Track 4

悔いのないように

「ほら、そこ座って……。あー、待って……これ、着けて」 「え? あーいや……たぶん、作ろうと思えばできるよ? 確かに、アタシはもう、一回死んだ身だけど。単純に存在するべき世界が変わっただけだって聞いたし」 「死神同士じゃなくても、前例は少なくない、んだったかな。あの子が嘘や間違いを言うなんて思えないしなぁ」 「し、死神が用意してたっていいでしょ別にっ。……っ、最初から期待してたとかナイしーっ!」 「折角なら生でシたいのかもしれないけどさ…。もしできちゃったら、アンタとが嫌って言うより……父親と離れ離れ前提の赤ちゃんなんて、可哀想じゃん」 「『そこかよ』って……え? や、普通でしょ?! アタシなんかおかしい? ……だ、だだだからなんでこのタイミングで可愛いとか言うかなこの男はー……!」 「ホント、もうすぐ喋れなくなっちゃうクセに、口だけ達者なんだから……っ、きゅきゅきゅ急に頭なでるな!」 「っ、も、もういいでしょ? ほら、着け終わったならさっさと……。あ~~っ、これじゃアタシがシたいみたいじゃん……もぉ……っ」 「いいからそのまま座ってて。……その上に、アタシが、跨って……。こ、これならどっちも見えるし、どっちも動ける、でしょ」 「ほ、ホラ……、は、はいっちゃうよ……! うん。そのまま……いいよ……。……いれ、て……」 「ん……ッ、そう……そこ……。あっ、ん、ぁ、ああああああっ……!」 「っふ、ぁ、はっ、……はぁ、入っ、た……。ん、ぁ、んぅ……。ん……。んぅ……、ふぅ……はぁ……」 「……え? いい、でしょ……別に。このまま抱き合ってても……。……顔見たい……? や、やだ……。見ない、で……ぇ」 「あっ! んっ……?! むぅう……、ちゅ……ちゅぅ……んっ、ちゅ……ぱっ、ふ、んぅー……。イジワル……ぅ、うぅ……」 「……っ! あっ! はっ、そんなっ、いきなりぃっv あっ、んっ、ん、んっ、ぅう、ん、ぁあ、っ……!」 「まって、ちょっとまって、っ、ウソっ。コレっ、気持ちいぃ……あっ、はっv」 「あん、たっ! そんな、いきなり動いてっ、だいじょ、っ……ああっ! はっv う、うんっ……! アタシ、わっ、だいっ、じょー、っぶ……ぅ……v だけ、ど……、ふ、っ……」 「はっ、はっ……ん、や、……やっ、おっぱい吸っちゃ……、あ、ふ、うぅv ん、ぅ、……っく……、……ぁ、あぁっ、ん、は、はっ、んっ、んっv あっ……、あぅ……」 「んぅっ、んんんーvv あっ、はぁ……v ふっ、ふぅぅ……v ん、うぅー、……ね……、どーして……そこばっかり……、ずっと、あ、っ、あー!v んぅ、あぁ、はっ、ああっvv」 「ううっ、ああ……っ…やだ……、バレちゃってたぁ……。隠してたつもりだったのに……、乳首弱いの、左のほうが弱いのっ、そんなに、バレバレだった……?」 「あっ、ばかッv こ、こしっ、そ、そんな速く揺らさないで……っ、だ、だめ、とまらな、あっv ……ダメ……ダメ……っv おっぱい吸うのやめて……やめ、やめっ! あぁあっv」 「ぃいっ、やだッ、先にっ……んっv いっちゃ、いっちゃうっ、く、あっ、あ、あ、あ、あ、あッv ん、んっ、うっv はっ、ふっv はぅv あっ、ああっ、はっv はっv」 「だめっ、だめだめだめ!v っvv ぃやっv ぃ、ぃいいひいっ!vv やぁっ……v や、やだ、やだやだやだっ、う、っくぅ……うううううううううんんっ!!vvv」 「ぅうっ、はぁ、んっぅうう……、ふうっ、ひぃい……ひぅぅ、……はぁ、っ、はぁ……。んぅう~~……ん、んぁあ……」 「あぁ……、あぁああ~~~~!! ……もぉ……サイアクっ……! 先にイっちゃうとか、マジないっ……え、えっ?! あっ!」 「は、あ、あぁっ! む、ムリっ! 今イったから! イった、とこ、だからぁぁあっ! あぅ、あっあっ、あっ!」 「あっ、んうーっ! あ、……へ? あっ、うそっ、で、出ちゃってる……? あっ……v ん……ぅ、はぁ……、ふぅ……あ、あったか……。……ん、はぁ……はぁ……」 「……ん、はぁあぁぁ……、ちょっと、疲れ、ちゃった……。このままちょっと休ませて……はぁっ、……はぁ……。ふぅ……」 「はぁー……。……ん……? 何? ……う、うるさ……は? うるせぇ! めちゃくちゃ可愛いかったとか、んなこと言われたくてやってるんじゃあないのっ!」 「……こ、こいつ……。バカバカバカバカ! アホぉ! よくもまぁ気軽にそういうこと言えるよね! ああああぁああ~も~~!」 「……、思いついた。ふ、ふふっ……。……とりあえず、一旦外す、よっ……、っ。……はー……いっぱい出てる……」 「あー……、なんでこんなやつに後悔するななんて言っちゃったんだろーね……」 「決めた。決めたから。最後の時間を、アタシと過ごすなんて選択肢を選ぶってのが、どういうことか……魂に刻みつけてやるよ!」 「何度生まれ変わったって、もう普通のセックスなんかできなくしてやるから!」 「今さら怖気づいたって遅いからね! 仮にも死神をナメてかかった罪、思い知れぇええ!」