Track 1

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ファーストコンタクト

# [BGS]テニスコート脇(ガヤ) # [芽衣]日常バージョン。「ゆずにっき2」のときのイメージそのままで。 # 「わけがない」は「俺の○が~」風に。 00-0「へいへい、そこゆくおにぃさん」 00-1「アンタだよ、アンタ」 00-2「冴えない俺が女子学生に声を掛けられるわけがない、って顔をしてるけど、 アタシが話し掛けてるのは目の前のアンタだ」 00-3「他に誰も居ないだろ。アンタの自意識過剰ってわけじゃない」 # [芽衣]同上。 01-0「にぃさん、どっかの学校(ガッコ)の引率の先生(センセ)ってふうにも見えないけど……、誰?」 01-1「ここ、女子テニスの試合会場なんだ。そのコート脇にアンタみたいなのが一人でポツンと突っ立って、 しかもタブレットなんか操作してたら、怪しく見えるんだよ。わかる?」 01-2「ぶっちゃけ、アタシはそこまで気にしてないんだけど。中にはデリケートな子もいるからさ」 01-3「アタシに係の人間呼ぶ手間掛けさせる前に、自主的に消えてくれると嬉しい」 # [芽衣]高圧的に。「即堕ち2コマの1コマ目」のイメージ。 02-0「何か言えよ」 02-1「アタシぁあんまり優しくないぞ。男には特に、な」 # [千月]二人のやり取りの脇から、父さまのもとへ駆け寄り、会話に割り込む。 03-0「パパさまぁ~!」 03-1「パパさまっ、お待たせして申し訳御座いません。売店を探すのに手間取ってしまいまし……、あら?」 # [芽衣]千月の疑問に呼応するように。 04-0「ん?」 # [千月]敵意を剥き出しにするのではなく、むしろ素っ気なくアッサリと。 # 千月はこの一瞬で芽衣を「パパさまの性奴隷候補に成り得る良質な女子」と認識しており、 # 個人情報を探り出しそうと戦略的に動いています。 05-0「どちら様で?」 # [芽衣]訝しがりながらも、父さまに対するよりは(女子である千月には)優しく。 06-0「アンタは?」 # [千月]慇懃無礼に。「奴隷に苗字はない」という認識なので、下の名前しか名乗らない。 # 聖霞女子(せいかじょし)は固有名詞。 # 千月の通う学校で、(作中では解説しませんが設定上)女子大の付属〇校。 07-0「申し遅れました。わたくし、聖霞(せいか)女子1年の千月(ちづき)と申します」 # [芽衣]疑うのではなく、確認する感じで。 08-0「聖霞女子?」 # [千月] 09-0「貴女は?」 # [芽衣]本作最初で最大のネタバレですが、サラッと。秋宮西は柚姫・アリス・芽衣の通う〇校。 10-0「アタシは、秋宮西(あきみやにし)の女子テニス部2年。馬原芽衣(まはらめい)」 # [芽衣]父さまを見て、困惑しつつ。 11-0「こっちは……。アンタの……。パパぁ?」 # [千月]千月にとって最もデリケートな話題。 # 「変なことを言ったら許さない」という、刺すような冷たさを漂わせて。 12-0「パパさま、ですわ」 12-1「父娘(おやこ)には見えませんか?」 # [芽衣]父さまに向かって。呆れるように、ぶしつけに。 13-0「アンタ、娘に自分の事を『パパさま』って呼ばせてんの?」 # [千月]前の台詞から引き続き、「静かな怖さ」を滲ませて。 14-0「あら。見ず知らずの相手の関係性に土足で踏み込むなど、いささか無礼では御座いませんこと?」 # [芽衣]自分の非は素直に謝れる子。深呼吸は可能な範囲で表現して下さい。 15-0(大きく深呼吸) 15-1「あ~……。アタシが悪かった。ごめん」 # [芽衣]素早く切り替え。 16-0「それはそれとして、聖霞女子は一回戦で負けたはずだよな?」 16-1「大体アンタ、テニス部なのか?」 # [千月]父さま絡みではないので、これまでより柔らかく、余裕をもって悪戯っぽく対応。 17-0「あら? 見えません?」 # [芽衣]ハッキリと、サバサバと。 18-0「見えない」 18-1「言っておくが、アンタがちっちゃくてスポーツできそうな女に見えないから言うんじゃないぞ」 18-2「私服でコンビニのビニール袋しか持たずに、テニスしに来ましたって言われても信憑性ないだろ」 # [千月] 19-0「あら。この袋はコンビニではなく、そこの売店で買ってきたものですわ」 # [千月]本音。千月は芽衣を気に入った。 20-0「貴女、面白い方ですのね」 # [芽衣]ここもサバサバと、嫌みなく。 21-0「アンタは面白くない奴だよ。……いや、アンタら、か」 21-1「アタシは後輩が怯えないように、不審者を試合会場から追い出す仕事をしに来ただけだ」 # [千月] 父さまが無言で踵を返し、置き去りにされそうになって慌てて後を追う。 22-0「あっ……。パパさまっ! お待ち下さい。もうよろしいのですかっ?」 22-1「パパさまっ!」

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