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……え? この前のテストはどうだったかって? もちろんいつも通りよ。 上位3位以内はキープ……というか、今回は総合1位が取れたわ。 えぇ、学年主席。ちゃんと勉強したもの。 まぁ、もう1人同点の人がいるから、1位は2人いるんだけどね……それでも、この子に比べればマシだわ。 えぇ、そう……この子ったら、また100位にも入れなかったのよ? 学年で200人ちょっとしかいないんだから、100位でも中の中だっていうのに……本当に、もう少し勉強しっかりしなさい。 仮にも、私の弟なんだからね? わかっているの? ……そう、それじゃ、次のテストでは期待しているわ……え? 勉強を教えて欲しい? 馬鹿ね、あなたと私じゃ勉強のレベルが……はいはい。 お母さんに免じて、少しだけならね。 なら、早速今夜からよ。なに、まさか文句があるの? 私の貴重な時間を頭の悪いあなたに使ってあげようっていうのに……そう、そうよ。 もっと平伏して感謝しなさい……ふふふふふ。 ふぅ……さぁて、これであなたが私の部屋にいられる口実ができたわけだけれど……もちろん、ちゃんと勉強も見てあげるわ。 あなたが私のストレスをちゃぁんと解消してくれたらね。 あなたの少ない脳みそでもギブアンドテイクの概念くらいわかるでしょう? あなたは私の頭脳が欲しい、私は……あなたが無様に怯えて、苦悶の表情を作るところが見たい、ふふっ。 だから、正座しているあなたの脚をこうして……んっ、踏みつけることも、何らおかしいことではないでしょう? しかもあなたは……ふふふっ、こうして踏まれて、喜んでるのだし。 は? 喜んだりしてない? 嘘おっしゃい、だったら……これは何なの? この……んっ! 膨れた股間は何なのって聞いてるのっ、ほら、ほら! 私に踏まれて勃起してるコレは何!? あぁ、気持ち悪い……こうして見下されて、蔑まれて、踏まれてるのに勃起……性的に興奮してるだなんて、どういう嗜好をしているのかしら。 あぁ、こんな変態が私の弟だなんてね。 ほら、ちゃんと認めなさい? 自分は変態ですって……頭脳明晰で、運動神経もいい、両親からも、学校の先生方からも信頼されまくってる、とても美人な私……あなたのお姉ちゃんに。 脚をグイグイ踏まれて喜んじゃう変態のボクですって、ちゃぁんと認めなさい……頭が悪くて要領も悪い、凡才の弟でゴメンナサイって、伏してお詫びしなさい……この私にっ。 んふ、ふぅ……ふふふ♪ そうよ、そう……やればできるじゃないの。 素直な子は大好きよ。凡夫な弟は、才媛な姉に服従していればいいの。 そうしたら、もっと喜ばせてあげるわ。 あら……でもそれじゃ、あなたの方が得しちゃうわね。 私はストレス解消しかできないのに、あなたは勉強を見てもらって、しかも気持ち良くもしてもらって……ねぇ、そうでしょう? だったら、私ももうひとついいことがないとやっていられないと思わない? 思うわよね、ふふふ……世の中は公平であるべきだわ。 男女の差も、姉弟の差も、全部忘れて……。

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