耳かき:左
(ししおどし&鶯SE)
右耳の次は当然、反対側。
そうです、左耳でございます♪
まぁ…、
貴方の嬉しいお気持ち…、膝枕から伝わって参りますわ♪
これほどまで耳かきのお癒やしを気に入っていただき、大変嬉しゅうございます。
左のお耳も懇切丁寧に耳かきをさせていただきますね。
それでは、膝枕に頭を乗せたまま、くるりと反転してみましょうか。
せぇ…の。
(反転SE)
(囁き)
左のお耳さん、こんにちは。
ふ~~ぅっ(ゆっくり息を吹きかける)。
お待たせしてしまいましたか?(笑)
ふっ(強く吹き込む)。
お待たせしたお詫びに少々…ご挨拶を♪
(咳払い)
失礼致しました…。
始めさせていただきますね。
(耳かきSE:5分)
それにしても、耳かきは、馴染み深いものがありますよね。
何処のご家庭にも、耳かきの一本はございますし、料理では、耳掻き一杯程度…という比喩表現もあります。
ですが、実は世界からみると、これほど耳かきが広く普及しているの国は稀なのです。
というのも、耳かきは、日本、中国、韓国など、ごく限られた地域だけの習慣のようなのです。
原因として考えられるのは、人種による耳垢の違いでしょうか?
もともと、耳垢には乾性のこな耳と湿性(しっせい)のベタ耳の二種類があるのですが、このうち、ベタ耳の割合が日本人は16%に対し、白人は90%、黒人にいたっては99.5%もの高い比率…。
耳かきの気持ちよさというのは、乾性のこな耳にあると思いますので、このように限られた地域でのみ愛されているのかもしれませんね…。
耳かきを素晴らしい行為として堪能できる幸せ。
貴方もどうか、どうか、存分に…この幸せを…じ(溜め)っくり、堪能して下さいませ…♪
(耳かきSE:10分)
(悦び&達成感込めて)
ハイ。
結構です。左のお耳も無事に終わりました。
終わってしまいました(笑)。
こちらも、いい感じのサイズの耳垢が沢山…取れました♪
まぁ。
大分呆けたお顔をなさっておりますが…、よっぽど堪能していただけたのですね…!
大変光栄です♪
貴方がそのような素敵過ぎる反応をお見せ下さっては…、私、仕上げに梵天を使ってはいられませんっ。
分かりました。
本日は、貴方のため、特別なお癒しを施させていただきます♪
(囁き)
内緒でございますよ?
ちゅぱ(耳を吸う)。
(囁き)
ふふ♪
お耳を…いこいの舌で癒して差し上げます。
耳吸いの…お癒し。
是非…ご堪能下さいませ。
あ…むっ(甘噛)。
(甘噛しながら)
はむはむっと…甘噛してお耳をほぐします。
指でやるより…、効果抜群なのでございます。
耳輪を上から…下に…はむはむ…、はむはむ。
(はむはむ:3分)
十二分にほぐしましたら、
お耳全体を優しく舌で舐めまわします…。
舐めることで新陳代謝が上がり、血行が良くなるのでございます…。
(ぺろ舐めしつつ)
耳輪、耳殻、耳絃、耳垂…。
お耳の山、谷、溝(みぞ)…、余すところなく、全部。
舌で…舌先で…、
(それ風にぺろ舐め:5分)
(ぺろ舐めしつつ)
はぁっ、
貴方の鼓動が…、私に…伝わってきております。
膝枕を通じて…熱い鼓動が…、
あぁ、あぁっ…。
たまりません…。
お耳舐めで…ここまで…こんなに…。
こんなお方…初めてかもしれません…。
私…、驚いております…。
もっと、もっと、お癒します。
お癒やし差し上げます…っ。
(音を聞かせるように、激しくくちゅちゅぱ:5分)
お耳の穴も…こんな風にちゅうちゅう吸い上げて…、お掃除してしまいます。
梵天以上に、綺麗にして差し上げます…っ。
(ちゅぱ吸い:3分~耳元で息を吸い込んで、思いっきり息を吹き込む)
ぁアっ?!
今…っ。
ビクっとお跳ねになりました…。
これ…、そんなに…良ろしかったですか?
(ちゅぱちゅぱ~耳元で息を吸い込んで、思いっきり息を吹き込む×3)
(興奮しつつ)
あぁ…。
お喜びいただき、
私、私…っ、
私もたまりません…。
あぁ…っ、
お耳舐めのお癒やし…最高です。
最高でございます…っ。