Track 2

02

■02 ふっふふ~っふ~~……今日は~、部活がお休みだから~、気兼ねなく先輩とデートできる~ってまぁ別に、いつでも気兼ねしたりしないですけどね。 先輩は? しちゃいますか? もちろん、好きでやってる部活ですからやる時はやります。 でも、先輩とのデートの方が大切ですから! 何事にも優先順位があると思いませんか? 私のナンバー1は先輩ですから! ……先輩は? 先輩の中での優先順位で、私は何番目ですか? え、そんなこと言われたら1番しかないって……ぶーぶー、そんなこと言われなくても、1番って言ってくださいよぅ。 本当に? 私、先輩の中の1番ですか? そんなこと言われたら、嬉しくて舞い上がって、もっといろんなコト聞いちゃいますよ? 聞くっていうか、おねだり? んっふふ♪ それでは、今日最初のおねだり~。 2人きりになれる所に行って、もっとイチャイチャしたいで~っす……どこがいいかって? そうですねぇ……それじゃ、カラオケにしましょうか。 あーあー、マイクマイク……はい先輩、オッケーですよ。 まずは先輩の熱い歌声を聞かせてください! ……え、私の声が聞きたい? それじゃ一緒に歌いましょっか。 マイクはひとつ。 ほら、もっとこっちに寄ってください。 恋人同士なんだから、くっついちゃっていいんですよ。 当たり前じゃないですか……ほら、脚と腰をこうして密着させて、ん、んん、肩もぉ。 ん……先輩、あったかい。 もっともたれちゃってもいいですか? 重くないですか? えぇ、心地良いよだなんて……んもう、先輩のエッチ。 あ、あん。だからって離れないでくださいよ。 エッチで何が悪いんですか? 先輩は私に対してエッチな気分にならないんですか? ……な~ら~な~い~ん~で~す~か~? なります、よね? ふふっ、嬉しい。 嬉しいですよ。 だって、ちゃんと女の子としてみられてるってコトじゃないですか。 姓を感じない異性なんて、粘りのない納豆のようなものです……あれ、そういうのもありましたっけ、あはは。 と、とにかく。 私だって、先輩に対して異性を感じていますよ。 はい、もちろんです。 先輩の素敵な顔、凛々しい体つき、淫らな指先……淫らですよ。 ほら、こうして絡めたら……んん。 んはぁ、はぁ、ウットリしちゃうんです。 先輩の肌が感じられて、蠢いて、この指で……いろんな場所をさわられることを考えてしまって。 ふふ、どんな場所かって……さぁ? 先輩の想像している場所のどこでもいいんですよ? 先輩の告白をお受けした時から、私の全部は先輩のものなんですから……この指も、体も、唇も……っちゅ、んん、ちゅぷ。 んん、んちゅ、ん~っぷはぁ♪ 唇以外にもさわっていいんですよ? もちろん、胸も……それに、ふふっ♪ あ、あぁん、離れちゃ駄目ですってば先輩。 もっとくっつきましょうよ~。