Track 1

Next Track Back

プロローグ

初めまして、スパイ君。 私は、キミの拷問を担当するアインだ。 よろしく。 ふふ、緊張しているのかね? まぁ、当然だな。 そのイスの座り心地はどうかね? まぁ、縛り付けているから、座り心地以前の問題かな。 せっかくの来客に、手荒なマネをして申し訳ない。 許してくれたまえ。 それにしても、キミも人が悪い。 某国の大使館の人間だと言っておきながら、実はスパイだったなんて。 気が付かれないと思ってたのかね? ち、ち、ち。(舌を鳴らす) 今から、キミが知っていることを全て話してもらおうか。 知っていると思うが、自己紹介させてもらおう。 私はアイン。 キミのような男を専門に拷問する、拷問担当官だ。 (囁き声) どうだ? 今のうちの喋ってしまった方が楽だぞ? ・・・ふん。 口の堅いヤツだな。 まぁ、いい。 いずれ、キミの方から話したくなる。 では、始めようか・・・。

Next Track Back