6-ピロートーク(2回目以降)
……さあ、坊ちゃま。
お休みの前に、耳かきをさせて頂きます。
坊ちゃまはどうぞ、楽になさっていて下さいませね。
まず、右のお耳から。ごろーんと、そちらを向いて下さいませ。
……はい、ありがとうございます。
では、じっとしていて下さいね……。
カズハお姉ちゃまに、お耳をお任せくださいませ。
……ん。
…………。
いかがでしたでしょうか、坊ちゃま。
本日も、気持ち良くなって頂けましたか……?
…………ん、良かった……。
それがカズハお姉ちゃまには、一番嬉しい事でございます。
いつも、とても頑張っていて、立派なご主人様を、少しでも癒して差し上げられる事が……。
……そして、そんなご主人様が……わたくしの前でだけ、可愛い坊ちゃまになって甘えて下さるのが……。
ママにとって、お姉ちゃまにとって、一番、嬉しいことでございますよ……。
…………。
……坊ちゃま、無防備なお顔……とてもお可愛い……。
わたくしを信頼して下さって、お耳を委ねて下さるお顔……。
とても、とても……愛おしく思います……。
敬愛するお方が……そのようなお顔を見せてくれることが……こんなにも幸せだなんて……。
あの日、坊ちゃまと出会わなければ、きっと、知らないままだったのでしょう……。
坊ちゃま、わたくしをお姉ちゃまにして下さって……ありがとうございます。
……んっ。もう、坊ちゃま? そんなにぎゅーって、お姉ちゃまのお膝にすがって……。
動いては危ないですよ、って、何度も申し上げておりますのに。
……大丈夫、そんな風になさらなくても、カズハはどこにも行きません。
だってカズハは……坊ちゃまだけの、お姉ちゃまなのですから……。
…………。
…………ん、綺麗になりましたね。
では、梵天で仕上げます。坊ちゃま。じっとなさっていて下さい?
…………。(10秒程度無音)
……はい、できました。
最後に、ふーふーいたしますね。
……ほら、じっとしていないとダメですよ。
いいですか?
……ふぅぅー……っ。……ふぅぅー……っ。
……坊ちゃま。ふーふーの時、いつもお背中をぎゅって丸めて……。
くすぐったいの、一生懸命我慢なさって、とてもご立派ですね。
……ふぅぅぅぅー…………っ。
……ふふ、お疲れさまです。
では、次は左のお耳を。
坊ちゃま、ごろーん、って。こちらを向いて頂けますか?
…………。
……はい、ありがとうございます。
動かないで下さいね……。失礼いたします……。
…………。
……左耳さんも……きれいに、きれいに……いたしましょうね……。
…………。
……坊ちゃまの、お耳のお世話は……。
どうしてこんなにも…………幸せな気持ちになるのでしょう……。
…………。
……坊ちゃまのお耳が、愛しくて、愛しくて……。
ご奉仕なのに……ご褒美を頂いているような気持ちで…………。
…………。
カズハは世界一……幸せなメイドでございます……。
カズハは……世界で一番……幸せなお姉ちゃまです……。
坊ちゃま……。坊ちゃま……。
…………。
坊ちゃまが……また、わたくしの膝に甘えて……。
そんなに気持ちよさそうなお顔で、目を細めて下さるのが……。
どんなに嬉しくて、幸せに思っているか……。
坊ちゃまにこの幸せを、ちゃんとお返しできていれば、よいのですが……。
…………。
どうぞ坊ちゃま……カズハのお膝でよろしければ……。
たくさんたくさん、甘えて下さいませね……。
…………。
……ん、坊ちゃまは……お姉ちゃまの太ももに、すりすりって甘えるの、お好きですね……。
……女性の足を、むやみにお触りになるものではありませんよ?
…………お姉ちゃま以外に、したらいけませんからね……。
よろしいですか……?
……ん、お利口さんです……。坊ちゃまは昔から、とても……。
お利口さんで……お優しくて……。
可愛くて……愛おしくて……。
……はあ、坊ちゃま……。
…………。
……ん、ちゅっ……ちゅっ……ちゅうっ……。
……はぁ、幸せです……。
お慕い申しております……坊ちゃま……ちゅっ……。
…………はぁ…………。
……坊ちゃま、左耳さん、梵天でキレイにいたしますね……。
…………。
……はい、仕上げに、ふーふーいたします。
……ふぅー……ふぅー……。
……ふぅぅぅー……。
……ちゅっ。
…………はい、お疲れさまでした坊ちゃま。楽になさって下さいませ。
今日もお耳……きれい、きれいにできました……。
動かずに耳かきが受けられて、大変、ご立派でございましたね……。
お姉ちゃまからのご褒美に……今宵もおっぱいをちゅっちゅなさいながら、お休みしましょうね。
今、お隣に参ります……。
…………。
……ん。はい、どうぞ、坊ちゃま。
お姉ちゃまのおっぱい……たんと、お召し上がりくださいませ……。
……んっ……。
坊ちゃま、カズハのお胸に吸い付いてこられるのが、とても、自然な事になってしまわれましたね……。
最初は、あんなに躊躇い≪ためらい≫がちでしたのに……。
今では、すぐにちゅっちゅっ、って、赤ちゃんのようなお顔で吸い付いてこられて……。
……甘えて下さって、お姉ちゃまはとても、とても嬉しいです、坊ちゃま……。
坊ちゃまは、お姉ちゃま孝行の……いい子、いい子ですね……。
よし、よし……なで、なで……。
…………。
……はあ、坊ちゃまが、ぎゅうーって抱き着いて来られると……。
カズハは、身体の芯が、とろけてしまいそうになります……。
……ん、ちゅっ……ちゅっ……。
…………ん、坊ちゃま。お体が少し、暖かくなって参りました……。
そろそろ、眠たくなってしまわれましたか……?
……はい、ではこのまま、ごゆるりと……お休み下さいませ……。
……お背中、とん、とん……とん、とん……って、していて差し上げますので……。
お姉ちゃまのお胸で、気持ち良く、眠って下さいませね……。
……とん、とん……とーん、とん……。お背中、とん、とん。
…………朝まで、ずーっと。ご一緒いたします……。
カズハが、ずっと、ずぅーっと……ご一緒に……。
……坊ちゃま……大好き、ですよ…………。
……おやすみなさいませ。また、明日。坊ちゃま……。
…………ちゅっ。