プロローグ
……もしもし。
起きていただけますか、あなた様。
おはようございます。……といっても、今は深夜の二時ですが。
……ああ、よろしければ、叫ばないでいただけるとありがたいです。お部屋に無断で侵入した件につきましては、謝罪いたします。
改めまして、自己紹介をさせていただきます。
わたくし、サキュバスのアンナと申します。
はい。あなた様がお考えの存在で、お間違えありません。わたくしサキュバスは、男の方の精液を吸収して生きる存在です。
早速ですが、わたくしと契約をしていただけないでしょうか。
あなた様の精液が、欲しいのです。
理由は分かりませんが、あなた様の体からは、美味しくて濃厚な魔力の匂いがいたします。ですから、ぜひあなた様の精液をいただきたいのです。
定期的に……できれば毎日いただきたいです。
無理に、とは申しません。支配の魔法であなたの体を操ることも可能ですが、無理やり搾ったのでは、精液の質が落ちてしまいますから。
ですがこれは、あなた様にとって、悪い話ではないかと思われます。
わたくしはサキュバスです。自慢ではありませんが、精液を搾ることにかけては、プロフェッショナルです。
契約していただければ、あなた様に最高の快楽を差し上げることができます。
……いえ、あなた様がお考えのような心配はございません。サキュバスはよく、伝承などで、男の方の精力を死ぬまで奪い取る――と言われていますが、そんなことはございません。
あなた様の体調に変化が出ないように、精液から魔力を吸収させていただくだけです。
……ああ、失礼。実は、あなた様の思考を、先ほどから魔法で読ませていただいております。
もう一つメリットを申し上げますと……わたくしは、あなた様の頭から、性癖を余すことなく読み取ることができますので……あなた様の一番興奮する方法で、精液を搾りとることができます。
あなた様が、普段は解放することができない、変態的な性癖を、わたくしなら叶えることができます。
……半信半疑のようですので……試しに、あなた様の性癖を、読み取らせていただきます。
……なるほど。
あなた様は、M寄りの性癖で、言葉責めが好き。そして、わたくしのようなロリ体型が好きで……そんなロリっ子に、自分の男性器の……“包茎”、をいじられるのが好き、と。
また、淫語を言われるのが好きで、言われれば言われるほど興奮する、と。「おまんこ」や「包茎ちんぽ」と言われると、最高に興奮する……。と。
なるほど。把握いたしました。わたくしでしたら、そんなあなた様が興奮するように、ヌキヌキさせていただきます。
あなた様の包茎ちんぽを、「皮かぶりちんぽ」「皮あまりちんぽ」、と言いながらヌキヌキして、おちんぽミルクをぴゅっぴゅいたします。
いかがでしょうか?
お悩みのようですね。でしたら、もしよろしければ、体験期間という意味も含めて、一回搾り取ってもよろしいでしょうか?
……よろしいですね?
いえ、あなた様の思考が、少しでも肯定を示しましたので、OKということで判断させていただきます。
何も問題はございません。わたくしが、あなた様の包茎ちんぽを、最高に気持ちよくして差し上げます。