第1話 コン狐とそのあと
コン狐と付き合いはじめてから1ヶ月
恋人同士になってもゴミ拾いは日課のまま。
今日も部室でスタンプ押すコン狐
コン狐 「いっちぜーん」
コン狐 「はーい、師匠!今日もゴミ拾いお疲れ様♪」
コン狐 「ふふ、今日もいっぱい、いいことしたね♪これでまた仙狐様に一歩近づけたかな」
コン狐 「あ、水戸公門の時間になっちゃう!師匠、師匠!早くテレビの前で正座して」
主人公座るとコン狐がすかさず飛び込む
コン狐 「やったー!えい……えへへ、師匠の膝枕~♪やっぱりここが落ち着くなー」
コン狐 「え?最近、甘えすぎ?……妖狐のプライドは?……いいんだもーん!私、師匠の彼女だもん。甘えるのは私の特権なのです!……ほら師匠、頭撫でてー」
コン狐 「ん……えへへ~、気持ちいいなぁ……ん……ん~もっと~……ん……ん……あ……耳も耳も!……にへへ……ん……ん…ひうっ……耳撫でられるのってなんでこんなに気持ちいいんだろう……ずーっとこうしていたいなー……あ」
水戸公門はじまる
コン狐 「水戸公門始まったね♪……今日は江戸回かー、将軍家の御家騒動に期待だな……」
コン狐 「師匠もまだまだ甘いですねぇ……全国行脚だからこそ江戸回は重要なのです……あ、やっぱり江戸城だー!家老の陰謀……これは集中しなきゃ……え?」
コン狐 「だめ、だーめ!私もあんころ餅食べるー。むーっ、師匠だけなんてずるいー、
え、しゅ、集中しながらだって食べられるんです!……ほら師匠、食べさせて……あーん♪」
主人公がコン狐に食べさせる
コン狐 「えへへ、美味しいなー、師匠だーい好き」