夜4-かんぱい
はこべら:
お世話をなっております 怪談助手の はこべらです
交換 雰囲気出ておりました?
芹:
お願いしてたんですよ 演出
学生の頃を思い出しますね
いや 楽しいですね 怪談
お客様 真剣に聞いてくださいますし 話し甲斐もありますよ
あ 目隠し 外しちゃいますね はい
はこべら:
縁側に茣蓙と 簡素なご用意て申し訳ありませんか
虫の声でも聞きながら 一杯 いかがですか?
芹:
夜は何もなしに と言うのも 少々味気無いかと思いまして
ちょっとだけ
はこべら:
寝酒はよろしくないですから 三人で徳利2本だけですけれど
はい お注ぎ致しますよ
芹さんも
芹:
これはこれは
では お返し
はこべら:
これはこれは
芹:
それでは ええ うんん
お客様が 今夜もよく眠れますように と言うことで
はこべら:
怪談で嚇しておいててです?
芹:
乾杯
いいですね だまには こう言うのも
はこべら:
お客様と腰を据えて飲む機会何で そうありませんからね
芹:
ああ どうもどうも
はこべら:
結構聞こえる物ですね
芹:
ちょっと裏近づいたかもしれないですね
昔はね 一時は はこと二人で切り盛りしてたんですよ
それは静かなもんですけど 最近随分と
はこべら:
こんなどころで 安心して 油を売れますからね
少し前から 離れて聞ける音ではなかったですから
そう考えると
芹:
老人会の日何で 天手古舞でしたよ
団体様に 顔馴染みの方も混じっておりますから
二人して昔話て弄られずつ
はこべら:
お年寄りは多いですからね
とこの田舎もそうでしょうけど
小さい頃から知られていると もう 頭が上がりません
芹:
手が足りませんから 厨房に引きこもっても居られず
求人に出て並み居る呑兵衛は ちぎっては投げちぎっては投げの
少しでも手が空けば ご予約の部屋の戦争に
お屋敷狭しと描き回っては(?以上難しいくでよくわからない...)
はこべら:
私の記憶より 随分繁盛しておりますね
芹:
うん まあ
少し盛りましたけど
お客様 私を只の暇な人と誤解してそうですし
ああ
お客様にもお見せしたかった
はこべら:
実際 たまには忙しくあったんですよ
芹:
向こうで 洗い物してる子が来てくれだから
随分楽になりました
はこべら:
初めの子が来るとなた時 終日そわそわしておりましてね
仕事も手に就いていなかったですし
色々と押しつけられたの 忘れておりませんよ
芹:
だって 後輩出来る何で思っておりませんし
まあね と
昔話て つまらないですね
はこべら:
はい
芹:
夜はよく聞こえますね お恥ずかしい
はい お客様
はこも
はこべら:
はい
芹:
今日のしっかりお母さん
はこべら:
どうやって育ったのか
そう言えば芹て 二人の時だと どう言う風何ですか?
あまり お客様に聞く機会もないですし せっかくなので
芹:
完璧ですよね 器用く 正しく 美しく
はこべら:
今日は 何をなさったんですか?
芹:
マサージと 耳かきと 後 ご一緒にラムネを飲みましたよね
はこべら:
ラムネですか?
芹:
楽しかったです
はこべら:
小学生並みですね
暑かったですから ウェルカムドリンクにアルコール何でお出ししてないかっと
芹:
人を呑兵衛見たいに言わないでくださる
そ れ に こんな美人女将が二人きりでお酌何でしてたら
何が手違いか ね
はこべら:
あるんですか?
芹:
かも知れない
そう言えば お客様
昼間の耳かき 少し 物足りなくはありませんでした?
もう少し あれして欲しいかったなとか ありません?
ああ
そう言えば おつまみの準備を忘れておりましたぞ
はこべら:
確かに 多少は舌に 変化が欲しいですね
こんな状況も 滅多にあございませんし
一期一会の精神で
芹:
いやいや 申し訳ありません
どうやら 物足りなかった様で
はこべら:
実は 初めから少し期待していらしゃったりは
芹:
お仕事させてくださいよ
はこべら:
こちらは行き止まりですよ
"Credit goes to hana from Bahamut (Taiwan site) for the JP Script."
- Hayate