Track 3

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お姉さんは俺の物編

今日は旦那の出勤日。 私は朝から掃除にせいを出していた。 「ふんふんふ~ん♪」 ご機嫌に鼻歌を歌いながら掃除機をかけていく。 「よし、寝室は終わりっと。次はリビング、リビング……」 掃除機を抱え、階段を下りていく。 リビングのドアを開け、コンセントにプラグを差し込む。 掃除機が勢い良くゴミを吸い込んでいく。 「るる~るる~ん♪」 今日は天気も良くてまさに掃除日和。 風にそよぐ洗濯物も気持ちよさそうだ。 <掃除ありがとう> 「あ……」 リビングの入り口に立つ弟君。 「ううん。勝手に掃除しちゃってごめんね」 <いや、構わないよ。俺は自分ではなかなかしないし。助かる> 「良かった……」 ホッと小さくため息をつく。 脳裏に浮かぶ、彼の部屋にあった写真の存在を頭の中から追い出すように。 <ねぇ、今は兄貴もいないし。キスしようか> 「駄目よ。今は掃除中なの。見て分かるでしょう」 <キスぐらいいいだろ?> 「だーめ。邪魔しないで」 <軽くちゅってするだけだよ> 「だめっ!!」 強い口調に、彼が一瞬たじろぐ。 「あ、ごめんなさい。……その……私みたいなおばさん相手にしてないで、彼女を大切にしてあげなさい」 <彼女……?> 掃除の時に見てしまった写真。 大切そうにしまわれていた、1枚の写真。 そこに写っていたのは、弟君と同じぐらいの年齢の可愛い女の子。 <俺彼女なんていないけど……> 「いいのよ、嘘なんてつかないで」 <いや、嘘じゃねぇし> それじゃぁ、あの写真は何? そう問い詰めたい自分を必死に抑える。 ……私が言うべき言葉じゃない。 だって私は、彼の義理の姉。 そんな事を言ったらまるで嫉妬しているみたいだもの。 私が嫉妬するなんて……おかしい。 「とにかく、掃除の邪魔をしないで」 弟君の存在を無視するように掃除を再開する。 彼は部屋を出て行かず黙って私を見つめている。 <……お姉さん写真見たんでしょ> 「!」 <図星?> 「……可愛い彼女さんね」 冷静を装い、優しく答える。 その答えに彼は満足そうに笑った。 <やきもちやいてるんだろ?> 「っ!? ちがうわよっ」 思わず強気で言い返す私に、彼は更に嬉しそうに顔をほころばせた。 <ちがわないよ。お姉さんはやきもちやいてる> 「違うってばっ! 私がやきもちなんてやくはずないでしょう? 私は人妻よ!?」 <いや。やきもちやいてる> 「やいてない!」 <やいてる> 「やいてない!!」 <やいてる> 「どうしてそう言えるのよっ!」 <お姉さんが俺に惚れてるからだよ> 「っ!??」 心臓が痛いぐらいに脈打った。 言われたくない、気づきたくない、ずっと無視してきた答えを突きつけられたから。 <そうだろ? お姉さんは俺に惚れてる> 「違うわ、違う。私は貴方に惚れてなんかない」 <素直じゃないね、お姉さん> 「違うっ、違うっ! 私はっ……私が好きなのは……」 思い浮かべて浮かんでくるのは旦那のはずだった。 旦那でなければならなかった。 それなのに……浮かんできたのは…… 「私が好きなのは……旦那なの……旦那じゃないといけないのっ」 <どうして?> 「どうしてって当たり前でしょう!? 私は結婚しているのよ!? 旦那を愛するのが当然でしょう!?」 <気持ちってどうにもならないよ。言葉でどう隠しても、心の中の答えは変わらない> 「……っ! やめてよっ!! そうやって私の心を乱さないで!」 <全部俺が悪い> 「…………」 <全部俺のせいにしていいから。全部俺が罪をかぶるから。……だから、俺を愛して> 「…………」 ここで素直に頷けたらどんなに楽だろうか。 だけど、私には出来ない。 旦那を愛してる。あの人を愛しく思ってる。あの人を悲しませたくない。 「……ごめんなさい……」 <そっか……> 「ごめんなさい……ごめんなさい……」 ただひたすらに謝った。 旦那に向かって、弟君に向かって、自分に向かって。 <でも、もう遅いよ> 「っ!?」 後ろから抱きしめられ、パンティを下ろされる。 アソコが濡れているせいか空気を冷たく感じる。 <お姉さんは俺からもう離れられない> 「っぅううう!!!!」 ズンッとパンパンにはったおちんちんを突き入れられ 声にならない声がもれる。 <もう俺以外じゃ満足出来ないよ> 「あぁあんっ! はんっ、はぁあんっ! んっ、んんっ! そんなっ、いきなりっ……激しくしないでっ……」 <ほらほら、どんどん汁が溢れてくる> 「あぁあんっ!! あんっ、あんっ、あんっ、あぁああんっ! ふぅんっ、はぅぅんっ」 <俺のモノでなきゃもうお姉さんはイケない。感じられないんだよっ> 「あんっ、はぅうんっ! はんっ、はぁああんっ! あんっ、あんっ! そんなことっ……あんっ!」 <こんなにしめつけて。俺を離そうとしない> 「ちっ、ちがっ……あぁんっ! はんっ、はんっ! っあ、あぁあんっ、あっ、あっ!」 <食いちぎりそうなぐらいしめつけてる> 「いやぁあっ! 言わないでっ、そんな事言わないでっ!!」 <兄貴の事が好きなんだろ!? だったらなんでっ、なんでこんなに感じてるんだよっ!> 「やめてっ、やめてぇええっ!! あぅうっ! ぅううっ! ぁあっ! あっ、ぁああっ!!」 <抵抗もせずに、俺に突かれてよがってる!> 「っああっ! ちがうぅっ! あっ、ぁああっ、いやぁあんっ! あぁあんっ」 <ちがくないだろ!? 自ら淫らに腰を振ってる!!> 「あっ、あぁああんっ!!! あっ、あぁあんっ!」 これから快楽が上昇してくるっという所で彼はおちんちんを引き抜いた。 「っあぁあん……」 押し込められていたモノが無くなった虚無感。 彼のモノを欲して、私は愛液を滴らせ腰をくねる。 <欲しいのか?> 「っぅ……」 私は無言で彼を見つめた。 <欲しいのか?> 微かに頷く。 <言葉で言え。誰のモノが欲しいんだ?> 「……いじめ……ないで……」 彼が私に言わせたい言葉は分かってる。 だけど、それを口に出すのは…… <言え> 「っ……貴方の……おちんちんが欲しいの……」 <……もっとだ。もっと言え> 「っぅ……貴方のギンギンに反り返ったおちんちんが欲しいの。  私のぐちゃぐちゃのオマンコに欲しいの」 <兄貴のよりも? 兄貴のよりも俺の方がいい?> 「っ……」 <答えて、お姉さん> 「……あの人のよりも貴方のがいいのっ! 欲しくてっ、欲しくてっ、我慢出来ないのぉっ!」 <俺を愛してる?> 「……愛してる……」 <兄貴よりも?> 「あの人よりも……貴方を愛してる……」 <ありがとう、お姉さん> 「っあああああああああっ!!!」 待ち焦がれていたモノが入れられ、アソコがきゅっと伸縮する。 「あっ、あんっ! ふぅぅんっ! あっ、あっ、あぁああんっ! んっ、んっ! んんんっ!!」 彼に突き上げられる喜びに体が震える。 「はぁんっ! はんっ、はんっ! ぅぅうん! んっ、んんっ! あっ、あぁああんっ!  あんっ、あんっ、あんっ、あんっ! あぁああんっ!」 <気持ちいい?> 「あっ、あんっ!! 気持ちいいっ! 気持ちいいよっ!!」 <……嬉しいよ、お姉さん> 「あっ、あぁああんっ! もっと、もっとぉお!!!」 <いっぱいあげるよ> 「あぁああんっ! あんっ、あんっ! あぁあんっ!」 私は淫らに声を上げ続けた。 何度かれに抱かれても快楽が薄れる事はない。 寧ろ抱かれる度に増していく。 「あぁああんっ! いいっ、きもちいぃいっ!! あの人とするより何倍も気持ちいいよぉおっ!!」 そう叫んだ時だった。 自分の目に写った光景に、心臓が止まるかと思った。 <よぉ、兄貴。見学してく??> 「っあ……あぁあっ……」 リビングの入り口で言葉には言い表せない顔をして立ち尽くしている。 悲しみに満ち溢れて、怒りに満ち溢れている顔。 「ど、どうして……」 <ふふ、兄貴。残念だったね。お姉さん俺の方がいいみたい> 「っ!!」 やられたと気づいた時には遅かった。 <お姉さんのこんないい声聞いた事ないでしょ?> 「っぁああんっ!!」 空気も読まず、弟君は腰を振り始めた。 「っああんっ! あっ、あっ、くぅうっ! あぁあんっ」 声なんか出したくないのに。 出したくなんかないのにっ! 「あぁああんっ! あぅうっぅ!! ぅう! あんっ、あんっ、あんっ!」 <ほら、いい声だろ? アソコもぐっちょぐちょ。お姉さんってすっげぇ淫乱なんだぜ?> 「やめてっ、やめてぇえっ!! あぁああんっ!! んっ! んっ! あっ、あっ、あんっ!!」 <今までで最高のしめつけだぜ、お姉さん> 「いやっ、いやっ、いやぁあっ!!」 旦那に視線を投げると、彼は小さく口を動かした。 < 最 低 だ 。 > そんな事分かってる。 分かってる。 分かってるけど……けどっ…… 「あっ、あっ、あぁああんっ! はんっ、はんっ、はぁあんっ! っあああんっ!」 <もうお姉さんは俺の物だよ……> 「あぁっ、あっ、あぁああんっ! はぁあんっ! あっあっあっあっあっ!  っぅう!! んっ、んんっ、んんっ!!!  あっあっ、あぁああっ!!」 <一緒にイこう> 「あぁああんっ! あっ、あっ、いやっ、いやぁあっ!! っぅうっ! あっ、あぁああっ!!  あっあぁああっ! あっあああっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あぁあああああああああああああ!!!!」 あの後、私は旦那と離婚してあの家を出た。 そして…… 「んちゅっ……ちゅっぅっ……れろっれろっれろっ」 <夕飯まだ?> 「んっ、もう少し待ってて」 私は、弟君と一緒に暮らしている。 ……あの人への罪悪感は消えないけれど…… それでも、今……幸せだと思う。

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