Track 9

耳かき:左

(ししおどし&鶯SE) 右耳の次は当然、反対側。 そうです、左耳でございます♪ まぁ…、 貴方の嬉しいお気持ち…、膝枕から伝わって参りますわ♪ これほどまで耳かきのお癒やしを気に入っていただき、大変嬉しゅうございます。 左のお耳も懇切丁寧に耳かきをさせていただきますね。 それでは、膝枕に頭を乗せたまま、くるりと反転してみましょうか。 せぇ…の。 (反転SE) (囁き) 左のお耳さん、こんにちは。 ふ~~ぅっ(ゆっくり息を吹きかける)。 お待たせしてしまいましたか?(笑) ふっ(強く吹き込む)。 お待たせしたお詫びに少々…ご挨拶を♪ (咳払い) 失礼致しました…。 始めさせていただきますね。 (耳かきSE:5分) それにしても、耳かきは、馴染み深いものがありますよね。 何処のご家庭にも、耳かきの一本はございますし、料理では、耳掻き一杯程度…という比喩表現もあります。 ですが、実は世界からみると、これほど耳かきが広く普及しているの国は稀なのです。 というのも、耳かきは、日本、中国、韓国など、ごく限られた地域だけの習慣のようなのです。 原因として考えられるのは、人種による耳垢の違いでしょうか? もともと、耳垢には乾性のこな耳と湿性(しっせい)のベタ耳の二種類があるのですが、このうち、ベタ耳の割合が日本人は16%に対し、白人は90%、黒人にいたっては99.5%もの高い比率…。 耳かきの気持ちよさというのは、乾性のこな耳にあると思いますので、このように限られた地域でのみ愛されているのかもしれませんね…。 耳かきを素晴らしい行為として堪能できる幸せ。 貴方もどうか、どうか、存分に…この幸せを…じ(溜め)っくり、堪能して下さいませ…♪ (耳かきSE:10分) (悦び&達成感込めて) ハイ。 結構です。左のお耳も無事に終わりました。 終わってしまいました(笑)。 こちらも、いい感じのサイズの耳垢が沢山…取れました♪ まぁ。 大分呆けたお顔をなさっておりますが…、よっぽど堪能していただけたのですね…! 大変光栄です♪ 貴方がそのような素敵過ぎる反応をお見せ下さっては…、私、仕上げに梵天を使ってはいられませんっ。 分かりました。 本日は、貴方のため、特別なお癒しを施させていただきます♪ (囁き) 内緒でございますよ? ちゅぱ(耳を吸う)。 (囁き) ふふ♪ お耳を…いこいの舌で癒して差し上げます。 耳吸いの…お癒し。 是非…ご堪能下さいませ。 あ…むっ(甘噛)。 (甘噛しながら) はむはむっと…甘噛してお耳をほぐします。 指でやるより…、効果抜群なのでございます。 耳輪を上から…下に…はむはむ…、はむはむ。 (はむはむ:3分) 十二分にほぐしましたら、 お耳全体を優しく舌で舐めまわします…。 舐めることで新陳代謝が上がり、血行が良くなるのでございます…。 (ぺろ舐めしつつ) 耳輪、耳殻、耳絃、耳垂…。 お耳の山、谷、溝(みぞ)…、余すところなく、全部。 舌で…舌先で…、 (それ風にぺろ舐め:5分) (ぺろ舐めしつつ) はぁっ、 貴方の鼓動が…、私に…伝わってきております。 膝枕を通じて…熱い鼓動が…、 あぁ、あぁっ…。 たまりません…。 お耳舐めで…ここまで…こんなに…。 こんなお方…初めてかもしれません…。 私…、驚いております…。 もっと、もっと、お癒します。 お癒やし差し上げます…っ。 (音を聞かせるように、激しくくちゅちゅぱ:5分) お耳の穴も…こんな風にちゅうちゅう吸い上げて…、お掃除してしまいます。 梵天以上に、綺麗にして差し上げます…っ。 (ちゅぱ吸い:3分~耳元で息を吸い込んで、思いっきり息を吹き込む) ぁアっ?! 今…っ。 ビクっとお跳ねになりました…。 これ…、そんなに…良ろしかったですか? (ちゅぱちゅぱ~耳元で息を吸い込んで、思いっきり息を吹き込む×3) (興奮しつつ) あぁ…。 お喜びいただき、 私、私…っ、 私もたまりません…。 あぁ…っ、 お耳舐めのお癒やし…最高です。 最高でございます…っ。