しょぼしょぼ。 一日中部活ならいいのに、そう思いませんか? お、思わないんですかっ、そんな! ……って、それはそうですよね。 さすがに部活ばっかりというわけには……でも、先輩とはいたい。 本当はずっとずっと先輩と一緒にいたいんです。 クラスが違うのが残念、学年が違うのが残念……帰るお家が違うのが残念です。 なので、明日まで寂しくならないおまじないをください。 ふふ、あんまりキョロキョロすると余計に目立ちますよ? はい、いつものおまじないです……せんぱぁい、んっ、ちゅ♪ んぁん、少ないですよぅ。 もっと……んっちゅ、ちゅっちゅ。 んはぁ~、幸せ~♪ 先輩はどうですか? これで、明日私に合うまでの寂しさを紛らわせますか? ……ホントに? えへへ、嬉しい。 それじゃもう一度……あぁん、もう一度~~!

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