Track 3

ドジっこおねぇちゃんのはわわ耳かき

あ、いたいた!弟くーん! あのね、お姉ちゃんちょっとお願いが・・・きゃあ!? あいたたた・・・うぅ、机の脚につま先がぁ・・・。 大丈夫だよ、ちょっとぶつけただけだから。 ・・・じゃなくて!弟くんに話があったの! えっと・・・この前ね、弟くんのためにお料理しようとして失敗しちゃったでしょ? オムライス作ろうとしてチキンライスがケチャップ雑炊になっちゃったアレ・・・。 あの時はちょーっと水加減をミスしちゃったけど、 今回はちゃんと弟くんに喜んでもらえるように頑張りたいなって。 だめ・・・かな? うん、最近弟くんお疲れでしょ? なんだか顔を見るたびにため息をつくから本当に心配で心配で・・・ この前おねぇちゃんがお風呂場で転んでた時だって すぐ助けに来てくれたけどすっごく疲れた顔してたし。 だからね、お姉ちゃんが弟くんを癒してあげようって思って。 ああんもう!無理とか言わないでよぉ! 弟を癒すのは姉としての義務だもの・・・ねえ? ほらほら、これ見て。 これで何をするかは・・・わかるでしょ? はーい、ひざまくらみみかきでーす。 みてみてこの耳かき。うさぎさんのお人形がついててかわいいでしょ? これで今から弟くんのお耳をかりかりしてあげる。 奥まで汚いのぜーんぶとって、きれいきれいにしてあげるからね。 ふぇえ!?却下って酷いよぉ、弟くーん。 お姉ちゃん・・・弟くんの為を思って・・・ ぐすっ、最近の男の子が喜ぶこと勉強したのに・・・ひっく、うぅ・・・。 え?わかったからせめて膝枕はなしにしてって? 安定しない状態だと何されるか・・・なぁに? あー・・・膝枕だと恥ずかしがって動いちゃいそうだからって? ふふ、弟くんは可愛いなぁ。 仕方ない、弟くんがそういうなら解った。 じゃあ・・・どうしようか? 椅子に座って・・・うん、これでいいのね。 それでは、弟くんの耳をカリカリしちゃいまー・・・あれ、入らない? あっ・・・こっちはぬいぐるみだった・・・。 もう・・・ただのお茶目だってば。ドジじゃないよぉ。 弟くんは勘違いしているみたいだけど、 お姉ちゃんは決してドジなんかじゃないんだからね? 気を取り直して耳かき入れちゃいます・・・あ、弟くん! 耳かきは怖いから駄目って・・・そんなぁ・・・。 綿棒使えって・・・むぅ、折角新しい耳かき買ったのになー・・・。 大分予定してたのと変わってきちゃったけど始めるね・・・。 はぁい、綿棒入りまーす。 浅くていいからって・・・何焦ってるの? 解ってるよぉ、最初は浅い所からやるものなんだよね。 いい子にしてなさい、うふふ・・・はい、くりくり・・・んっ、くりくり・・・。 ね?お姉ちゃん上手でしょう? くりくり・・・んんっ、ここを擦って・・・んぅ、ふぅ・・・。 ちゃんと耳掃除のプロの人のビデオも見て勉強したんだよ。 ん、んん・・・ふぅ・・・んっ・・・こしょこしょ・・・ お姉ちゃんらしいことしてあげたいんだもの。 ふふ、ほら見て弟くん。結構汚れてる。 ん・・・ん、ふは・・・こしょこしょ・・・ふぅ・・・ 思い出すなぁ・・・弟くんと一緒にお風呂に入って頭洗ってあげたりしてたこと。 ・・・え?シャンプーと間違えて入浴剤で頭洗われたって・・・ やだぁ、そんなちっちゃい頃のこと覚えてるんだから。 はーい、もうちょっと奥もこしょこしょするよ? 動いたら危ないからね? んぅ・・・くりくり・・・くりくり・・・ はぅ、んんっ・・・あぅ、急に鼻がムズムズって・・・はわわ・・・。 んーぅ・・・んんっ・・・はぁ、収まった・・・。 だいじょーぶ、だいじょーぶ。 もう平気だから・・・ん、んぅ・・・くりくり・・・ふぅ、はぁ・・・。 綿棒って仕上げ用くらいに思ってたけど・・・ ちゃんと汚れ取れるし楽しいね。 ふふっ・・・んん、くりくり・・・ん・・・ふぅ・・・ ほぉら、大物もちゃんと取れた。 さらに奥を・・・って、もういいの? まだ中にあるけど・・・こっちばっかされて反対側がかゆくなってきちゃった? うふふ、弟くんってばちっちゃい子みたいで可愛い。 じゃあウェットティッシュで拭いて仕上げしようね。 はぁい・・・ふきふき・・・んぅ・・・ここも・・・ 裏も・・・よいしょっと・・・・・・ふきふき・・・んぅ・・・。 こっち側できあがりー。 どうかな?ちゃんと癒された? ふふ、終わりじゃないよ。反対側も早くして欲しいんでしょ? こっちのお耳さん、かゆかゆになっちゃったんですかー? 今お姉ちゃんがお掃除してあげますからねー。 ・・・あ、そうだ。綿棒にローション染み込ませると気持ち良いんだって。 ローションも買っておいたんだった。 えーっと、これを先っぽに・・・ はわわっ・・・出し過ぎちゃったっ。 床がベタベタになっちゃったよぉ・・・。 え?これ、駅前のお店でローションありますかって聞いて買ったんだけど・・・ あれ?あれれ?このローションじゃないの? あ、あははー・・・お姉ちゃんってばお茶目さん。 でもこれもローションなんだし大丈夫・・・だ、だめぇ・・・? はぁい、わかりましたぁ。普通にやります。 ん、ふ・・・はぁ、こしょこしょ・・・んんっ・・・こしょこしょ・・・ あ・・・こっちは割と綺麗かも。 こしょこしょ・・・んっ・・・ふぅ・・・っしょっ・・・ 弟くん、しっかりしちゃって・・・全然手がかからなくなっちゃったから・・・ お姉ちゃんね、ちょっぴり寂しいの。 ん、ふぅ・・・こしょこしょ・・・んんっ・・・・・・ 昔みたいに色々お世話してあげたいのになーって。 んぅ・・・・・・ん・・・・・・こしょこしょ、ふはぁ・・・ おひざまくらだって、恥ずかしがらなくっていいのに・・・。 え?耳かきなしならOK? うーん・・・よく解らないけど・・・年頃の男の子って複雑なんだね。 さあ、奥もお掃除しちゃいまーす。 ん・・・っしょっと・・・くりくり・・・くりくり・・・ んぅ・・・ん、ふぅ・・・もうちょっと・・・。 奥擦ると汚れついてきたぁ・・・ふふ、面白い。 ふ、んんっ・・・くりくり・・・・・・ふぅ・・・。 大丈夫だよ、さっきくしゃみしそうになったのは 弟くんの髪の毛が不意打ちでくすぐったかっただけだから。 慎重にやってるもん・・・くりくり・・・ん・・・・・・。 あっ・・・はわわ、何でもない・・・よ? えっと・・・あの・・・背中逸らしてたせいかブラのホックが・・・。 おうちの中だもん、問題ないよー。 ほらほら、それより仕上げしなきゃ。 ウェットティッシュ取り出して・・・お耳の裏側・・・んんっ、ふきふき・・・ 耳たぶも・・・軟骨の所も・・・ふきふき・・・くりくりーっと。 ん、ん・・・・・・きゅっきゅ・・・きゅっきゅ・・・。 はい、こっちもスッキリできた? じゃあじゃあ、さっきの奥の大きいの取ってもいいかな・・・? でも綿棒じゃ奥までできないよね・・・ ふふ、ついに耳かきの出番・・・きゃあ!? ふぇえ・・・弟くーん・・・。 つまづいた拍子に耳かき落として踏んづけて折っちゃったよぉ・・・ぐすん。 ううん、心配いらないよ。 近くのお店だからもう一本買ってきちゃう!待ってて。 あれ?お財布が無い? ど、どうしよう・・・弟くーん!助けてー!