001_ご主人様、呼んだー?
「失礼します。ご主人様、呼んだかー?」
「花の世話とかしなきゃで忙しいんだから、用事があるならさっさと……」
「って、ご主人様……何かもうどんな用事か分かっちゃったんだけど……」
「はぁーっ……ご主人様、昨日も一昨日もしたばっかりじゃないか?」
「あたしは男じゃないからそういうのは良く分からないけど、そういうことは毎日するもんじゃないんじゃないの?」
「……そりゃまあ……契約書にちゃんと『おちんちんのお世話もする』とは書いてあるけどさあ……」
「大体あの契約書もおかしいんだよ。あんな小さい文字で端っこのほうに書いてあったら気付かないって」
「まあ……手でするだけだし、ちゃんとボーナスも出るから良いっちゃ良いんだけど……」
「でもやっぱり、毎日毎日射精するのは身体に悪いんじゃないか? ご主人様」
「ちょっと気になって調べたら『射精をしすぎるとバカになる』って何かに書いてあったし」
「現にご主人様、ちょっとバカっぽいし……下半身とかが」
「ってことでご主人様の身体のことを考えて、今日は我慢したら良いと思うんだけど」
「って、何で心配されてまた大きくしてるんだよー……ご主人様……」
「全く、こうなったらスッキリするまで言うこと聴かないからなぁ……ご主人様は……」
「はいはい、わかったわかった。それじゃあ……してやるから、横になって」
「ホントに……もっと可愛いメイドやいやらしそうなメイドもいっぱいいるのに、何でよりによってあたしなんだよ……まったくもう……」