03
ふんふふんふふ~ん……んふ。
今日も元気だケーキが美味しい♪
んむんむ、ごくん。
うーん、このクリームがたまんないわ~……はむはむ、んむん。
ん?
なぁにお母さん。
うん。
ダイエット?
……あぁ、大丈夫。
甘い物は一日一つって決めたから……ホ、ホールケーキでも一つは一つ、だなんて無茶言わないから安心してよ!
え?
あぁうん、それも大丈夫。
もう、あの子にばっかり買ってもらったりしないから。
私だってバイトはしてるんだから、自分のケーキは自分で買うわよ。
そ、それはそれとして、ほら、ねぇ?
プレゼントは……。
あの子が買ってくれるって言うのを、無下に断るワケにはいかないじゃない?
あはは……い、いいじゃない。
姉弟喧嘩が絶えない家族より、仲良しの方がいいでしょ?
そうでしょう。
うちはずっと仲良しだし、これからもきっと喧嘩なんてしないから……
恋人同士になっちゃったしね。
喧嘩どころかラブラブ……
コホン。
だ、だから安心しててね!
あぁ、お帰り。
今日もバイトお疲れ様~……はいはい、お疲れ様のハグね。
いらっしゃい?
ん~~っ……むぎゅー。
ぎゅ~。
むにゅにゅにゅにゅ~!
あとは、お帰りなさいのチュウ。
ほら、かがんでよ。
あなたの方が背が高いんだから、そのままじゃキスできないでしょ?
んん?
何よ、して欲しくないの?
……じゃなくて?
上目遣いが可愛いって……んもうっ。
弟のくせに上から目線なの禁止!
ほら、屈まないとチュウしてあげないわよ?
ん~ん?
んっちゅ……んふ♪
ちゅっちゅっ、んっちゅ、んん~っちゅ、んむんむ……ちゅむちゅむ。
ん~っちゅぷ、んふん。
ちゅっちゅっ、ん~っちゅ、んっはぁ!
はっふ~、あ、あはは。
凄いキスぅ、んん。
姉弟なのにこんなキスしていいのかな?
うーん、恋人同士だけどね~。
でもほら、家にいる時はお母さんたちの目もあるから、少しくらい仲が悪いように……と言うか、あんまりベタベタしてる所は見せないようにしないと。
うん、見せてないけどね、んふ。
恋人になったって言うのはわたしたちだけの秘密なんだから、姉弟であんまり仲良し過ぎるのもおかしいでしょ?
だからって、喧嘩する必要はないけど……あっ、あん♪
んっちゅぅ。
ちゅむちゅむ、んっちゅ、んふん。
ちゅぷちゅぷ、んじゅるぅ……ちゅぶちゅぶ、んんぅ、んっふ、ちゅむん。
んむんむ、ちゅっちゅ、ちゅ~っちゅ、んふぁあ!
はぁはぁ、はぁはぁ。
あぁもう、チュウ激し過ぎ……お仕事で疲れてるんでしょ?
お風呂入って来ちゃった方がいいんじゃ……え?
別に汗臭いわけじゃないけど……でも、あの、えっと……あ、アレがっ。
アレが当たってるんだってば~!
んもう、恥ずかしい子ね。
ちょっと離れて……あぁん!
押し付けないでよ~!
こ、恋人同士だけど、そういうのは恥ずかしいでしょ?
だからっ。
えっ……恥ずかしくないの?
で、でもこういうのは、もっと大人になってからじゃないと……そりゃもう十分大人になってるけど~!
うぅ、帰るなりそんなエッチなこと言われても。
こ、恋人同士だからって、エッチなことは……それに姉弟なんだしっ。
うぅ、そ、それくらいわかってるわよ。
恋人同士なら、エッチなことだって……ごくん!
で、でもまだ、私……。
うん。
セックスは……駄目ね?
姉弟だからって言う前に、心の準備が必要なんだし。
そもそも、先にお風呂にっ……え?
何を手伝うの?
オナニーって……おっ、オナ!?
えぇえ!?
そ、そうね。
静かに、静かに……コホン。
お、お姉ちゃんが、あなたのオナニーを手伝うの?
うん、セックスはまだ駄目だけど……それならって!
うぅ、それならとか、そういう問題?
ケーキをいっぱい買ってくれたらいいって言うものじゃないでしょ?
それに一日一個って決意したばっかり……うぅ。
と、とにかくまずはお風呂に入ってきて?
それから、ね……。
うん、それまでに落ち着いておくから。
大丈夫、逃げたりしないわよ。
あなたがお姉ちゃんに欲情してるのは、もうとっくにわかってたことなんだから……だから、してあげるわ♪